看護師転職サイトおすすめ

企業の求人が豊富な看護師転職サイトおすすめ3選

企業の求人に強い看護師転職サイト

企業の求人が豊富なおすすめ看護師転職サイトってある??

条件の良い企業の求人を探したい!

看護師であり、キャリアアドバイザーでもある私と企業の採用担当の夫がこんな疑問にお答えします。

企業の求人が豊富な看護師転職サイトおすすめ3選はこちらです。

(1)マイナビ看護師

(2)ナースではたらこ

(3)MC─ナースネット

以下のポイントで厳選しました。

企業の求人数が多い

利用者満足度が高い

アンケートの口コミが良い

企業看護師の求人は数が少なく、人気の職種であるため、なかなか見つけることができません。

数ある看護師転職サイトのなかでも、企業看護師を扱っているサイトはごく一部です。

それでも、根気よく求人を探すことで、タイミングによってかなり魅力的な職場も見つかるため、あきらめず良い求人が出るのを待つことがポイントとなります。

この記事では、企業の求人が豊富なおすすめ看護師転職サイトをご説明するとともに、企業看護師の種類や企業看護師への転職を考える際の注意点などをご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

★この記事でわかること

企業の求人が豊富なおすすめ看護師転職サイト

企業看護師の求人を探す際の注意点

企業看護師の種類や仕事内容、メリットデメリット

この記事の執筆者

ナース裕美(緒方裕美)

ナース裕美写真

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務後独立。現在はキャリアアドバイザーとして活動中。

保有資格は「看護師免許」、「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)

『ナース裕美の看護師転職サイト早わかり解説』(Kindle)著者。

看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美の夫

ナース裕美の夫

スタッフ1,200人規模の企業の採用担当。3,000人以上の新卒・転職採用選考の経験を持つ。

採用担当として転職サイトを10年以上研究している転職サイト評論家でもある。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

当メディアは厚生労働省が規定している職業紹介責任者が監修しています。

労働者派遣事業・職業紹介事業等 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

看護師転職サイトを利用して企業看護師の仕事をする方法

看護師転職サイトを利用して企業看護師の仕事をする方法

企業看護師になるには、できるだけ多くの求人を探す必要がありますが、看護師転職サイトの中でも「企業看護師」は求人数が少ない傾向にあります。

また、「一般には公開されていない非公開求人」として扱われている場合が多いので、企業の求人を多く扱っている看護師転職サイトに登録して、情報を集めながら良い求人が出るのを待つことが必要です。

そして、企業看護師は人気があり、採用倍率がかなり高いので、何社も応募してチャレンジする必要も出てきます。

内定をもらえるかどうかは、採用側が求める人材に自分の経験値・スキルがマッチするかどうかにかかっています。

企業看護師になるには、「自分と相性の良い企業を探しあてていく」という忍耐が大切です。

企業の求人が豊富なおすすめ看護師転職サイト1)マイナビ看護師

「マイナビ看護師」写真

企業の公開求人数

非公開

マイナビ看護師の概要

『マイナビ看護師』は看護師以外の転職支援も行っている株式会社マイナビが運営しているため、企業の求人が1番多い看護師転職サイトになります。

私が看護師転職サイトの利用者100人に取ったアンケートでも、『マイナビ看護師』は利用者の評価が高く、担当者が最後まで親切だったというものが多くありました。

おすすめの理由

『マイナビ看護師』の公開求人は自分で検索することもでき、検索ツールの中で「一般企業」と「治験関係」が選択できるため、求人検索がしやすいと言えます。

一般企業や治験関係の求人があります。

一般企業の求人の中にコールセンターの求人もあり、求人数も豊富です。

また、コールセンターの他に、企業内診療所勤務、クリニカルスペシャリスト(医療機器メーカー)、メディカルコピーライターなど様々な種類の求人を保有しています。

治験関係では、治験コーディネーター(CRC)の求人がほとんどで、年収は350万円~400万円程度の求人が多い傾向がありました。

求人のお気に入り登録ができるため、比較がしやすいです。

実績のある大手転職サイトを利用したい人におすすめです。

マイナビ看護師に登録して求人を探す

企業の求人が豊富なおすすめ看護師転職サイト2)ナースではたらこ

「ナースではたらこ」写真

企業の公開求人数

350件以上

※求人数は時期によって変動します

ナースではたらこの概要

『ナースではたらこ』は、資本金10億円のディップ株式会社が運営しており、大手だけあって企業の求人も保有しています。

私が看護師転職サイトの利用者100人に取ったアンケートでも、『ナースではたらこ』の担当者への評価は高く、「希望に合う求人を一生懸命探してくれた」というものが多くありました。

