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手術室看護師転職|看護師と採用のプロが教える手術室看護師(オペナース)の仕事内容、メリットデメリット

手術室看護師(オペナース)の求人ってどうなの??
手術室看護師の仕事内容は??
手術室看護師の求人はどうやって探せばいいの?

そんな疑問にお答えします。

手術室には専門の看護師が配置されており(病院によって病棟との兼任のところもあるようです)、手術室看護師の業務は、直接介助と間接介助になります。

手術室看護師は病棟や外来の看護師と違って、患者さんとの日々の関わりは少なめですが、スムーズな手術進行というひとつの目標に向かって、医師などのチームで息を合わせて頑張るのが好きな人はやりがいを感じられると言えます。

この記事では企業の採用部門で働く夫と、看護師の私が手術室看護師(オペナース)の看護師の特徴やメリット・デメリット、求人の探し方をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美 / 緒方裕美


看護師免許を持つ。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。
『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。
転職にて年収を2倍にした経験がある。
自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

手術室看護師(オペナース)の仕事内容

さっそく手術室看護師の仕事内容をご説明します。

手術室看護師の仕事内容1) 直接介助(器械だし)

器具・機械の準備

自分の担当する手術の術式に合わせた器具・機械の準備を行います。

器械だし

手術中に手術の進行状況や医師の動きをみて、次に必要な器具の先読みをし、迅速かつ正確に機械出しを行います。

器械だしの看護師のスキルが手術の進行のスムーズさに大きく影響します。

手術室看護師の仕事内容2) 間接介助(外回り)

患者さん受け入れ

病棟から患者さんの引継ぎを受け、患者確認ののち手術室に受け入れます。

術前のバイタルサイン、絶飲食、血液型など正確に引き継ぎます。

左右どちらかの臓器の手術の場合は、左右の間違いがないようにWチェックを行うこともあります。

物品準備

手術進行に必要な物品の準備を行います。

麻酔介助

医師による麻酔時の介助を行います。

腰椎麻酔の場合は体位の保持を行います。

患者観察

麻酔科医とともに患者さんのバイタルサインの確認や点滴の調整・交換、皮膚状態の観察などを行います。

手術記録

手術記録への記録を行います。

バイタルサイン、出血量や輸液量、挿入ルート、皮膚状態、使用薬剤について、などを確認し、記録します。

※基本的には直接介助・間接介助、どちらの業務も行えるように訓練します。

手術室看護師(オペナース)のメリットデメリット

ここでは手術室看護師のメリット、デメリットをご説明します。

メリットデメリットをよく確認して、転職の参考にしてくださいね。

手術室看護師のメリット

専門的な技術のため転職に有利

手術室看護はかなり特殊で専門的になります。

そのため、一度手術室で働くと生涯手術室で働く人も多いようです。

専門的な技術だからこそ、どこの病院に転職してもやっていけるとも言えます。

医師によって手術の進め方に癖が出ることもありますが、基本的な術式や器械は変わりません。

新しい技術もありますが、一度覚えてしまえば、どこにいっても通用します。

幅広い知識を得ることができる

手術室看護師は基本的に複数の科の手術を担当します。(病院によって異なります)

それぞれの分野の解剖生理、疾患について、術式、手術のポイントなど覚えることが多いです。

手術という専門性の高い技術の習得、幅広い分野の学習を行うことが可能となります。

残業は少ない

手術は基本的にはスケジュールが組まれています。(緊急手術は別)

