看護師おすすめの転職先

看護師転職いい病院|看護師と採用のプロが教える看護師が条件のいい病院を見つける方法

条件のいい病院ってどうやったら見つけられる??
いい病院に転職するにはどうしたらいい??

そんな疑問にお答えします。

条件のいい病院と一言で行っても、人それぞれ何を条件がいいとするかは違ってきますよね。

そこでこの記事では、企業の採用部門で働く夫と看護師の私が、条件のいい病院として、給与が高い転職先、残業が少ない転職先をピックアップして、仕事内容と求人の探し方をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美 / 緒方裕美


看護師免許を持つ。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。
『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。
転職にて年収を2倍にした経験がある。
自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

看護師転職:条件のいい病院その1)給与が高い転職先

同じ看護師でも給与にはかなり差があると言えます。

病院の規模、診療科の種類、夜勤の有無などさまざまな要因から給与の額は異なります。

ここでは以下の給与が高い転職先をご紹介します。

・大学病院(私立)
・公務員看護師(病院)

給与が高い転職先:大学病院(私立)

大学病院で夜勤がある診療科は、基本給と夜勤手当で収入は高いと言えます。

私が勤めていた私立の大学病院(夜勤あり)を例にすると、20代では年収500万代、30代前半では600万代後半でした。

選ぶ大学病院によって多少の差はありますが、給与は高い傾向があります。

また、研修制度が充実しているため、中途採用で入職しても安心して働くことができると言えます。

大学病院(私立)の看護師の求人数は限られていますが、給与が高いだけでなく福利厚生も充実しています。

大学病院(私立)の看護師の特徴

・診療科が多い

大学病院は、主に医療に関する教育を行っている場所でもあります。

そのため、診療科が細かく分かれており、各診療科が専門的な診療を実施しています。

看護師の業務も、診療科が異なれば仕事の仕方も大きく変わります。

・専門性を高めることができる

大学病院では、医療行為だけに集中して取り組むのではなく、研究や学生の教育に携わる機会も少なくありません。

自分のスキルアップ、専門性を高める、先端医療を学ぶことを目的にしている人には最適な環境となります。

・最新の技術・知識を得られる

大学病院は先端医療に積極的なため、設備なども常に最新の状態に更新されており、最新の技術・知識を得ることができると言えます。

そのため、勉強会や研修会が多いのも特徴です。

大学病院の看護師のメリット

・知識が身につく

前述の通り大学病院は教育機関でもあるため、定期的に勉強会や研修会、発表の場があります。

また、新人研修や中途採用に対しての研修も充実しています。

実際の現場では、プリセプターやコーチがつくため、日々の業務の指導もしっかりしてもらえます。

技術や知識で不安なことを質問できる体制が整っているため、安心して働くことができます。

・最新の医療を臨床で行える

大学病院は知見や最新の医療を積極的に実施しています。

また、入院患者さん自体も重篤であったり、原因不明の難病を抱えているという方が多くいます。

常に新しい医療や看護に触れることができると言えます。

治療法が確立していない患者さんを看護する必要もあるため、日々プレッシャーと戦うことにはなりますが、必ず今後役に立つものになります。

・看護体制が整っている

大学病院では各部署の勤務体制や残業時間を把握し改善する部署や、職員カウンセリング、定期的な個人面談が設置されており、職員の負担が少なくなるよう日々労働環境が改善されています。

