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看護師が病院以外で働く方法7選

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看護師が病院以外え働く方法

ナース裕美です。

看護師として働いていると、

「病院以外で働いてみたいな」

「一般企業でも働けるのかな」

なんて興味がわくこともありますよね。

看護師の知識やスキルを活かして病院以外で働く方法はこちらです。

1)クリニカルスペシャリスト

2)専門学校の講師

3)治験コーディネーター

4)産業看護師

5)訪問看護

6)美容クリニック

7)献血ルーム、献血車の看護師

病院以外の職場は仕事内容も臨床とは全く違いますし、給与や働き方もバラツキがあります。

病院以外に転職する際は、よくリサーチして職場を選ばないと、

「仕事内容にやりがいが感じられない」

「こんな職場とは思わなかった」

など、後悔してしまうことにもなります。

なので、今日は看護師が活躍できる病院以外の仕事を7種類ピックアップして、仕事内容や働くうえでのメリットデメリット、給与事情をお話しします。

転職する際の参考になれば嬉しいです。

※株式会社マイナビとのコラボです。

この記事の執筆者

ナース裕美(緒方裕美)

ナース裕美(緒方裕美)写真

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務後独立。現在はキャリアアドバイザーとして活動中。

保有資格は「看護師免許」、「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)

『ナース裕美の看護師転職サイト早わかり解説』(Kindle)著者。

看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美:Twitter

ナース裕美: YouTube

執筆者プロフィールページ

当メディアは厚生労働省が規定している職業紹介責任者が監修しています。

労働者派遣事業・職業紹介事業等 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

看護師が病院以外で働く方法1)クリニカルスペシャリスト

クリニカルスペシャリストは医療機器メーカーなどの社員として、医療機器の説明を行い販売につなげる仕事です。

クリニカルスペシャリストの仕事内容

自社の医療機器の説明

得意先の医療機関やセミナー、医療機器説明会、学会などで自社の医療機器の説明を行います。

看護師として機器を使用する立場だった経験から、よりユーザー目線の説明をすることができ、医療従事者としての権威性も発揮されるので、看護師としての経験が役立ちます。

医療機器の販売サポート

自社の営業担当と一緒に、得意先や新規顧客を回って、自社の医療機器の説明を行い、販売に繋げる業務も行います。

顧客は病院の担当者なので、元看護師であることが強みとなって、かゆいところに手が届く説明も、重宝されます。

クリニカルスペシャリストは販売につなげることが仕事ですが、営業職ではないので営業ノルマはないです。

営業担当へのレクチャー

自社の営業担当に医療知識などのレクチャーを行います。

これも看護師としての経験が活きる業務です。

クリニカルスペシャリストのメリット

メリット1)年収が高い

販売実績が高い機器メーカーであれば、基本給も高いことが多く、ボーナスも高い傾向があります。

メリット2)福利厚生が充実

大手医療機器メーカーに転職した場合、大企業だけあって福利厚生が充実しています。昇給や退職金なども手厚い企業が多いです。

メリット3)夜勤がない

夜勤がないので、生活リズムが安定します。

クリニカルスペシャリストのデメリット

デメリット1)全国出張がある

大手医療機器メーカーの場合、全国の病院へ医療機器を納入していることも多く、説明会や顧客打ち合わせなど、出張して行うことがあります。

遠方の場合、宿泊を伴うこともあるので、家庭の事情などで出張が難しい人は転職前によく確認が必要です。

デメリット2)業務は多忙

夜勤がないとはいえ、販売実績が高い医療機器メーカーは、日々の業務が忙しい職場が多いです。

残業なども多い可能性があります。

クリニカルスペシャリストの年収事情

クリニカルスペシャリストの給与は年齢にもよりますが、年収500万~700万程度の企業が多く、高年収を稼ぐことができます。

クリニカルスペシャリストは、基本的に医療機器の説明や、顧客との打ち合わせがメインの仕事となるので、コミュニケーション能力が高い人や仕事は忙しくてもいいから年収を上げたい人に向いている仕事です。

クリニカルスペシャリストの求人を探すには

クリニカルスペシャリストの求人数はそこまで多くないので、各転職サイトで条件に合う職場をリサーチする必要があります。

クリニカルスペシャリストの求人が探せる転職サイトを記載しておきますので参考にしてください。

クリニカルスペシャリストの求人が探せる転職サイト

マイナビ看護師 

リクルートエージェント

DODA(デューダ)