また、病棟のようにナースコール対応はありませんので、円滑に業務が進みます。

スタッフ人数もしっかり確保されていることが多いため、休憩もちゃんと取れることが多いです。

もし手術が延長する場合は担当を当番制にしていたりしますし、事前にわかることが多いため残業はほとんどない職場が多いと言えます。

土日休みが多くなる、夜勤がない

定期手術は基本的に平日行います。

そのため、手術室看護師の休みは土日が多くなります。

また、日中に手術をおこなうため夜勤はありませんが、緊急手術に備え当直制(オンコール)になっている病院が多いです。

手術室看護師のデメリット

患者さんと接する時間が短い

患者さんは手術中ほとんど眠っています。

そのため、患者さんとコミュニケーションを取ることは、術前訪問時と手術の受け入れ時くらいとなります。

患者さんとのコミュニケーションを生きがいにしている人には不向きな職場となります。

肉体疲労、身体疲労がある

手術室看護師は基本的に休憩はしっかりとれますが、手術中はたちっぱなしであり肉体疲労へとつながります。

また、緊張状態が長時間続くため精神的にも疲れやすいと言えるでしょう。

一般的な看護技術を行うことができない

手術看護は専門的で特殊です。

手術介助については詳しくなりますが、一般的な看護技術(清拭、移動介助、口腔ケアなど)を提供することがほとんどありません。

そのため、手術室から一般病棟への転職のハードルは高くなります。

また異動・転職するとしても手術室の経験を活かせるように外科系やICUなどの重症患者さんのいる病棟になる可能性が高いようです。

学ぶことが多い

手術室看護師として様々な手術に入るため、術式、器械について覚えることが多くあります。

一回ですべてを習得することは難しいので、先輩から教えてもらったり、手術の手順書で学習したり、繰り替えし手術につくことで学んでいきます。

勤務時間のみで学習することは難しいため、プライベートの時間も学習にあてる必要が出てきます。

給与は低め

手術室看護師は危険手当があります。

しかし、残業がほとんどなく、夜勤もありません。

当直手当はあっても夜勤手当よりは低いため、給与は夜勤ありの看護師と比べて低い傾向にあります。

手術室看護師(オペナース)に向いている人

ここでは、手術室看護師に向いている人をご説明します。

転職の参考にしてくださいね。

テキパキと臨機応変に動ける人

手術室看護師は手術に対しての直接介助・間接介助がメインの業務となります。

そのため、医師などの医療スタッフがスムーズに手術を進められるようにサポートすることが必要になります。

自分のペースで仕事をするというよりも、医師にペースを合わせ周りを見ながらの臨機応変な対応を求められます。

また、手術は定期のものだけでなく緊急手術もあります。

そんな緊急事態にも冷静に対応できる精神力が必要です。

学ぶことが好きな人

手術室看護師は基本的に複数の科の手術を担当します。(病院によって異なります)

それぞれの分野の解剖生理、疾患について、術式、手術のポイントなど覚えることが多いです。

また、医療技術や医療機器も日々新しいものが取り入れられるため、毎日が学習となります。予習・復習が苦とならずに自分から学習できるような人に向いています。

コミュニケーションスキルの高い人

手術中は医師とのコミュニケーションが欠かせません。

言語的コミュニケーションだけでなく、その場の雰囲気をよみとるような非言語的コミュニケーションスキルが大いに発揮できると言えます。

手術室看護師(オペナース)のやりがい

ここでは、手術室看護師のやりがいについてご説明します。

多くの手術介助につけるようになる

手術室に勤務しても、すぐに手術介助につけるかというと、そうでもありません。

まずは疾患について学習し、介助方法を学習、チェックを受けて初めて手術介助につけるようになるのです。

手術自体が外科系診療科全てが対象です。そのため、幅広い知識が必要となります。

一つの診療科の手術だけでなく、多くの診療科の手術介助につけるように学習し、知識をつけていくことをやりがいと感じる看護師も多いのではないでしょうか。

手術がスムーズに進む

手術の流れは決まっています。

それでも執刀医によってペースや細かい方法が変わってくることもあるようです。

基本の介助だけでなく、執刀医によって変わる部分にも臨機応変に対応し、手術自体がスムーズに進むように介助していくことが手術室看護師のやりがいとなるようです。

患者さんの回復

手術室看護師は手術前や手術後に病棟へ患者さんを訪問しています。

手術前と手術後の状態を見ることができるため、手術後の回復経過を見ることで、手術の成功を体感することができるのです。

手術室看護師がスキルアップするには

ここでは、手術室看護師がスキルアップする方法をご説明します。

手術看護認定看護師

看護師としての5年以上の実務経験、及び手術室看護師としての3年以上の実務経験が必要となります。

認定看護師教育機関への入学が必要です。

手術看護実践指導看護師(ジョナサン JONAⅢ)

手術看護実践指導看護師は、「手術看護の質の保証」「実践力の向上」「チームの指導的役割」を担う人を日本手術学会が認定する制度です。

手術室看護師としての経験が5年以上、日本手術学会で3年以上学会員であること、などが申請資格として必要です。

認定審査委員会が審査をし、理事会で承認されたら合格です。

手術室看護師(オペナース)の看護師求人を探すには

手術室看護師の求人数は少ないため、看護師の転職サイトで求人をできるだけ集めてから、職場を探していきましょう。

看護師専門の転職サイトは一般には公開されていない、条件の良い非公開求人もありますので、必ずチェックしておきたいところです。

また、転職サイトも様々なものがありますので、選ぶ際は求人数が多いこと、利用者満足度が高いことを確認して失敗のないようにしてくださいね。

転職サイト選びが転職成功の鍵をにぎっています。

おすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてくださいね。

勤務先を選ぶときにチェックしておきたいこと

手術室看護師の給与や労働条件は、どこの病院を選ぶかで変わってきますので、求人情報をよく見極めて、良い条件の転職先を見つけたいですね。

転職してから後悔しないように、事前にチェックが必須な項目などを記事にまとめましたので、参考にして頂ければと思います。

看護師と採用のプロが教える転職成功の秘訣

まとめ

・手術室看護はかなり特殊で専門的なため、一度手術室で働くと生涯手術室で働く人も多い

・手術室看護師は専門的な技術を身につけられ、どこの病院に転職してもやっていける

・手術室看護師の求人数は少なめのため、転職サイトの非公開求人も含めて探したい

手術室看護師について、ご説明しました。

じっくり求人を比べながら、ベストな職場を見つけたいですね。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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