企業看護師の求人はレアなため、良い職場を探すには根気のある担当アドバイザーにサポートを得ることが必須条件となります。

『ナースではたらこ』では、利用者の希望にできるだけ沿った求人探しをしてくれるため、企業看護師を目指すのであれば、力を借りてみると良いです。

おすすめの理由

『ナースではたらこ』の公開求人は自分で検索することができ、検索ツールに「企業その他」があるため求人検索がしやすいです。

ただし、企業以外の「その他」も含まれるため、検索結果には企業の他に保育園や乳児院、障害者施設などの求人も混じってしまいます。

また、フリーワード検索ができないため、企業に絞って探すことはできません。

『ナースではたらこ』の企業求人はコールセンターが多く、常勤・非常勤、どちらの求人もあります。

治験関連の求人は少なめです。

検索結果で基本的な募集要項は確認できますが、詳しい業務内容や職場の特徴などはアドバイザーに問い合わせる形となります。

『ナースではたらこ』の企業の求人数はそこまで多くはありませんが、担当アドバイザーから紹介される非公開求人は良い条件のものが多い傾向があるため、登録してじっくり求人を待つ方法が良いです。

顧客満足度が高い転職サイトを利用したい人におすすめです。

ナースではたらこに登録して求人を探す

企業の求人が豊富なおすすめ看護師転職サイト3)MC─ナースネット

「MC-ナースネット」写真

企業の公開求人数

200件以上

※求人数は時期によって変動します

MC─ナースネットの概要

『MC─ナースネット』は資本金1億円の株式会社メディカル・コンシェルジュが運営しており、企業のコンサルティングなども行っているため、企業看護師の求人を保有しています。