看護師が病院以外で働く方法2)専門学校の講師

専門学校の講師
看護師の資格や知識を活かして、専門学校の講師として働くことができます。

専門学校の講師の仕事内容

看護教育業務

専門学校での講義を担当します。

どの科目を担当するのかは、施設によって異なります。

講義の準備、実際の講義、学生からの質疑応答に対応していきます。

自分が今まで勤めていた診療科の講義を担当することが多いです。

産婦人科であれば助産師資格を持つ先生。

小児科であれば、小児科経験の長い先生。

みたいな感じです。

実習指導

病院実習に同行し、学生の指導に当たります。

学生が立てる看護計画の確認、実際に提供する技術の確認、レポートのチェックを行います。

また、病院側との調整、連携を図っていくことも大切な仕事です。

実習では、病院にも学生担当の看護師がいます。

学生担当が計画書やレポートも確認してくれますが、その前に、こちらで一度確認してから出すことがほとんどです。

学生一人一人のレポートを確認、適宜指導をしていく必要があります。

行事対応

専門学校内で実施する行事に対応していきます。

入学式や学校祭り、施設によっては運動会やレクリエーションなどがある場合も。

また、入学試験の準備や試験官などを行うこともあります。

学生の指導

施設に所属する学生の指導全般を担い、担任や副担任を任せられることもあります。

学生指導、進路指導、就職指導など、様々な指導を行っていきます。

専門学校の講師のメリット

メリット1)カレンダー通りの休みが取れる

勤務先が学校なので、基本的にはカレンダー通りの休日です。

土日祝日休みが基本になるので、プライベートの予定が立てやすいのも特徴です。

ただし、休日に行事があったりすると出勤する必要があります。

メリット2)日勤のみ

勤務は日勤のみです。

病院看護師のように夜勤がないので、体内リズムが狂うこともありません。

メリット3)達成感を得られる

看護師を目指す学生はイキイキ、キラキラしています。

現場を知らないから、というのもありますが、看護師という職業に希望を持っている人ばかりです。

看護師の卵、とも言えないような入学の時から、多くの実習を経験して、社会人として飛び立っていくところまで見守ることができるので、大きな達成感につながります。

メリット4)自分の看護観を伝えていける

看護学生はまだまだまっさらな状態です。

学生の3年間で、様々なことを経験し、様々なことを考えて、看護師として成長してきます。

そこで、講師として、今までの看護師経験で培ってきたノウハウや看護観を伝えていくことができます。

専門学校の講師のデメリット

デメリット1)残業はある

専門学校講師は日勤のみの仕事ですが残業はあります。

普通にスケジュールどおりに講義を行うだけであれば定時で帰ることも難しくないですが、実習同行になるとそうはいきません。

学生のレポート確認や指導でかなりの時間がかかるので、残業が発生します。

デメリット2)平日に休みづらい

専門学校講師の休日は、基本的にはカレンダー通りです。

だからこそ平日に休みづらい、ということもあります。

講義が入っていな場合は平日に休むことも出来ますが、実習時期だとそれも難しくなります。

実習担当をしていると、代わりがきかないので、どうしても休みづらくなってしまいます。

デメリット3)病院との板挟み

講師は、病院実習に同行することが多いです。

学校側としての指導方法、病院側の指導方法。

どちらも尊重しながらスムーズに実習が進むように調整していく必要があります。

学校側としては、学生の意思を尊重しケアを取り入れていきたい。

病院側は患者さんの安全のためそのケアは提供させられない。

そんなジレンマもあります。

そこを病院側と学生の間に入り、調整していく能力が必要となってきます。

専門学校の講師の給与事情

専門学校の講師の給与は年収300万円から500万円と職場によって幅があります。

ある程度臨床で経験を積んでいて、病院以外で働きたい看護師におすすめの職場です。

専門学校の講師の求人を探すには

専門学校の講師の求人はレア求人なので、転職サイトでしっかりリサーチして職場を探す必要があります。

専門学校の講師(看護師)の求人が見つかる転職サイトを記載しておきますので、参考にしてください。

専門学校の講師の求人が探せる転職サイト

