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NICU 看護師転職|看護師と採用のプロが教えるNICUの仕事内容、メリットデメリット

NICUの看護師求人ってどうなの??
NICUの看護師の仕事内容は??
NICUの看護師の求人はどうやって探せばいいの?

そんな疑問にお答えします。

NICUとはリスクの高い新生児を専門的に治療・管理する新生児特定集中治療室のことを指します。

NICUでは、早産児や極低出生体重児、新生児仮死や様々な疾患をもった新生児の集中治療・管理を24時間体制で行います。

ベビーの体重が2,000gを超え、状態が安定するまではNICUでの入院が続きます。

NICUは高度な医療が必要となるため、NICUがある病院はそこまで多くはありません。

そのため求人自体も少ない傾向にあり、地方に行けば行くほどNICUの数は少なくなります。

NICUがある病院は大きな病院が多いため、基本給は高い傾向にあります。

この記事では企業の採用部門で働く夫と看護師の私が、NICUの看護師の特徴やメリット・デメリット、求人の探し方をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美 / 緒方裕美


看護師免許を持つ。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。
『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。
自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

NICUの看護師の仕事内容

NICUは常時医師が治療室内に勤務することや、当直医が他病棟と兼任できないことが定められているため、ドクターや看護師など全てのスタッフが同じフロアで業務しています。

NICUに入院しているベビーは保育器の中で過ごし、保育器の周りにはベビーの状態を示すモニターや人工呼吸器、輸液ポンプなど、数多くの医療機器が並んでいます。

入室しているベビーは成人と異なり苦痛を訴える自己表現ができないことや、ちょっとした処置の遅れや対処の間違いが生命の危機に直結するため、片時も目を離さない経過観察や処置が求められます。