・転科ができる

大学病院の中では、現在の部署で働きづらくなっても、すぐに転職!となるのではなく転科や外来への異動という選択肢があります。

退職して一から新しい環境で働くよりも、システムや勤務形態を把握している職場で働く方が体力的にも精神的にも楽と言えます。

・転職に強い、有利に働く

大学病院である程度の勤務経験があると、転職先で評価されます。

一般の病院では、大学病院を退職した看護師を好待遇で働いてもらおうとするところもあるため、ある程度の土台がしっかりしていれば、復職や転職に有利に働くといえます。

・指導力が養われる

大学病院は医療機関であり教育機関でもあります。

そのため、看護師経験3年目以上となるとプリセプターとなり、その後リーダー、コーチ、学生担当というように他者へ指導することが多くなります。

新人や学生の指導を自分の仕事の合間に行うようになるため非常に忙しくはありますが、各々に合わせた指導方法を模索していくことで他者への指導スキルが上がります。

また、指導を行うことで自分自身の復習や新たな発見につながっていきます。

・保育所が併設されている病院が多い

福利厚生が充実していることもあり、子育てにも理解があります。

保育所が併設されている病院が多く、子育てとの両立がしやすい環境と言えます。

大学病院の看護師のデメリット

・離職率が高い

大学病院は労働環境が整っていると言われますが、実際は日々の勉強や定期的な研修会などでプライベートな時間を確保できなかったりすることで、離職率が高いのも特徴です。

中堅看護師が育つ前に離職してしまうことが多く、経験が浅い看護師とリーダーができる経験豊富な看護師で二極化してしまう傾向にあります。

そうするとその二極の実力差・意識の差でさらに人間関係にひずみがでてしまう、という悪循環に陥りやすいと言えます。

・専門性が偏ってしまう

大学病院では患者の疾患別に部署が細分化されているため、疾患に応じた処置内容や知識が偏ってしまいます。

採血や点滴があるのが珍しい部署もあれば、山ほどあり目が回りそうになる部署もあります。

まんべんなく知識・技術を磨いていくために数年ごとに部署異動を希望するなどの必要があります。

・経験年数を重ねるほど責任重大

大学病院では勤務年数に応じて重症患者の受け持ちやリーダー業務、委員会や勉強会の調整、新人教育など、責任の重い仕事を任されるようになっていきます。

また、看護学生の実習指導も行います。

それが精神的に負担になることも多いといえます。

・委員会活動が忙しい

大学病院ではリスク、感染、防災、サマリーなど様々な委員会があります。

部署内でも、それぞれの委員会に準じた係活動が行われます。

各々がどれか一つの委員会・係に所属する必要があります。

勤務時間外での委員会活動・係活動を行うことになりますので、プライベートの時間を削る必要がでてきてしまい、精神的な負担となります。

給与が高い転職先:公務員看護師(病院)

公務員看護師も公務員の一員のため給与・賞与の変動がなく安定して受け取ることができます。

さらに経験年数が上がるほどに給与も上がることと、退職金の高さを考えると、生涯年収は高いと言えます。

公務員看護師の特徴

看護師でも公務員として働くことができます。

もともと安定した職業といわれる看護師ですが、公務員という立場で働くことで、さらなる安定を望めるといえます。

公務員看護師は一般の公務員と同様、地方公務員と国家公務員のどちらかを選択することになります。

それぞれの特徴をご説明します。

1) 地方公務員:都道府県や各自治体が運営する病院に勤務

・各自治体の保健所・保健センター
・都道府県立、市町村立の病院・診療所
・公立の看護学校
・公立の幼稚園や保育園・保育所など

※保健所・保健センターには保健師が多く勤めていますが、少数ですが看護師も勤務しています。

また、公立の看護学校には看護師としてではなく、教員として勤務します。

そのため、大学で教育科目を取得することや、看護教員養成講習(厚労省認定)を受講する必要があります。

2) 国家公務員:いわゆる官公庁に勤める

・防衛省に勤務し、衛生科部隊に所属したり各地の自衛隊病院の看護師として勤務
・厚生労働省に「看護系技官」として勤務し、看護に関する制度や政策を担当
・宮内庁病院に看護師として勤務
・厚生労働省が管轄する「国立ハンセン病療養所」に看護師として勤務

※国家公務員の看護師は一般の病院とは趣向の異なる職場で働くことが多いです。

しかし、国立ハンセン病療養所は慢性期医療に関わりたい人や、患者さんとじっくりコミュニケーションを図りたい人に向いています。

3) 準公務員:各地の独立行政法人が運営する医療機関に勤める

・国公立の大学病院や国立病院機構の病院
・KKR病院(国家公務員共済組合連合会病院)や国立がん研究センターなどの高度専門医療研究センター
・赤十字病院、済生会病院、労災病院など