マイナビ看護師 

リクルートエージェント

看護師が病院以外で働く方法3)治験コーディネーター

看護師の資格や知識を活かして、医療機器メーカー、製薬会社、治験施設支援機関で治験コーディネーター(CRC)として働く選択肢があります。

※治験施設支援機関…病院などの治験実施施設の治験に関する業務を支援する外部機関

治験コーディネーター(CRC)は、治験を行う医療機関に所属して、治験がスムーズに進むようサポートする仕事となります。

また、治験コーディネーターになるために特別な資格は必要ありませんが、看護師資格を持っていると採用時に有利なので、看護師からの転職はおすすめです。

求人数は少なめですが、大手企業などを選べば収入や待遇も良い傾向があります。

治験コーディネーターの仕事内容

関係者との打ち合わせ

医師や看護師、薬剤師、治験企業の社員など、治験を行う関係者との打ち合わせの準備や進行のサポートを行います。

被験者への説明

医師と共に治験に参加する被験者へ試験や服薬方法の説明などを行います。

治験の説明文書やその他書類の作成にも関わります。

治験の管理

治験をスムーズに行うためにスケジュール管理や被験者の体調、服薬状況の管理、有害事象などのチェック、治験データの管理、報告書の作成などを行っていきます。

治験に関わるスタッフの調整

薬剤部門や担当医など治験に関わるスタッフとの連絡、調整を行い治験がスムーズに進行していくように調整していきます。

治験コーディネーターのメリットデメリット

メリット1)プライベートと両立しやすい

治験の仕事は基本的に夜勤がなく、土日祝日休みです。

時期によって休日出勤もありますが、プライベートと両立しやすい職場が多いです。

メリット2)肉体的負担が少ない

残業がなければ病棟より肉体的に負担が少ないです。

病棟の急患対応などのバタバタ感もなく、穏やかな職場が多いです。

メリット3)年収や福利厚生が充実している職場が多い

治験は大手企業や業績の良い企業の求人が多いので、年収は高い傾向があり、福利厚生も充実している職場が多いです。

デメリット1)パソコンスキルが必須

各種資料を作成したりデスクワークがあるので、ある程度パソコンスキルがないと仕事をこなすのが厳しいです。

デメリット2)コミュニケーションスキルが必要

治験の仕事は様々な担当と調整を行って進める仕事となるので、コミュニケーションが苦手な人には向かないです。

治験コーディネーターの年収事情

治験コーディネーターの給与は年収400~500万円程度、探せば600万円ほどの職場もあります。

研修制度もしっかりしている企業が多く、数週間トレーナーがついて仕事を覚えることができるので、企業で働きたい看護師におすすめの職場です。

治験コーディネーターの求人を探すには

治験コーディネーターは非公開求人として扱われている場合が多く、求人数も少ないので、企業の求人を扱っている転職サイトに登録して、情報を集めます。

採用倍率がかなり高いので、何社も応募してチャレンジする必要があります。

治験コーディネーターを扱っていて、なおかつ利用者満足度が高い転職サイトを記載しておきますので、参考にしてくださいね。

治験コーディネーターの求人が探せる転職サイト

マイナビ看護師 

MC─ナースネット

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看護師が病院以外で働く方法4)産業看護師

看護師において病院以外の仕事は、様々な選択肢があります。

看護師の資格を活かして病院以外の一般企業で産業看護師として働くこともできます。

産業看護師は収入も高く、事務の仕事がメインとなりますので、夜勤もなく病棟のバタバタ感もないため、人気の職種になります。

しかし、求人数も少ないため、採用倍率は高い傾向があります。

そんな産業看護師の看護師の仕事の概要とメリットデメリット、求人の探し方をご説明します。

産業看護師の仕事内容

社員の健康管理

医務室や健康管理部署で産業医の指示のもと、社員の健康管理や事務を行います。

健康診断、ストレスチェックの実施管理とフィードバック

実際に実施するのは委託業者になります。

それについての準備(事務)や社員へのフィードバックを行います。

保健指導や健康相談

社員に対して保健指導をしたり、健康相談を受け付けます。

労働環境整備(健康面)