また、新生児が無事に退院できるまでサポートする役割だけでなく、不安を抱える母親のメンタルケアも大切な仕事のひとつとなります。

看護師はベビー3人に対し1人以上と定められています。

また、重症のベビーの場合は1人の受け持ちとなるため、担当のベビーに集中して細やかなケアを行うことができます。

それでは、具体的なNICU看護師の仕事内容をご説明します。

NICUの看護師の仕事内容:バイタルサインチェック

検温やモニター管理を行います。

ベビーはわずかな状態の変化でも、急変する可能性があります。

少しの変化も見逃さない観察眼が必要となります。

観察により異常の早期発見・早期対応に努めていきます。

NICUの看護師の仕事内容:医師の処置の介助

ベビーへの処置が必要な時は基本的には医師が行います。

看護師は処置の準備や介助を行います。

NICUの看護師の仕事内容:呼吸器管理

小児用の呼吸器の管理を行います。

確実に設定がされているかと共に、呼吸状態の確認も行います。

NICUの看護師の仕事内容:薬剤管理と投与

医師の指示のもと薬剤の投与・管理を行います。

ベビーの薬剤投与は成人に比べると、とにかく薬の量が細かいです。

1mmの誤差が命取りになります。そのため精密な管理が必要です。

NICUの看護師の仕事内容:日常ケア

必要に応じてミルクや母乳を与えます。

母乳はお母さんに搾乳してもらったものを届けてもらい投与します。

おむつ交換や清潔ケアを行いベビーの清潔を保ちます。

NICUの看護師の仕事内容:家族の精神的ケア

NICUへの面会は両親に限られます。

我が子が生まれてすぐに入院生活を送ることになってしまうのは親としてとても辛いことです。

ショックや悲しみ、葛藤、罪悪感などを乗り越えてベビーと共によい親子関係を築けるよう援助します。

そのために看護師はベビーのご両親とじっくりと話し合い、必要に応じて適切なアドバイスをしていくことが必要です。

NICUの看護師のメリットデメリット

ここではNICUの看護師のメリット、デメリットをご説明します。

メリットデメリットをよく確認して、転職の参考にしてくださいね。

NICUの看護師のメリット

高度な医療スキルを身につけることができる

NICUでは重篤な疾患を抱えるベビーの処置を行います。

そのため特殊な症例の知識や、最新鋭の医療機器の知識や操作技術を身につけることができます。

ベビーの成長がやりがいにつながる

NICUにいるベビーは生まれた時から重篤な疾患やハンデを抱えています。

弱っていたベビーがチームの医療・ケアによって徐々に元気になっていく姿を見られることは何物にも代えがたいやりがいへとつながります。

スキルアップにつながる

新生児集中ケア認定看護師の資格取得のために、NICUでの実務経験が必要となります。

認定看護師資格を取得したいと考えている人にとっては向いている職場となります。

ベビーに癒される

とにかくベビーはかわいいです。

愛着がわきすぎて抱っこの回数が頻回になるなんてことはNICU看護師あるあるです。

仕事が忙しくて大変でもベビーに癒されることができます。

給与は平均的かそれ以上

NICUがある病院は大きな病院が多いため、基本給は高い傾向にあります。

病院によっては特殊業務手当がつくところがあるようです。

また、助産師資格をもっていると資格手当がつく病院もあります。

NICUの看護師のデメリット

精神的な疲労がある

NICUでは24時間ベビーの容態の変化に気をつけていなくてはなりません。

命に向き合う責任感と、常に気を張り詰めている緊張感が精神的な疲労へとつながります。

また、無事に退院するベビーだけでなく、ベビーの死にも遭遇します。

これは精神的にかなりつらい経験となるでしょう。

ベビーの入院によってナーバスになっているご両親は、ちょっとした病院の対応などに不満を抱き、看護師に対して辛い態度をとる人や、きつい言葉をかける人もいます。

また、ベビーを亡くし、悲嘆にくれるご両親に対して看護師としてきちんと対応していく必要もあります。

ご両親への対応が多く、またその対応が難しいこともあり、精神的な疲労へとつながりやすいと言えます。

生活リズムが不規則になる

NICUは他の病棟と同じく24時間ケアが必要となり夜勤があるため、看護師もシフト制で勤務します。

休みは不定期となり生活リズムを崩しやすいと言えます。

他の診療科で自身の経験を活かしづらい

基本的にはベビーのケアしかしません。

そして、小児分野の中でもNICUはさらに特殊な病棟です。

ベビーは体が小さいため投与する薬剤の適量や、バイタルサインの正常値が成人と異なってきます。

そのため他の成人の病棟へ移った時に自分の持っているスキルを活かしきれないことが多いです。

アラームの幻聴が起こる

NICUで働いていると音に敏感になります。

特にアラーム音には敏感で、職場を離れてもアラームが鳴っているような気になります。

また、似たようなアラーム音に反応してしまうのはNICU看護師あるあるです。

NICUの看護師に向いている人

ここでは、NICUの看護師に向いている人をご説明します。

NICUの看護師に向いている人:強い精神力を持つ人

前述の通り、精神的にも疲労を感じやすい診療科です。

残念ながら亡くなってしまうベビーもいます。

本当に悲しく、辛いことです。

しかし、他にも看護をしなくてはいけないベビーはいますし、ご家族のケアもあります。

いつまでも落ち込んだ気持ちを引きずっているわけにはいきません。

悲しい気持ちを持ちながらも、気持ちを切り替えて業務ができるような強い精神力が必要となります。

NICUの看護師に向いている人:コミュニケーションスキルが高い人

NICUはベビーのケアはもちろんのこと、ご家族の精神的ケアがとても重要となります。

ご両親と信頼関係を築き、不安や怖さという気持ちを共有し、寄り添っていくことが必要です。

NICUの看護師に向いている人:観察力のある人

ベビーは言葉や態度で不快感や辛さを表出することができません。

その上少しの環境の変化でも体調が変わってしまいます。

バイタルサインや検査データ、皮膚の状態や排せつ物の状態など、多角的に観察を行い、アセスメントし、現在のベビーの状態を把握していく必要があります。

そうすることで異常の早期発見にもつながります。

NICUの看護師に向いている人:医療機器に苦手意識のない人

NICUでは様々な医療機器を扱います。

臨床工学士が携わりはしますが日々の基本的な管理は看護師が行います。

医療機器についての勉強や経験を積むことが苦ではないという人に向いています。

NICUの看護師求人を探すには

看護師の転職サイトで求人をできるだけ集めてから、職場を探していきましょう。

看護師専門の転職サイトは一般には公開されていない、条件の良い非公開求人もありますので、必ずチェックしておきたいところです。

また、転職サイトは、様々なものがありますので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

おすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてくださいね。

まとめ

・NICUの看護師は高度な医療スキルを身につけることができる

・求人が少ない傾向にあり、地方に行けば行くほどNICUの数は少ない

・NICUがある病院は大きな病院が多いため、基本給は高い傾向にある

NICUの看護師についてご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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