※準公務員の職場は純粋な公的機関ではないものの、公的機関と同様の待遇を受けられ、ある程度安定して働くことができます。

公務員看護師のメリット

・生涯年収が高め

公務員看護師も公務員の一員のため給与・賞与の変動がなく安定して受け取ることができます。経験年数が上がるほどに給与も上がります。

また、退職金制度が充実しており、退職金の高さが公務員看護師の生涯年収を上げています。

・休日がとれる

1週間の勤務時間がきちんと決まっており、超過すると現場責任者への罰則があるためしっかり休むことができます。

・福利厚生が充実している

公務員看護師は福利厚生が充実しています。

育児休暇については、公務員であれば3年取得できるとされています。

また、時短勤務制度も使えるところが多く、住宅手当などの各種手当も充実しています。

・研修がしっかり受けられる

教育担当の看護師がしっかり用意されている場合もあり、新人教育の体制が整っています。

また、特化した看護スキルを磨きたい場合には、教育研修制度の充実した病院の選択肢も豊富です。

公務員看護師のデメリット

・Wワークは一切できない

公務員は副収入を得ることを禁止されています。

公務看護師も同様です。

そのため、収入が足りないからと休日に単発でアルバイトをしたり、長期休暇を使って別の仕事をしたりということはできません。

・失業保険がない

公務員は途中でやめる可能性を考慮されていないため、雇用保険に加入することができません。

公務員看護師も同じです。

そのため、自分の都合で公務員を辞めることになった場合、失業保険を利用することができません。

また、仕事を辞めても失業給付の受給や、再就職した場合の再就職手当などを受け取ることはできません。

・年功序列の体制

公務員の世界は基本的に年功序列の体制です。

一般の病院のように「頑張って結果を残したから評価される」という世界ではありません。

若いうちから活躍したい、他の人に差をつけたい、といったような働き方は望めないと言えるでしょう。

年齢・勤続年数で給与も決められてしまうため、ある程度経験年数を積んで役職につかないと、給与を上げたり、思うように仕事をしたりということは難しいでしょう。

・残業時間は民間と変わらない

公務員だから残業は少ないと考えがちですが、民間の看護師と比べても残業時間はあまり変わらないと言えます。

公務員であろうと看護師として病院に勤務していれば急変などの突発的な事柄は普通にあります。

それは民間も公立も変わりません。

公務員看護師になるには

公務員看護師の求人を一般の求人サイトやハローワークでみつけることはとても困難なので、看護師専門の転職サイトで求人を探します。

また、求人自体がレアとなるため、他にも色々な情報を集める必要があります。

各自治体の募集要項が出たら必ずサイトを確認し、詳細な募集内容を確認しましょう。

それでは、公務員看護師になる具体的な方法をご説明します。

・病院の求人に応募する

公務員になるには公務員試験に合格することが必要です。

しかし、公務員看護師の場合は公務員試験の受験は不要です。

看護師免許を持っているならば、病院の求人に応募し、選考を経て採用されれば公務員看護師となれます。

年齢制限については募集している病院ごとに違うため確認が必要です。

・採用は年1回の一括採用

公務員看護師は1回/年の一括採用を行っているケースが多いと言えます。

そのため「中途採用を若干名…」という形での採用枠は稀と言えます。

1回/年の一括採用は毎年3-6月に翌年の4月からの採用枠を募集する自治体が多いです。

・試験は小論文と面接・適性試験

公務員看護師の試験は、小論文と面接・適性試験である場合が多いですが、一部では筆記試験が必要な場合もあります。

小論文では自分の看護観などの記述を求められる場合が多く、専門的な知識というよりは、文章として自分の気持ちや考えを表現できるか、という部分を判断する傾向にあります。

面接は一般の看護師の転職活動における面接とほぼ変わりません。

公務員看護師のデメリットについて挙げ、それでも志望する理由を聞くケースもあるようです。

なぜ公務員看護師を希望するのか、前向きな動機とともに回答できるように準備しておくことが必要です。

看護師転職:条件のいい病院その2)残業が少ない転職先

看護師おすすめ残業少ない

看護師の仕事でも、残業が少ない転職先は探せば意外と多いものです。

残業が少なければ、プライベートを充実させたり、家族と予定を合わせられたり、体力的にも余裕が出ますよね。

ここでは以下の残業が少ない転職先をご紹介します。

・眼科(外来)
・耳鼻咽喉科(外来)
・皮膚科
・内視鏡室、内視鏡クリニック
・膠原病内科
・腎臓内科
・透析クリニック
・精神科

残業が少ない転職先:眼科(外来)

