看護師転職ノウハウ

看護師転職給料下がる|看護師と採用のプロが看護師が転職で給料下がる理由教えます

看護師が転職で給料下がることってある?
なんで転職で給料が下がるの?

こんな疑問にお答えします。

厚生労働省の雇用動向調査結果を見ると、

転職をして

給与が上がった人は39.0%
給与が下がった人は40.1%
給与変わらずの人は20.2%

と、年収が上がった人と下がった人がほぼ同じ割合でいることが分かります。(参照リンク:厚生労働省 転職者実態調査

看護師が給料を下げてしまう理由は、主に以下のとおりです。

病院からクリニックへ転職

夜勤がない職場へ転職する

限られた求人だけで転職する

求人情報だけで転職先を決める

福利厚生を考えずに転職する

残業がない職場へ転職する

昇給制度がない職場へ転職する

自己流で転職活動をしてしまう

転職で給料が下がってしまう人、逆に給料が上がる人の違いはどこにあるのでしょうか。

この記事では、企業の採用部門で働く夫と看護師の私が、看護師が転職して給料が下がる理由と対策、転職で給料を上げる方法をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美 / 緒方裕美

ナース裕美写真

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務後独立。現在はキャリアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。

保有資格は「看護師免許」、「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)

『ナース裕美の看護師転職サイト早わかり解説』(Kindle)著者。

看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美の夫

ナース裕美の夫

スタッフ1,200人規模の企業の採用担当。3,000人以上の新卒・転職採用選考の経験を持つ。

採用担当として転職サイトを10年以上研究している転職サイト評論家でもある。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

当メディアは厚生労働省が規定している職業紹介責任者が監修しています。

労働者派遣事業・職業紹介事業等 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

※この記事では給与に焦点を当てて考えていきます。

給与…基本給に残業代、各種手当、ボーナスを含んだ額

給料…基本給のみ

看護師が転職で給料が下がる理由1)病院からクリニックへ転職

大学病院や総合病院など、規模の大きい病院から小規模なクリニックへの転職は、給料が下がる可能性が高いと言えます。

求人情報の基本給があまり変わらなくても、ボーナスや各種手当で大きな差がついてしまうこともあり、また、退職金制度がなかったりと、生涯賃金にも影響してきます。

私が働いていた大学病院でも、基本給はそこまでクリニックと差はありませんでしたが、ボーナスが年間180万円前後支給されていたので、年収は600万円後半でした。

クリニックは給料以外のメリットがたくさんありますが、転職する際はよく検討が必要てすね。

看護師が転職で給料が下がる理由2)夜勤がない職場へ転職する

看護師の給与は、夜勤手当が大きく影響します。

体力的に夜勤は負担が大きいので、夜勤のない職場へ転職したい人も多いですが、想定よりも給与が下がってしまうことがあります。

夜勤なしの転職先を探す場合は、できるだけ給与を落とさなくて済む職場を探して転職しましょう。

参考までに夜勤なしでも給料が高い転職先をご紹介します。

夜勤なしでも給料が高い転職先

訪問看護師

(参考記事:訪問看護の求人に強い看護師転職サイト教えます

美容クリニック

(参考記事:美容クリニック・美容皮膚科の求人に強い看護師転職サイト

企業看護師

(参考記事:企業の求人に強い看護師転職サイト教えます

養護教諭

(参考記事:看護師と採用のプロが教える養護教諭になる方法

看護師が転職で給料が下がる理由3)限られた求人だけで転職する

ネット検索だけで求人を探して、限られた選択肢の中から転職先を選んだ場合、転職することで給料が下がってしまうことがあります。

同じ看護師でも転職先によって給料はピンキリです。

そのため、看護師専門の転職サイトを利用して、できるだけ多くの求人から転職先を選びましょう。

看護師の転職サイトは、一般には公開していない条件の良い非公開求人も保有しているので、それも含めて探すことをおすすめします。

看護師が転職で給料が下がる理由4)求人情報だけで転職先を決める

求人情報だけで転職先を決めた場合、以下のような失敗をする可能性があります。

記載されていた給与が実際には支給条件を満たせずもらえなかった

経営状態が悪くてボーナスがもらえなかった

月給が前職と同じだったので転職したら、ボーナスの額が低くて年収が下がってしまった

転職前に聞いていた年収目安は、残業代込みの額だった

これは給与の計算が求人情報だけでは分からない複雑なものだったり、ボーナスの実績値などを確認しないまま転職を決めた結果です。

こうならないためにも、まずは前職の給与の計算方法や明細をしっかり把握して、求人情報と比べましょう。

また、求人情報だけではわからない部分もあるので、看護師専門の転職サイトに登録して、担当のアドバイザーに求人情報のチェックと転職先の内部情報を調べてもらいましょう。

そうすることで給料などの条件に納得したうえで入職を決めることができます。

看護師が転職で給料が下がる理由5)福利厚生を考えずに転職する

意外と盲点なのが福利厚生です。

規模の大きい病院だと、住居手当や扶養手当など、基本給以外に手当がつく職場が多いと言えます。

私の勤めていた大学病院も住居手当が月に5万円支給されていました。

この各種手当がつかない職場に転職した場合、積もり積もって年収が大幅に下がってしまうということがあります。

前職の給与制度を福利厚生含めてしっかり把握したうえで転職活動を始めましょう。

看護師が転職で給料が下がる理由6)残業がない職場へ転職する

看護師が転職で給料が下がる理由6)残業がない職場へ転職する

現職で残業をどれくらいしていますか?