社内の健康面の労働環境を整備します。

長時間労働を抑制したり、ワーク・ライフ・バランスを実現する取り組みなど、社員が健康的に業務を行えるように、様々な取り組みを実施します。

急病やケガの処置

急病やケガをした社員の応急処置をして、医療機関へつなぐこともあります。

産業看護師のメリット

給与が高い

採用される企業にもよりますが、比較的給与は高い傾向があります。

残業が少ない

突発的な対応もなく、ペース配分ができる事務仕事がメインなので、残業は少ない傾向があります。

産業看護師のデメリット

求人数が少ない

産業看護師は必要とされる数が少なく、人気の職種で退職者も少ないため、求人数は少ないでしょう。

採用されるには、タイミングとしっかりとした履歴書作成、面接対策が必要です。

採用のハードルは高いと言えます。

病院に再就職しづらい

長く産業看護師をしていると、医療の技術は衰えます。

病院への再就職がしづらくなります。

産業看護師の求人を探すには

産業看護師の求人は少なく、目指す人が多いため人気の職種になります。

また、大手の看護師転職サイトでもなかなか求人は見つかりません。

非公開求人として扱われている場合が多いので、企業の求人を扱っている転職サイトに登録して、情報を集める必要があります。

採用倍率がかなり高いので、何社も応募してチャレンジしてみると良いです。

企業の求人を多く扱っていて、なおかつ利用者満足度が高い転職サイトを記載しておきますので、参考にしてくださいね。

企業の求人が探せる転職サイト

マイナビ看護師 

MC─ナースネット

看護師が病院以外で働く方法5)訪問看護

訪問看護の給与は高めで、夜勤なしで年収500万前後の求人もあります。

また、週の勤務日数や時間帯を選ぶことができる場合が多く、プライベートとの両立も可能で、都心以外(地方)の求人があるのも特徴です。

訪問看護は1人で利用者の自宅を訪問して看護をするため、ある程度看護師経験があって1人で判断できる力が必要です。

それでは、訪問看護の仕事内容やメリットデメリット、求人の探し方をご説明します。

訪問看護の仕事内容

訪問看護は療養生活をしている方(子供から高齢者まで)のサポートの仕事です。

訪問看護ステーションや病院から利用者の自宅や施設を訪問して、主治医の指示書に基づき、医療処置などを行います。

訪問先での仕事は基本1人で対応しなければならないので、経験値や幅広い対応力が求められ、責任ある仕事となります。

また、利用者や家族とのコミュニケーション能力も必要です。

医療処置などのケアサービス時間は看護内容にもよりますが、おおよそ30分~1時間程度です。 1日に1人で4~5件訪問するので、車の運転も必要になります。

医療処置の内容

・血圧、脈拍測定など健康状態のチェックと主治医への報告
・カテーテルの交換
・点滴
・糖尿病患者の血糖値の測定、食事療法、インシュリンの注射
・終末期の利用者の緩和措置
・食事、排泄のサポート
・服薬、栄養指導
・利用者の部屋の環境整備
・リハビリ ・メンタルケア(利用者の家族も含む)