眼科は介助が少ないため業務をスムーズに進めることができ、残業は少ない傾向にあります。

眼科(外来)看護師の仕事内容

・医師の診療補助

診察前の点眼や、診察時の呼び出しなどの診療補助を行います。

・患者への説明

患者さんへ点眼方法や手術、検査についての説明を行います。

・外来手術の介助

白内障、緑内障などの機械だしなどの介助や散瞳薬の点眼や点滴などの術前準備、術後の状況確認を行います。

・検査補助

検査技師の補助を行います。 検査技師がいない時は看護師が検査を行う場合もあります。

眼科(病棟)看護師の仕事内容

・入退院の管理

入院オリエンテーションやアナムネ聴取、退院オリエンテーションを行います。

・手術前後の管理

散瞳薬の点眼や点滴などの術前準備、術後の状況確認を行います。

・医師の診療補助

診察前の点眼や、診察時の呼び出しなどの診療補助を行います。

・日常生活援助、歩行介助

入院している患者さんの日常生活の援助をしたり、歩行困難な患者さんの介助を行います。

・服薬管理

持参薬の管理、点眼を行います。

眼科(外来)看護師のメリット

・外来手術がある場合は手術介助の技術が学べる

白内障、緑内障などの機械だしなどの介助技術が学べます。

・検査をする必要がない

検査技師がいる場合は医師の診療補助が主な業務となり検査をする必要がありません。

・夜勤がないので体力的に楽

外来は夜勤がないので体力的に楽です。 プライベートとの両立もしやすいと言えます。

・難しい医療技術が必要ない

医師の介助や服薬管理、生活介助がメインの仕事なので難しい医療技術は必要ありません。

眼科(外来)看護師のデメリット

・知識の幅が狭くなる

眼の専門知識しか得られず、薬物投与もほぼ点眼なので知識が限られてしまいます。

将来希望する診療科への転職がしづらくなります。

・手術介助がない場合は看護技術を磨くことができない

他の疾患を患っている人が少なく、患部が眼だけに限局しているため、点眼のみの患者さんが多く看護技術をなかなか磨けません。

・看護師としての知識や技術の向上の限界がすぐ見えてきてしまう

眼の疾患の種類も少ないため、比較的短い期間で知識を身につけられてしまいます。

モチベーションか高い人には物足りないかもしれません。

眼科(病棟)看護師のメリット

・介助が少ないため体が楽

視力か悪いだけで自分で動ける患者が多いので歩行介助が必要なくらいで体力的に負担が少ないです。

・残業が少ない

介助が少ないため業務をスムーズに進めることができ、残業は少ない傾向にあります。

・アナムネ聴取が得意になる

1日に何人ものアナムネを決まった時間内で聴取するため情報の引き出し方が上手くなります。

眼科(病棟)看護師のデメリット

・看護技術を磨くことができない

基本的にIVHや吸引などはなく、輸液ポンプを使用することもほとんどないため技術を身につけることは難しいです。

・入退院が多いので忙しい

両目白内障の手術で1週間弱の入院のため入れ替わりが激しく忙しいです。

・手術が多いと忙しい

局所麻酔だとすぐに病棟に戻ってくるので、手術室への送り迎えも含めて大変です。

残業が少ない転職先:耳鼻咽喉科(外来)

