看護師おすすめの転職先

看護師転職企業|看護師と採用のプロが企業看護師になる方法教えます

企業看護師になるにはどうしたらいい??

産業看護師ってなに?

仕事内容は??

そんな疑問にお答えします。

企業看護師の選択肢は主に以下の2つです。

(1)一般企業(産業看護師)

(2)医療機器メーカー、製薬会社、治験施設支援機関

企業看護師の求人は人気があり数も少ないため、倍率が高い傾向にあります。

ただそれだからと言って諦めることはありません。

結局のところ採用は企業との相性(マッチング)次第です。

しっかりと対策をして、1回や2回不採用をもらっても諦めずに何社も応募してチャレンジしましょう。

必ずマッチングする企業があるはずです。

この記事では企業の採用部門で働く夫と看護師の私が企業の求人のメリット・デメリット、求人の概要や探し方などをご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美 / 緒方裕美

看護師免許を持つ。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美の夫

スタッフ1,200人規模の企業の採用担当。3,000人以上の新卒・転職採用選考の経験を持つ。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

看護師の企業求人のメリット・デメリット

看護師の企業求人のメリット

夜勤がない、土日祝日休める

企業では基本的に夜勤はありませんし、土日祝日が休みです。

生活リズムは安定しますし、プライベートとの両立もしやすいと言えます。

身体的に楽

デスクワークがメインなので、病棟より身体的に楽です。

病棟と比べ穏やかな職場環境

患者さんの急変や救急対応がないため、職場環境は穏やかです。

命に関わるプレシャーがない

企業では命に関わる医療処置がないので、命に関わるプレッシャーはありません。

医療事故の心配が少ない

医療処置がないので、医療事故の心配は少ないと言えます。

大手企業は年収など待遇が良い

大手企業に転職すれば、年収が高く福利厚生も充実しています。

看護師との人間関係に悩まされない

企業には看護師の同僚がいないor少ないため、看護師特有の人間関係に悩まされることはありません。

看護師の企業求人のデメリット

医療の技術は上がらない

医療処置をしないため、医療技術は上がりません。

長く企業で働くと、病院に再就職は難しくなると言えます。

一人で判断することが多い

同僚の看護師がいないため、1人で判断することが多いと言えます。

ある程度経験値がないと務まらない

看護師としての判断は自分で行わなければならないため、ある程度経験がないと務まりません。

PCスキルが必要

デスクワークがメインのため、ある程度PCスキルがないと厳しいと言えます。

コミュニケーションを取るのが苦手な人には向かない

仕事を進めるうえで、様々な人とコミュニケーションを取る必要があるため、コミュニケーションが苦手だと厳しいと言えます。

求人が少なく、採用倍率が高い

求人数は少なく、人気の職種のため採用倍率は高いと言えます。

また、非公開求人が多いため、転職サイトをうまく利用して求人を集める必要があります。

看護師が企業で働く選択肢

企業の求人は主に一般企業での産業看護師か医療機器メーカー、製薬会社、治験施設支援機関での臨床開発モニター(CRA)や治験コーディネーター(CRC)として働くものが多いです。

それぞれの概要をご説明します。

(1)一般企業(産業看護師)

選択肢の1つめは、一般企業での産業看護師です。

産業看護師は医務室や健康管理部署で産業医の指示のもと社員の健康管理や事務を行います。

年収目安は500万円前後で、所属する企業の給与制度によって変わってくるため、大手企業に入職すれば高年収を得ることができます。

比較的どこの職場も残業は少なめです。

実際の業務は、健康診断やストレスチェックの実施管理とフィードバック、スタッフの保健指導や健康相談、労働環境整備(健康面)、急病やケガの処置などです。

※産業看護師の採用は保健師の資格を持っていると採用率がアップしますが、最近では保健師を持っていなくてもOKな求人が増えています。

産業看護師の仕事内容

社員の健康管理

医務室や健康管理部署で産業医の指示のもと、社員の健康管理や事務を行います。

健康診断、ストレスチェックの実施管理とフィードバック

実際に実施するのは委託業者になります。

それについての準備(事務)や社員へのフィードバックを行います。

保健指導や健康相談

社員に対して保健指導をしたり、健康相談を受け付けます。

労働環境整備(健康面)