『MC─ナースネット』は他社サイトがあまり保有していない病院以外の求人が豊富です。

求人数自体はそこまで多くありませんが、他社では見つからない条件の良い求人が見つかります。

おすすめの理由

『MC─ナースネット』は検索ツール内に「企業」「コールセンター」のチェックボックスあり、求人検索がしやすいです。

公開求人は企業110件以上、コールセンターは60件程度保有しており、常勤、非常勤、紹介予定派遣、派遣、など様々な働き方に対応しています。

また、現在ではコロナウイルス関連センターの求人が多数あり、曜日固定での勤務可で給与も高めに設定されています。

コールセンターの求人もコロナウイルス関連のものがほとんどで、派遣や委託が多めではあります。

『MC─ナースネット』は非公開求人も紹介してくれるため、良い求人があるかどうか担当アドバイザーに確認すると良いです。

様々な働き方ができる求人を探したい人におすすめの看護師転職サイトです。

MC─ナースネットに登録して求人を探す

他の看護師転職サイトもチェックしたい場合は、看護師転職サイトをランキングにした以下の記事も参考にしてください。

看護師転職サイトで探せる企業看護師の平均年収

企業看護師の平均年収

企業看護師の平均年収は400万円から500万円程度で、病院看護師とほぼ同程度です。

夜勤もなく平日のみの勤務で病院看護師と同程度の年収は魅力的ですよね。

また、CRA、CRCは年収が500万円以上と高めであることが多いです。

看護師転職サイトで企業看護師の求人を探す際の注意点

看護師転職サイトで企業看護師の求人を探す際の注意点

ここでは、看護師転職サイトを利用して、企業看護師の求人を探す際の注意点をご説明します。

様々な働き方があるため確認

一口に「企業看護師」といっても働き方は様々です。

常勤だけでなく、非常勤・パート、派遣の求人もあります。

また、看護師だけでなく保健師としての求人を出している企業もあります。

自分が「看護師」として応募するのか「保健師」として応募するのか明確にしておきましょう。

両方資格を保有していると採用に有利になります。

仕事内容は千差万別

企業看護師で働く場所はたくさんあります。

一般企業で「産業看護師」として働くほかに、治験に関わる仕事、一般企業のコールセンターなど様々です。

働く場所によって業務内容も全く異なるため、

「自分がどのような働き方をしたいのか」

「どんな仕事をしたいのか」

を明確にしておくことが必要です。

病院には戻りづらくなる

企業看護師は、病院や施設と違い医療技術や看護技術を提供することがほとんどありません。

そのため、医療技術・看護技術を磨くことはできません。

医療技術や看護技術に対してブランクを生じてしまうため、病院へ戻りづらくなると言えます。

本当に働き続けることができるのかしっかり考える

上述のように、企業看護師で長く働いてから病院看護師に戻るのは大変です。

看護師としてのブランクはなくても、医療技術・看護技術のブランクがあるからです。

そのため、一度企業看護師として働き始めたら、そのまま企業で働き続ける人が多いです。

「自分は、本当に企業で働き続けられるのか」

「病院に戻るつもりはないのか」

しっかりと自分のキャリアプランについて考えておくことが大切です。

給与だけで職場を選ばない

一般的に企業看護師は給与が高めに設定されていることが多いと言えます。

産業看護師であればなおさら、大企業に勤めることになるため高待遇です。

それでも、給与だけで応募先を決めてしまうのはおすすめしません。

「通勤するのは大変ではないですか?」

「土日だけではなく、平日にも休みを取れる環境ですか?」

「業務内容は自分に合うものですか?」

入職してからミスマッチに気づいても遅いのです。

しっかりと情報収集をし、自分の希望条件と照らし合わせて応募先を選択していくようにしましょう。

看護師転職サイトで探せる企業看護師の種類

企業看護師の種類

一口に企業看護師と言っても様々な種類があります。

ここでは、企業看護師の種類をご説明します。

転職先を検討する際の参考にしてください。

(1)産業看護師

選択肢の1つめは、一般企業での産業看護師です。

産業看護師は企業の医務室や健康管理部署で、産業医の指示のもと社員の健康管理や事務を行います。

年収目安は500万円前後で、所属する企業の給与制度によって変わってくるため、大手企業に入職すれば高年収を得ることができます。

基本的には土日休みで、比較的どこの職場も残業は少なめです。

実際の業務は、健康診断やストレスチェックの実施管理とフィードバック、スタッフの保健指導や健康相談、労働環境整備(健康面)、急病やケガの処置などです。

事務仕事が多いので、パソコンスキルは必須となります。

(2)治験施設支援機関

治験施設支援機関…病院などの治験実施施設の治験に関する業務を支援する外部機関

職種としては、製薬会社と治験を行う医療機関の間に立って治験を管理する臨床開発モニター(CRA)と治験を行う医療機関に所属して、治験がスムーズに進むようサポートする治験コーディネーター(CRC)があります。

年収の目安はCRAは600万円前後、CRCは500万円前後で、高給与が目指せる職場でもあります。

CRA、CRCになるために特別な資格は必要ありませんが、看護師資格を持っていると採用時に有利なので、看護師からの転職はおすすめです。

(3)コールセンター

医療機器メーカーや製薬会社など、医療に関係のある企業でのコールセンターの仕事です。

コールセンターでは各種サービス向上という目的だけでなく、お客様から寄せられた薬品や医療機器に関する疑問、また健康や病気に関する不安に回答・助言をする必要があります。