耳鼻咽喉科は検査や診察などのルーティーンがメインの仕事のため、残業は少ない傾向があります。

耳鼻咽喉科(外来)看護師の仕事内容

・点滴、注射処置

目眩、脱水の方への点滴(吐き気止めや栄養剤)を行います。

・医師の診療や治療の補助

医師の指示のもと薬剤投与や機械出し、薬及び検査の説明を行います。

・薬品、物品管理

薬品や物品の発注や在庫管理を行います。

・聴力検査

機械を使って聴力検査や耳鳴りの検査を行います。

耳鼻咽喉科(外来)看護師のメリット

・専門的な知識を身につけることができる

診療範囲が広範囲(耳、鼻、口、喉、頸部、頭部、顔面)であり、それぞれが複雑に関わっているため専門的な知識を身につけることができます。

・機械の操作方法を身につけることができる

診療、治療に使用する機械が特殊で種類も多いため、それぞれの機械の操作方法を身につけることができる。

・夜勤がなく残業が少ない

外来なので夜勤はありません。 また、検査や診察などのルーティーンがメインの仕事のため、残業は少ない傾向があります。

・通勤が楽

勤務地が駅前や交通アクセスの良いところにあることが多いため通勤が楽です。

耳鼻咽喉科(外来)看護師のデメリット

・経験の幅が狭い

耳鼻咽喉科は外来、クリニックが多いので入院患者の介助やオペの対応の経験を積むことができません。 今後のキャリアの選択肢は狭いでしょう。

・スキルアップが難しい

点滴、採血やバイタルチェックなどの基本的な看護技術を行う機会が少ないため、看護師としての基本的なスキルアップは難しいと言えます。

上記のように基本的な看護技術のスキルが低下してしまうと他の診療科への転職は難しくなります。

・時期により多忙になる

インフルエンザや花粉症の時期はかなり忙しくなります。 季節的な波があります。

残業が少ない転職先:皮膚科看護師

皮膚科は単調作業が多いため残業は少ない傾向にあります。

皮膚科看護師の仕事内容

・問診

外来初診時の問診。医師の診察の前に行います。

診察をスムーズに行うために重要となります。

部位や症状のほかに患者さんがどんな治療を希望しているかを確認することが重要です。(例;ホクロをとりたいのか、ホクロが悪性かどうかの検査をしたいのか‥など)

・医師の診察介助

皮膚を露出する必要があるので服を着脱する可能性があります。

そのため患者のプライバシーに配慮する必要があります。 診察や治療に必要な機器や薬の準備を行いスムーズに診察が進むようにします。

・患者への処置

薬の塗布や創傷処置(傷の保護や包交)を行います。

・患者への説明

薬の使用方法や処置の方法を説明します。

皮膚科看護師のメリット

・夜勤がない

皮膚科のみの病棟は基本的になく、外来が主となります。 そのため日勤のみの仕事となり生活リズムを崩すことがありません。また家族やパートナーと予定を合わせやすくなります。

・残業が少ない

単調作業が多いため残業は少ない傾向にあります。

・精神的ストレスが少ない

命に直接的に関わる疾患ではないため精神的ストレス、プレッシャーは少ないといえます。

・患者の治癒過程が目に見える

視覚的に良くなっていくのを認識できるのでやりがいにつながります。

皮膚科看護師のデメリット

・皮膚疾患への感染リスクがある

ダニや白癬などで受診される方も多く、看護師への感染のリスクは少なくありません。

・基本的な看護ケアを行うことがない

バイタルサインの測定や清拭などの基本的な看護技術を行うことが殆どありません。

そのためほかの科や病棟へ転職する場合ハードルが高くなることが考えられます。

・給与が低め

夜勤がなく、残業も少なめなので給与は低い傾向があります。

残業が少ない転職先:内視鏡室、内視鏡クリニック

内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師はルーティンワークが多いため残業も少ない傾向にあります。