選ぶ転職先によって、残業時間は大きく変わります。

残業手当を年単位で考えると、100万円単位の差がつくこともあります。

残業が少ない職場へ転職すると、基本給などが変わらなくても、残業手当の差で年収を大きく下げてしまうことがあります。

残業が少ないことはメリットでもありますが、収入を重視している人は転職前に残業の実績をしっかりチェックして職場を決めることが大切です。

転職先の残業の実績については、「病院見学をして施設の担当者に確認する方法」と、「看護師転職サイトの担当アドバイザーに確認してもらう方法」があります。

病院見学については、『病院見学の流れ、お礼状の書き方』の記事を参考にしてください。

看護師が転職で給料が下がる理由7)昇給制度がない職場へ転職する

看護師が転職で給料が下がる理由7)昇給制度がない職場へ転職する

看護師が転職で給料が下がる理由に「昇給制度がない職場へ転職する」ということがあります。

選ぶ施設によって昇給制度は異なり、全く昇給しない職場や昇給の上限が決まっている職場もあるため、生涯賃金で比較すると大きな差がついてしまうことがあります。

また、転職時に経験年数で給料が加算される職場もあるため、求人票に記載されている給与だけで転職先を決めず、しっかりと実際に支給される給与を確認することが大切です。

実際に支給される給与は医療機関の採用担当に確認するか、看護師転職サイトの担当アドバイザーに確認してもらいましょう。

看護師が転職で給料が下がる理由8)自己流で転職活動をしてしまう

看護師が転職で給料が下がる理由8)自己流で転職活動をしてしまう

看護師が転職で給料を下げてしまう原因の多くは、自己流で転職活動を進めてしまうことです。

医療機関のホームページをいくつか検索しただけで転職先を決めてしまう

求人票に書かれている内容だけで転職先を決めてしまう

など、やみくもに転職活動を進めて職場を決めてしまうと、「給料が下がってしまった。。」と後悔することにもつながります。

転職活動には押さえておかなければならないポイントがあります。

当メディアには、看護師が転職するために必要な知識を簡単につけられるように、様々な記事を用意していますので、ぜひ参考にしていただき、転職を成功させてくださいね。

看護師が転職で給料を下げない方法1)転職の条件をしっかり決める

転職するうえで、転職の条件をしっかり決めて進めることが大前提となります。

求人を探し始めると様々な条件の職場を取捨選択していかなければなりません。

ここもいいな、あれもいいなと迷っていると、当然ながら情報の波にのまれて正しい判断ができなくなってきます。

また、重視するのは仕事内容なのか、給料なのか、労働環境なのか、それぞれの条件の優先順位を決めていないと、良い求人を探すことができません。

そのため、必ず転職の条件を具体的にきめておきましょう。

例えば

年収○○○円以上

通勤は○時間以内

夜勤の有無

残業の有無

診療科の種類

昇給、退職金制度

育児制度

保育施設の併設の有無

など、優先順位も含めて転職の条件をまずは整理しておきます。

これを決めておけば、求人を1つ1つ吟味する時間も早くなり、また、自分には結局合わない求人の検討時間を削減することができます。

看護師が転職で給料を下げない方法2)求人情報をたくさん集める努力をする

転職で給与を下げないためには、どれだけたくさん求人を集められるかどうかがポイントです。

ネット検索で病院のサイトをいくつか探しただけで転職先を決めてしまったり、知り合いの看護師からの情報だけで転職先を決めてしまうのは、良い条件の職場を全て見ないで転職先を決めてしまうことになり、本当にもったいないと言えます。

では、どうやって求人を集めたらよいのか具体的にご説明していきます。

看護師専門の転職サイトに3つ登録する

看護師専門の転職サイトを利用する理由は、条件のいい非公開求人を紹介してもらえること、病院の内部情報を知ることができること、採用される確率が上がることです。

転職サイトは担当のコンサルタントが数万件の求人の中から、希望の転職条件に合うものを紹介してくれるため、自分でネット検索するのとは比べ物にならないくらい効率的です。

また、一般には公開されていない、条件の良い非公開求人も紹介してくれるため、必ず利用しておきましょう。

転職サイトは、様々なものがありますので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

おすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてくださいね。

看護師が転職で給料を上げるには

看護師が転職で給料を上げるには、以下の2つのポイントがあります。

1、求人情報をできるだけ多く集める

2、看護師専門の転職サイトで非公開求人をチェックする

看護師の給料は、必ずしも持っている能力に比例するわけではありません。

どこで働くか、職場の給与制度に影響を受けます。

そのため、給与を上げるには職場選びが全てと思っていいです。

自分が想定している希望の働き方ができる転職先の中から、給与の条件がベストな職場を選びましょう。

具体的には、できるだけ多くの求人情報を集めて、多くの選択肢の中から転職先を選ぶ必要があります。

また、看護師専門の転職サイトで、一般には公開していない条件の良い非公開求人もチェックするのを忘れずにいきましょう。

最後にもう一つ、看護師の転職サイトを利用するのであれば、担当のアドバイザーに転職先の医療機関と給与などの条件交渉をしてもらいましょう。

うまく交渉がまとまれば、求人に記載されている条件よりも良い条件で転職することもできます。

賢く転職活動を進めて給料を下げないようにしていただければと思います。

まとめ

・転職で給料を下げてしまう人は全体の3割ほど

・看護師が転職で給料を下げてしまうには理由がある

・転職で給料を上げるためには、求人情報をできるだけ多く集めて非公開求人もチェックするのがおすすめ

看護師が転職して給料が下がる理由と対策、転職で給料を上げる方法をご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

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運営者:ナース裕美(緒方裕美)
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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。 『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。 転職にて年収を300万円⇒800万円に上げた経験がある。 自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。 ★保有資格 「Microsoft Certified Associate」ID:1016282 「ITパスポート」資格番号:第IPー2011ー04-08918号
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