看護師として医療・看護の知識を持っていることや、実際に医療現場で培ったノウハウが重要なスキルとなるため、ある程度臨床経験のある看護師におすすめです。

コールセンター看護師の年収は400万円台が多く、求人数は少ないため、採用倍率は高めの傾向があります。

看護師転職サイトで探せる企業看護師の業務は大変なのか

企業看護師の業務は大変なのか

前述の通り、企業看護師にも様々な種類があります。

業務内容もそれぞれ異なります。

業務が大変かどうかは、

「自分が何を得意としているのか」

「何が苦手なのか」

によって変わってきます。

例えば、

「事務業務が苦痛、と感じる人は産業看護師やコールセンターの仕事は大変」

「電話が苦手な人はコールセンターは大変」

「調整能力に自信がない人はCRA・CRCは大変」

など、「大変な業務だ」と感じるものは人それぞれです。

まずは、自分の得意なこと苦手なことを明確にし、得意なことを伸ばしていけるような職場を選択していきましょう。

また、苦手であっても「やりたい」と思えば頑張れるものです。

自分のキャリアプラン・将来的なビジョンを叶えられるように職場を選択していくことができると良いですね。

看護師転職サイトで探した条件の良い企業看護師の求人事例

看護師転職サイトで探した条件の良い企業看護師の求人事例

ここでは、私が看護師転職サイトで探した条件の良い企業看護師の求人事例をご紹介します。

企業看護師の求人を探す際の参考にしてください。

※私が調べた時点の情報なので、タイミングによっては求人募集が終わっていることがあります。

求人事例1)治験コーディネーターの正社員

医療関係の研究所の正社員求人です。

医療機関での治験実施準備、患者への同意説明補助、来院管理、検査の対応、症例報告書の作成補助、モニタリング対応、各種書類の管理補助など治験に関わる業務に携わります。

月収は23.4万円~29.7万円程度(諸手当込み)で、年収400万円~です。

給与は経験を考慮して決定され、基本給:219,000円~257,000円ほどです。

昇給・賞与もあり、通勤手当、住宅手当も支給されます。

勤務時間は日勤:9時00分~18時00分(休憩60分)で、時差出勤制度もあります。(コアタイム:10時00分~17時00分)。

残業は月10時間以下と少なめ、週休2日制、年2回ほど社内全体会議で土曜出勤があります。

年間休日120日です。

新卒での採用も多く、定着率も高い企業で、CRC教育に力を入れています。

教育体制が整っているため、他の治験関連企業から転職してくる人もいるほどです。

求人事例2)医療系企業のコールセンターの契約社員

医療系企業のコールセンター求人です。

医療・医薬・ヘルスケア業界に特化した支援サービスを提供している企業で、患者さんや、医療機関(看護師・薬剤師)からの問い合わせに対して製薬メーカーの窓口として電話にて対応します。

業務内容は、医療機器の使用方法、学術情報を提供したり、健康相談窓口として問い合わせに対応します。

最寄駅から徒歩5分の好立地で、月収27.5万円~35.0万円程度で、看護師資格を有していると年収3,640,800円程度です。

年俸制のため賞与はありません。

勤務時間は日勤:9時00分~18時00分(休憩60分)、遅出:11時00分~20時00分(休憩60分)で、実働8時間です。

残業はほとんどなく、完全週休2日制、年間休日数123日、通勤手当、住宅手当、シフト手当などが支給されます。

また、正社員登用制度もあり、マナー研修、医薬品の製品研修、導入研修、フォローアップ研修など研修が豊富です。

福利厚生も充実しているため安心して働くことができます。

求人事例3)医療関係企業の正社員

都内にある医療関係企業の求人で、医療福祉コンサルタントとしてクライアントの課題解決やヒアリング・改善策の提案をしていく仕事です。

コンサルティング業務の他にも、人材教育プログラムや各種セミナーの実施、離職防止のためのメンタルケアやアドバイスを実施していきます。

チーム制を取っているためコンサルタント業務未経験でも可能で、月給30万円程度、昇給もあります。

勤務時間は9:00~18:00で休憩60分、残業が生じる時もあり、土日祝日休み、年間休日130日です。

求人事例4)新薬開発に関わる企業の治験コーディネーター(CRC)の正社員

都内にある治験をはじめ新薬開発に関わる企業の求人で、治験コーディネーター(CRC)として業務にあたります。

集合研修、中途入職者研修など、研修制度が整っており、月給229,500円~361500円(CRC手当含む)、経験や能力で月給が決定し、昇給、賞与もあります。

日勤はフレックスタイム制をとっており、フレキシブルタイム:07:00~22:00(標準労働時間7.5時間)、コアタイム:なしですが、1日3時間以上の勤務が必須となっています。