内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師の仕事内容

・医師の診療、治療の補助

医師の診察時の介助を行います。

移動に介助が必要な患者さんに対しては介助を行います。

また、羞恥心やプライバシーへの配慮も必要です。

治療時の介助ではスムーズに医師のサポートを行うことが、患者さんへの苦痛を最小限にすることにつながります。

・患者さんへの説明

検査や処置に対する説明を行います。

特に消化器の内視鏡では検査・治療前の食事制限や、前日からの飲食の制限、前処置など患者さん自身が実施する項目が多くあります。

確実に行えるよう、患者さんの理解度に合わせた説明が必要となってきます。

・検査・治療の準備、片付け

当日の検査・治療に合わせた器具や薬剤の準備を行います。

また、使用後の物品の片付け、補充も看護師の役割です。

・患者さんのメンタルケア

検査・治療に安心して臨んでいただけるよう適切な声掛けを行い、リラックスして検査・治療を受けられるよう精神的サポートを行います。

一人の患者さんとの関わる時間が短いからこそ、その場その場に合わせた対応が求められます。

・緊急時の対応

検査・治療もすべてが安全とは限りません。

薬剤の使用もありますし、処置による出血も考えられます。

そのため、急変への対応もゼロではありませんので、ある程度緊急時の対応の知識や技術が必要です。

内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師のメリット

・消化管内視鏡検査技師の専門資格の取得ができる

この資格は2年以上内視鏡検査・治療に携わっていて、資格取得のために必要な講習を受けた看護師であれば受験可能です。

・日勤のみ、残業が少ない

基本的に事前予約した患者さんを対象としているため夜勤はありません。

また、ルーティンワークが多いため残業も少ない傾向にあります。

そのため生活リズムが崩れることもなく、家族・パートナーとも予定を合わせやすいと言えます。

内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師のデメリット

・給与は低め

内視鏡室に特別な手当はありません。

また、日勤のみで残業も少ないため給与は基本的には外来看護師と同じくらいであり、比較的低めといえます。

しかし、内視鏡専門病院や内視鏡センターでは一日当たりの処置患者数が多くなり、より専門的な高い技術を要求されるため給与は少し高くなります。

・物足りないと感じる

業務自体がほぼルーティンワークとなります。

また、病棟と違い一人ひとりの患者さんと関わる時間が短いため、「数をこなす」という感覚に陥りやすく、「看護をしている」という実感を感じづらい環境といえます。

患者さん一人ひとりを診ていくという意識を持ち続けることが大切です。

・学ぶことが多い

内視鏡室で働くためには内視鏡に関する専門的な知識と技術が要求されます。

実施部位も消化管だけでなく多岐にわたるため、それぞれの臓器に対する知識も必要となってきます。

また、内視鏡治療の現場は常に最新の技術が生み出されている分野にもなりますので、経験を重ねながら知識や技術をアップデートしていく必要があります。

残業が少ない転職先:膠原病内科

膠原病内科は一人一人の患者さんとコミュニケーションを取ることに時間を費やしますが、自分のさじ加減で残業は少なくできます。

膠原病内科の看護師の仕事内容

・薬物管理

膠原病は薬物療法が主体となり、痛み止め、ステロイドなど扱う薬が多いので間違いのないよう管理する必要があります。

また、内服以外にも筋肉注射や点滴を実施することもあります。

・検体取り扱い

薬効を確認するために定期的に血液検査、尿検査があります。

この結果により薬の内容が変更したりもするので、確実な取り扱いが求められます。

・日常生活援助

基本的には日常生活は自立している患者が多いですが、関節の変形が進んでくると移動や食事に介助が必要となってきます。

患者に合わせた援助を提供することが必要になります。

・患者・家族のメンタルケア

膠原病は長く付き合う疾患になります。

痛みと向き合ったり長い療養生活から、不安やストレスを抱えている患者さんも多いため、患者さん一人一人と向き合い、不安やストレスの緩和に努めることが大切です。

膠原病内科の看護師のメリット

・病棟が穏やか

命に直接関わる疾患ではないため、急患や急変はほとんどありません。

そのため、比較的病棟内は穏やかな雰囲気と言えます。

・残業が少ない

検査や薬物治療が主体のため、患者移動が少ない傾向にあります。

一人一人の患者さんとコミュニケーションをとることに時間を費やしますが、そこは自分のさじ加減なので残業は少なくできます。

・リウマチケア看護師の資格をとれる

リウマチケア看護師は申請によって取得可能です。

「直近5年において、通算1年以上リウマチケアに従事している看護師であること」が条件となります。

その上でリウマチ性疾患指導記録や指導患者名簿などを提出、研修や論文の提出・発表、治験への参加などクリアする項目は多いですが、この資格を取得することで、リウマチケアに優れた看護師であると認識されるため、今後の転職に有利になります。