訪問看護1日の仕事の流れ

朝、訪問看護ステーションもしくは病院に出勤し、ミーティングや準備を済ませます。

その後、訪問先を複数回ってケアサービスをします。

夕方、訪問看護ステーション(もしくは病院)に戻り、報告書作成など事務仕事を済ませて終了です。

夜勤はありませんので、生活リズムは整いやすいですが、オンコール対応(24時間対応)がある場合もあります。

オンコールの詳細は以下の通りです。

訪問看護のオンコール対応の内容

・夜間や休日も24時間対応で利用者の急変に備える。

・一般的に専用の携帯電話を自宅に持ち帰り、呼び出しがあったときに対応する。

・スタッフの当番制で担当。月に5~8回前後担当することが多く、そのなかで実際に呼び出されるのはステーションによるが0~2回ほどが多い。

・一般的に1回1000円~3000円の待機手当てがつく。 実際に呼び出しがあった場合は別途手当て(金額はステーションによる)がつく。

・訪問せずに電話だけで済む場合もあり。

訪問看護のメリット

夜勤がない

夜勤がないため、体調や生活リズムが安定します。

家族、友人、パートナーとも予定が合いやすく、子育て、介護中でも両立しやすいと言えます。

土日祝日は休みがとれる

オンコールがなければ土日祝日は休みの職場が多いです。

※職場によるので、求人を探すときに必ず確認してくださいね。

人間関係が病院より楽

1人で仕事をする時間が長いので、スタッフ同士の人間関係に悩まされにくいと言えます。

残業が少ない

訪問看護は残業の少ない職場が多いです。

訪問看護のデメリット

夜勤ありの病院に比べると収入が少なくなる

深夜割増賃金、夜勤手当がつかないので、夜勤ありの職場と比べると収入は少なくなります。

オンコール対応がある

職場によっては、オンコール当番があります。

最先端の医療技術は経験できない

上記のような医療処置のみなので、最先端の医療現場で働きたいという人には向かない。

社会保険や退職金がない場合がある

小規模な職場では社会保険や退職金制度がない場合もあります。

社会保険がない場合、国民健康保険に加入しますが、社会保険と比べると保障が少ない面があります。

利用者や家族の対応が大変

利用者や家族と密接に関わるので、こだわりが強かったり要求が多いなど、対応が大変な場合があります。

看護師が少ない職場は残業が多い

看護師が少ない訪問看護ステーションの場合、残業が多いことがあります。

訪問看護の求人を探すには

訪問看護の求人をあつかっている転職サイトに登録して、情報を集めます。

看護師専門の転職サイトは一般には公開されていない、条件の良い非公開求人もありますので、必ずチェックしておきたいところです。

また、転職サイトも様々なものがありますので、選ぶ際は求人数が多いこと、利用者満足度が高いことを確認して失敗のないようにしてくださいね。

おすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてください。

看護師が病院以外で働く方法6)美容クリニック

美容クリニックは大きく美容整形外科と美容皮膚科に分かれます。

それぞれの仕事内容やメリットデメリット、求人の探し方をご説明します。

美容整形外科の仕事内容

手術の介助

美容整形外科では、主に外科手術を行いますので、看護師の主な役割は手術の介助です。

手術内容は二重、鼻を高くする隆鼻術、フェイスリフト、脂肪吸引、乳房形成、あざを消す手術などとなります。

手術前後のアセスメント

手術の準備や術前術後のアセスメントやケアも行います。

美容皮膚科の仕事内容

施術を行う

主に美白やアンチエイジング、脱毛の施術を行います。

メスは使わずレーザーや注射を使用します。

また、しみ・シワ・ニキビ等を取り除く施術、肌の潤いアップや疲労回復に効果的な高濃度ビタミンC・プラセンタ等の点滴・注射も行います。

ダイエットサポートや美容のアドバイスを行う

施術だけではなく、お客さんの美容をトータルでサポートするので、ダイエットサポートや美容アドバイスを行います。

美容皮膚科では、処置が複数回になるため、特定のお客さんと長い間接することが多くなります。

美容クリニックのメリット

夜勤、残業がない

予約制を取っているクリニックがほとんどなので、残業はほぼないクリニックが多いです。

給与が高い

年収は500万~600万前後と高めのクリニックが多いです。

売り上げなど評価が上がるとインセンティブが入る

施術メニュー契約や化粧品などの売り上げ目標があり、達成すると上乗せして手当てがもらえたり、お客さんからの指名数や口コミで評価が上がると、給与が上がるクリニックが多いです。