社内の健康面の労働環境を整備します。

長時間労働を抑制したり、ワーク・ライフ・バランスを実現する取り組みなど、社員が健康的に業務を行えるように、様々な取り組みを実施します。

急病やケガの処置

急病やケガをした社員の応急処置をして、医療機関へつなぐこともあります。

産業看護師のメリット

給与が高い

採用される企業にもよりますが、比較的給与は高い傾向があります。

残業が少ない

突発的な対応もなく、ペース配分ができる事務仕事がメインなので、残業は少ない傾向があります。

産業看護師のデメリット

求人数が少ない

産業看護師は必要とされる数が少なく、人気の職種で退職者も少ないため、求人数は少ないでしょう。

採用されるには、タイミングとしっかりとした履歴書作成、面接対策が必要です。

採用のハードルは高いと言えます。

病院に再就職しづらい

長く産業看護師をしていると、医療の技術は衰えます。

病院への再就職がしづらくなります。

(2)医療機器メーカー、製薬会社、治験施設支援機関

※治験施設支援機関…病院などの治験実施施設の治験に関する業務を支援する外部機関

職種としては、製薬会社と治験を行う医療機関の間に立って治験を管理する臨床開発モニター(CRA)と治験を行う医療機関に所属して、治験がスムーズに進むようサポートする治験コーディネーター(CRC)があります。

また、CRA、CRCになるために特別な資格は必要ありませんが、看護師資格を持っていると採用時に有利なので、看護師からの転職はおすすめです。

CRA、CRCそれぞれの概要は以下のとおりです。

①臨床開発モニター(CRA)

・年収目安600万円前後
・外資系企業の場合は年収が1,000万円前後になることもあるが、成果がでないと解雇される確率も高いので、注意が必要
・勤務地は東京、大阪が多い
・残業は多い
・治験を管理する
・治験が法律に基づいて適切に行われているかチェックする
・契約の確認
・被験者のモニタリング、症状の経過を確認
・被験者にはほぼ接しない
・治験コーディネーターに比べ多忙
・治験コーディネーターより責任が重い

②治験コーディネーター(CRC)

・年収目安500万円前後
・勤務地は全国にある
・残業は少なめ
・治験をスムーズに行うためのサポート役
・病院で医療従事者と一緒に働く
・被験者の対応
・スケジュール管理
・治験後のデータ管理
・コミュニケーション能力が必要