膠原病内科の看護師のデメリット

・給与は平均的

特別な手当はなく残業も少ないため、給与は平均的といえます。

・患者さんとの人間関係構築が大変

膠原病は慢性疾患であるため、患者さんも長期間病気と付き合い、痛みや苦しみと共存している形となります。

その苦しみを近くにいる看護師にぶつけることもあるため、上手く関わることができないと自分が精神的に疲れてしまう原因となります。

残業が少ない転職先:腎臓内科

腎臓内科は状態も安定している患者さんが多いため、業務がスムーズに進み残業は少ない傾向にあります。

腎臓内科の看護師の仕事内容

・生活指導

腎疾患の患者さんに対し、腎臓の働きや食事制限(カリウム制限、たんぱく制限など)についての指導を行います。

腎疾患患者にとって食事療法は重要で、退院後も継続できるように、確実に指導する必要があります。

また、食事指導と共に、禁煙やアルコール制限、運動の指導なども行います。

患者に対する生活指導は、腎臓内科の看護師にとって、とても重要な業務となります。

・内服管理

血圧や脂質管理の薬、糖尿病の薬などを管理します。

また、疾患によってはステロイドを使用するため、ステロイド薬の管理と副作用への対応を行います。

・検査出し

腎生検やエコー、造影検査など多岐にわたります。

また、血液検査、尿検査は日常的に行われるため、検査漏れがないよう注意します。

・シャント管理、指導

人工透析導入患者に対して、シャント造設のオリエンテーションを行い、シャント造設後の生活の注意点や管理について指導を行います。

また、入院中の透析患者のシャントの管理を行います。

水分管理のほか、シャント音やスリルの確認をしていきます。

・透析出し

入院中の患者さんが人工透析をしていることは多いです。

透析のスケジュールに従って透析出しを行います。

その際、透析室の看護師に病棟でのバイタルサインなどを申し送る必要があります。

・患者、家族のメンタルケア

慢性期の病棟のため長期入院、または頻回入院の患者さんが多いのが特徴です。

入院を繰り返すことへの不安や、長期入院によるストレスを緩和をしていくことが大切です。

腎臓内科の看護師のメリット

・患者指導が得意になる

腎臓内科の看護師として、生活指導や食事指導の場面は多くあります。

個性のある各患者に合わせた指導が必要となってくるため、指導方法のバリエーションが豊かになっていきます。

この指導能力は他の診療科で働くときにも使える技術となるため、転職する際有利に働きます。

・人工透析についての知識を得ることができる

シャント増設から人工透析導入まで、長期に関わることができます。

腎臓内科の疾患だけではなく、透析についても学べることは自分の強みを増やしていくことにもなります。

・糖尿病や膠原病についての知識を得ることができる

先述した通り、腎臓内科に入院する患者には糖尿病、膠原病を併発している方が多いため、腎臓疾患だけでなく、それに関連する疾患についても深く学んでいく必要があります。

学ぶ疾患が多岐にわたるため、今後転職をする際、知識が多いことがプラスに働きます。

・患者に長期的に関わることができる

慢性期病棟のため、長期入院や入退院を繰り返している方も多いです。

患者に長期的に関わることで、継続した看護を行うことができます。

・残業は少ない

慢性期病棟のため比較的穏やかな診療科です。

状態も安定している方が多いため、業務がスムーズに進み残業は少ない傾向にあります。

腎臓内科の看護師のデメリット

・学習することが多い

腎疾患だけでなく糖尿病、膠原病、人工透析などについても学ぶ必要があります。

勤務時間だけではなく、プライベートの時間で学習を進めることになります。

・給与は平均的

特別な手当はないため、給与は平均的となります。

残業が少ない転職先:透析クリニック

透析クリニックは、一日に透析ができる患者数に限りがあるので、残業は少ない傾向にあります。

透析クリニック看護師の仕事内容

・透析準備

透析機械の準備(プライミング)、患者のバイタル測定、シャントへの穿刺、また透析後の抜針、止血確認を行います。

・透析中の観察

透析中は循環動態に変化が起きている状態なので気分不快や急変の可能性もあります。

そのためバイタルサインの観察、急変時の対応が必要となります。循環器に強い人は重宝されます。

・生活指導

透析患者は体重管理、食事制限、シャントの管理など気をつけることがたくさんあります。

日々の生活習慣が重要となるため、それらの指導を行う必要があります。

透析クリニック看護師のメリット

・透析という専門的な知識、技術を身につけることができる

シャントについてや透析機械の使い方、また、循環動態についての知識をつけることができます。

・夜勤がない、残業が少ない

外来であれば夜勤はありません。

また、一日に透析ができる患者数には限りがあるので残業は少ない傾向にあります。

ただし、祝日でも透析をおこなっているクリニックが多いため勤務がシフト制になっていることが多いです。

透析クリニック看護師のデメリット

・専門的な知識になるためその他の診療科への転職が難しくなる

透析についての知識は詳しくなりますが、その他の基本的な看護ケア(清拭や点滴管理など)を行う機会がないため、他の分野へ移りにくくなってしまいます。

・単調作業なので刺激が少ない

毎日同じルーティンワークを行うだけのため、新しいことを学習したりなどの刺激が少なく物足りなく感じることがあります。

・オープンフロアでの業務にストレスを感じることがある

基本的に透析はオープンフロアで施行されることが多いです。

常に人の目があることや、自分の仕事中にも声がかかってしまうことにストレスを感じる人も少なくありません。