売り上げをがっつり上げて年収1000万円近く稼ぐ看護師もいますので、頑張っておもいっきり稼ぎたい人には、美容クリニックは天職です。

美容の知識がつく

美容の知識がどんどん増えて、自分にも活かせるのはうれしい点です。

そして、自分の美しさに磨きがかかれば接客にも活かせます。

割引で最新の施術を受けられる

最新の施術を自分自身で割引価格で試すことかできます。

病気の患者さんと接する必要がない

お客さんは健康な方ばかりなので、病気の患者さんと接することはありません。

キレイでおしゃれな職場で働ける

ほとんどの美容クリニックは駅からアクセスがよい都心にあります。 そしてどこのクリニックもおしゃれです。

美容クリニックのデメリット

土日祝日出勤がある

ほとんどのクリニックが土日営業をしているため、土日祝日出勤があります。

仕事中は忙しい

仕事中はお客さんへのサービスを第一に動くため、忙しい傾向があります。

接客が苦手な人には厳しい

技術とともに接客能力が求められます。

お客さんに気に入られなければ評価が下がってしまいますので、接客にはかなり気を使います。

クレームを受けないように細心の注意を払う必要がある

お客さんが施術の結果や接客が気に入らないとクレームをつけることがあります。

何度もクレームをもらったりすると、給与に影響がでてくることもあります。

病棟に再就職しづらくなる

美容クリニックで長く働くと、病棟の仕事に対応する技術は確実に落ちます。

病棟に再就職はしづらくなるでしょう。

自分の肌の状態など、自分自身の美容について気をつかう必要がある

自分の肌の調子などが悪いと、お客さんへの説明やアドバイスに説得力がなくなるため、自分自身の美容について相当気をつかいます。

ノルマがあると苦しい

施術や美容グッズのノルマがあるクリニックは、お客さんへおすすめするのが苦手な人は苦しいと言えます。

採用内定倍率が高い

美容クリニックは人気のある仕事なため、採用内定倍率が高いことが言えます。

美容クリニックの求人を探すには

美容クリニックの求人をあつかっている転職サイトに登録して、情報を集めます。

採用倍率が高いので、複数応募してチャレンジする必要が出てくると思います。

美容クリニックの取り扱いが多い看護師転職サイトをまとめた記事も参考にしてください。

美容クリニック・美容皮膚科の求人に強い看護師転職サイト

看護師が病院以外で働く方法7)献血ルーム、献血車の看護師

日本においての献血事業は全て日本赤十字社が行っており、献血ルーム、献血車の看護師は日本赤十字社の所属となります。

また、勤務先は献血ルームだけではなく献血車に乗りイベント会場に行って業務を行うことになります。

仕事自体はルーティーンワークとなりますが、日本の医療を支えている献血事業に携わることができ、仕事のやりがいを感じることができます。

そんな献血ルーム、献血車の看護師の仕事内容やメリットデメリット、求人の探し方をご説明します。

仕事内容

採血

献血が可能かどうか感染症の有無を調べたり、血液型を確認するための採血を行います。

献血をするための良い血管を避けて採血を行う必要があります。

献血

穿刺から抜針、止血の確認まで行います。

穿刺の針が太いため止血しづらいことがありますので確認が重要になります。

記録、物品管理

繰り返し献血する方が多いため記録は重要となります。 また物品の補充や機械の点検は重要な業務になります。

緊急時対応

貧血や気分が悪くなったりする方の対応も看護師の重要な業務です。

できるだけ症状が出る前に防ぎたいため、献血者の様子を観察することも大切です。

メリット

夜勤がない。残業が少ない。

日勤のみなので夜勤が難しい人にはおすすめです。

家族やパートナーと予定を合わせやすく生活リズムを崩すことなく働けます。

基本的にルーティンワークのため残業が少ない傾向にあります。

精神的ストレスが少ない

基本的に健康な人を対象としているため急変などのイレギュラーなことが起きることが少ないため精神的に楽です。

デメリット

給与が低め

日勤業務がメインのため夜勤手当はありません。 また残業もほとんどないため給与は低めと言えます。

就業先を選べない

献血ルームでの採用ではなく日本赤十字社での雇用となり、就業先を選べません。

また、献血ルームと献血バスの仕事を選ぶこともできません。

同じ場所で勤務をするわけではなく交代で献血バスを担当することがあります。

キャリアをつむことは難しい

健康な方を対象としたルーティンワークであるためキャリアップは望めません。

イベント準備は大変

献血車でイベント会場へ向かい、イベントの準備としてテントや椅子などの設営があり、看護師も手伝います。

献血ルーム、献血車の看護師求人を探すには

献血ルーム、献血車は必要とする看護師の数が少ないので、求人数は比較的少なめの傾向があります。

また、体力的に厳しくないため人気の職場となります。

求人は日本赤十字社のホームページで探すことができます。

日本赤十字社ホームページ

採用情報|日本赤十字社

看護師が企業に転職するには

看護師はその経験やスキルを活かして、企業でも活躍することができます。

企業看護師になるには、転職活動の進め方を少し工夫する必要があります。

企業看護師になる方法を記事にまとめましたので参考にしてください。

看護師が転職を成功させるには

看護師で転職に成功したと答える人は少なく、全体の3割ほどと言われています。

転職して、

「給与などの労働条件が下がってしまった」

「予定していた働き方ができなかった」

「職場の雰囲気が最悪だった」

など、これでは転職成功とは言えません。

看護師が転職成功させる秘訣を記事にまとめましたので参考にしてくださいね。

まとめ

・看護師の病院以外の転職先はたくさんある

・病院以外の仕事は、夜勤がない職場も多く、体調面やプライベートとの両立の面でも魅力的

・病院の経験値がある看護師であれば、病院以外の職場の採用ハードルは高くない

じっくり求人を比べながら、ベストな職場を見つけたいですね。 あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

所在地

東京都

お問い合わせ

電話番号: 

Email:nursehirocom@yahoo.co.jp

SNS

ナース裕美 / Twitter

看護師
運営者:ナース裕美(緒方裕美)
ナース裕美(緒方裕美)写真
大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。転職を成功させるためのノウハウを発信しています。看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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