臨床開発モニター、治験コーディネーターのメリット

夜勤がない

治験の仕事のため基本的に夜勤はありません。

土日祝日休める※時期によります

基本的に土日祝日は休みとなります。

肉体的に楽

残業がなければ病棟より肉体的に楽です。

病棟と比べ穏やかな職場環境

病棟の急患対応などのバタバタ感もなく、職場環境は穏やかです。

医療事故の心配が少ない

命に関わる医療処置はないので、医療事故の心配は少ないと言えます。

大手企業に就職できれば年収が高い

治験は大手企業の求人が多いため、年収は高い傾向があります。

大手企業に就職できれば福利厚生が充実

大手企業は福利厚生も充実しています。

看護師特有の人間関係がない

職場には看護師の同僚がいないor少ないため、病棟特有の人間関係の大変さはありません。

臨床開発モニター、治験コーディネーターのデメリット

医療の技術は上がらない

治験の仕事がメインのため医療の技術はあがりません。

ある程度経験値がないと務まらない

看護師としての経験値を求められますので、ある程度の現場経験と知識がないと務まりません。

PCスキルが必須

デスクワークがメインのため、ある程度PCスキルがないと厳しい場合が多いと言えます。

コミュニケーションを取るのが苦手な人には向かない

治験の仕事は様々な担当と調整を行って進める仕事となりますので、コミュニケーションが苦手な人には向きません。

非公開求人が多いため、求人が探しづらい

治験の求人は公開されていないことこが多いため、転職サイトの非公開求人を探す必要があります。

採用倍率が高い

治験の仕事は求人数がそこまで多くなく、目指す人も多いため採用倍率は高めです。 

企業看護師になるには

企業看護師になるには、できるだけ多くの求人を探す必要がありますが、求人数は少ない傾向にあります。

また、「一般には公開されていない非公開求人」として扱われている場合が多いので、企業の求人を扱っている転職サイトに登録して、情報を集めます。

採用倍率がかなり高いので、何社も応募してチャレンジする必要が出てくると思います。

合格するかどうかは企業との相性(マッチング)の問題です。

あなたと相性のよい企業を探しあててくださいね。

企業の求人を多く扱っていて、なおかつ利用者満足度が高い転職サイトを記載しておきますので、参考にしてくださいね。

看護師の企業求人数が多くて利用者満足度が高いサイト

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勤務先を選ぶときにチェックしておきたいこと

勤務先によって労働条件、福利厚生などかなり差があります。

転職してから後悔しないように、事前にチェックが必須な項目を記載しておきますね。

チェック項目

①基本給だけではなく、各種手当、ボーナスを含んだ年収

給与の計算方法が選ぶ勤務先によってバラバラです。ボーナス、各種手当ての計算方法は必ずチェックしたい項目です。

②残業時間

月によって変動がある職場があるので、年間の実績ベースを聞いて確認します。

③残業代が出るか

始業前の準備や時間外手当が出ない職場もあります。必ず確認しましょう。

④昇給制度

職場によって昇給幅が異なりますので、必ず確認します。長く働くと給与に差が出ます。

⑤退職金制度

勤務先によって驚くほど変わります。年収と退職金トータルで考えたいですね。

※細かく確認するのが苦手な人は、転職サイトのコンサルタントにお願いすることをおすすめします。

看護師が企業に採用されるには

病院とは異なる部分が多くありますので、転職サイトのコンサルタントに希望先の企業の情報(特徴、仕事内容)を教えてもらいます。

自分で調べるより詳しくて効率的です。

また、コンサルタントに履歴書や面接対策をしてもらい、徹底的に対策しましょう。

他の応募者もかなりの対策をしてきますので、採用を勝ち取るには十分な準備が必要です。

採用されるためのポイント

採用側から見て重要なポイントは2点あります。

①経験値があることを客観的事実で証明する

例えば『○○科で○年間働いていたことで、○○については熟知していること』、『後輩に指導する立場でもあり、重要な判断も任されていたこと』など、具体的な仕事の内容も交えながら説明することで、印象がグッと上がります。

②コミュニケーション能力をアピールする

企業の採用基準は病院とは異なります。知識や経験はもちろんのこと、コミュニケーション能力が重視されます。

人物としては、ほがらかで落ち着いていて、どこか頼りがいのある雰囲気がある人を好む傾向があります。

いつもより少し落ち着いた話し方を心がけるとよいです。

看護師と一般企業どっちにすればいいかわからない時は

看護師と一般企業どっちにすればいいかわからない時は、まずは自分がどんな働き方をしたいのかを明確にしましょう。

看護師として働くにしても、働き方は様々です。

病棟で働くのか、外来で働くのか、総合病院かクリニックか。

一般企業で働くにしても、仕事内容は異なってきます。

一概に看護師として働くからこんな働き方、一般企業だからこんな働き方、というものはありません。

「自分がどんな働き方を望むのか」

「将来的なビジョンはどんなものなのか」

まずは自己分析をして自分の希望をはっきりさせていくことが大切ですね。

まとめ

・看護師の企業求人は病棟の仕事とは業務内容がかなり異なるのでしっかりリサーチして転職をする

・看護師の企業求人は人気で内定倍率が高い

・求人が非公開なことが多いため非公開求人を扱っている転職サイトを利用する

内定を勝ち取るために、企業求人に強い転職サイトで情報を集め、十分な準備をしましょう。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

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東京都

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D-U-N-S® Number:680323163

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執筆参考資料

厚生労働統計一覧|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

経済財政政策 – 内閣府 (cao.go.jp)

看護師
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ナース裕美写真
大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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ナース裕美の夫
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