残業が少ない転職先:精神科

精神科は定時で仕事を上がれる職場が多いと言えます。

精神科看護師の仕事内容

・コミュニケーションによる心のケア

精神疾患の患者さんには看護師のコミュニケーションによる心のケアが必要不可欠です。

患者さんによっては長期間治療している方もおり、看護師がコミュニケーションを取り患者さんとの信頼関係を作ってケアをすることで、回復への手助けをすることができます。

患者さんによって様々な症状があるので、1人1人に合わせたコミュニケーションが求められます。

・精神症状の把握、健康観察

精神疾患の患者さんは自分の症状を把握することが難しく、日々状況が変わってくることも珍しくありません。

看護師が症状を的確に把握し、医師と連携しながら患者さんへ適切なケアをすることも大切な仕事です。

・薬の管理

精神科では薬物療法を行っているため、与薬は看護師の重要な仕事です。

患者さんによっては、薬に抵抗があって飲んだふりをしてしまったり、後で吐き出してしまうということもあります。

適切な治療を行うためにも看護師による薬の管理が必要不可欠となります。

・日常生活の援助

精神疾患の影響で日常生活に支障がある患者さんも多く、身の回りのことなどを援助することも看護師の仕事となります。

精神科看護師のメリット

・精神的な看護を学べる

精神科の仕事は他の科では学べない特殊なものとなります。 精神疾患の知識や精神疾患の患者さんとのコミュニケーションスキルは精神科でしか身に付けられません。 メンタルケアは将来的にも重要視されているので、看護師として貴重な人材となることができます。

・残業が少ない

定時で仕事を上がれる職場が多く、残業は少ないためプライベートと両立しやすいと言えます。

・他の科にあるバタバタ感が少ない

精神科の慢性期病棟では病状の急変などが少ないため、比較的落ち着いて患者さんのケアをすることができます。 ただし、急性期病棟では急患でバタバタすることもあります。

・コミュニケーションスキルがプライベートでも役立つ

日々患者さんを観察してコミュニケーションを取りながら、精神状態や気持ちを察しなければならないため、仕事で身につけたコミュニケーションスキルがプライベートでも活かせます。

もし家族や回りの人が精神的に不安定になっても、適切な対処ができるため人生において貴重なスキルになるでしょう。

精神科看護師のデメリット

・看護師の人数が少ない

看護師の人数が比較的少ない職場が多いため、1人で多くの患者さんを見ることも多いです。

・責任が重い

施設によっては医師のいない中で看護師として判断をしなければならない場面もあるため、責任が重いと感じることがあります。

・患者さんのネガティブな面で自分のメンタルもダメージを受ける

精神科では患者さんのネガティブな話を長時間にわたり聞くことが多く、全てを受け止めてしまうと自分のメンタルも悪い方向に流されてしまうことがあります。

自分自身のメンタルが不安定な人は安易に転職しない方がいいでしょう。

コミュニケーションが大変

患者さんとのコミュニケーションが重要となるので、コミュニケーションが苦手な人は負担に感じることがあります。

・看護師としての医療技術を磨きづらい

高度な医療行為はありませんので、医療技術を磨きたい人には向きません。

・患者から暴力、暴言を受けることがある

精神疾患の患者さんから暴力を振るわれたり暴言を浴びせられたりという場面があります。

できるだけ未然に防ぐ対応をしていても、この経験がある看護師が多いのが現状です。

看護師の転職で条件のいい病院を探すには

良い求人を探す近道は、非公開求人も扱っている看護師専門の転職サイトを利用することです。

また、転職サイトも様々なものがありますので、選ぶ際は求人数が多いこと、利用者満足度が高いことを確認して失敗のないようにしてくださいね。

転職サイト選びが転職成功の可否をにぎっています。

おすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてくださいね。

まとめ

・同じ看護師でも給与にはかなり差がある

・選ぶ職場によって、残業の有無も差がある

・希望の条件に合う職場は探せば必ず見つかる

看護師が条件のいい病院を見つける方法をご説明しました。

あなたが本当に満足できる転職をできるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

所在地

東京都

お問い合わせ

電話番号:042-508-2200

Email:nursehirocom@yahoo.co.jp

SNS

ナース裕美 / Twitter

ナース裕美の夫 / Twitter

看護師
運営者:ナース裕美(緒方裕美)
ナース裕美写真
大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
\ Follow me /
企業の採用担当、転職サイト評論家
運営者:ナース裕美の夫
ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。 『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。 転職にて年収を300万円⇒800万円に上げた経験がある。 自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。 ★保有資格 「Microsoft Certified Associate」ID:1016282 「ITパスポート」資格番号:第IPー2011ー04-08918号
関連記事