土日祝日休みの週休2日制です。

求人事例5)大手メーカー本社、企業内診療所の非常勤

都内大手メーカー本社の企業内診療所での看護師業務です。

企業内診療所では採血・注射など基本的なことができればOKで、そのほか、健康診断業務、産業保健業務に携わっていきます。

保健師資格を保有していると採用に有利となります。

最寄り駅より直結でアクセス良好、勤務時間は9:00~18:00の勤務(休憩60分)で、時給:1,900円です。(最初の2カ月間は時給1,900円 3カ月目からは月給201,815円~)

最初の2ヶ月間は食事補助のみ(190円/回)、3ヶ月目から住宅手当、育児手当等の手当が加算されます。

土日祝日は休みです。

企業の看護師の仕事内容

企業の看護師の仕事内容

企業看護師の仕事内容は転職先によって異なります。

それぞれの業務内容についてご説明します。

産業看護師

社員の健康管理

医務室や健康管理部署で産業医の指示のもと、社員の健康管理や事務を行います。

実際に健康診断を行うのは委託業者ではありますが、健康診断やストレスチェックの実施管理とフィードバックは産業看護師の仕事です。

健康診断やストレスチェックの準備(事務)、対象社員へのフィードバックを行います。

企業によっては常勤の産業医がいないこともあります。

その場合は、看護師が中心となって進めていく必要があります。

保健指導や健康相談

社員に対して保健指導をしたり、健康相談を受け付けます。

メンタルヘルスケア対策をしていく必要があるため、自己学習をしたり、各種資格を取得しておくと採用に有利です。

労働環境整備(健康面)

社内の健康面の労働環境を整備します。

長時間労働を抑制したり、ワーク・ライフ・バランスを実現する取り組みなど、社員が健康的に業務を行えるように、様々な取り組みを実施します。

急病やケガの処置

急病やケガをした社員の応急処置をして、必要時医療機関へつないでいきます。

高度な医療機器は準備されていないため、簡単な応急処置を行う程度です。

治験施設支援機関【CRA(臨床開発モニター)】

医療機関・医師の選定

治験を行う医療機関・治験責任医師を選定し、実施依頼・契約の手続きを行います。

医療機関の適正評価を行い、どの施設でどの医師のもと治験を実施するのかを確定します。

契約の確認

製薬メーカーの用意したプロトコール(治験実施計画書)を元に、医療機関に治験内容やスケジュールの説明をし、契約を結びます。

契約終了後は治験薬を搬入、被験者の登録、治験薬の管理体制を整えていきます。

被験者のモニタリング、症状の経過を確認

治験中は、医療機関を訪問し、治験がプロトコール通りに行われているかチェックします。

プロトコールに違反することなく治験が進められているか、効果が出ているか、副作用が起きていないかを、医師へのヒアリングで確認します。

また、被験者のカルテと照らし合わせながら、症例報告書のチェックを行っていきます。

報告書の作成

医師からのヒアリング内容や被験者の情報などを記した業務報告書を作成します。

もし、治験中に副作用が発生した場合は、詳細を確認し報告します。

治験施設支援機関【CRC(治験コーディネーター)】

CRCの業務は治験を行う医療機関・治験によって異なってきます。

以下はCRCの業務の一例です。

治験をスムーズに行うためのサポート役

治験業務のフローを作成、症例管理のための資料作成などの事務業務を行います。

また、治験実施に伴う各種研修会の実施、治験関連部門との連絡・調整など、治験を行う医療機関との連携を行っていきます。

被験者への対応

治験についての説明に同席し、説明の補助を行います。

また、被験者の相談窓口・緊急時の対応窓口としての機能もあります。

医師と共に、被験者の症状や病状についての観察を実施、副作用が生じた場合の対応を行っていきます。

スケジュール管理

CRCの一番大切な業務が、被験者のスケジュールを管理するとともに、服薬状況の確認を実施していくことです。

被験者は治験中に必要な検査もあります。

被験者の負担にならないように検査日を設定していきます。

また、治験中に併用禁止の薬剤もあります。

それらの禁止薬の服用がないよう、薬剤のチェックを行ったり、説明を行っていきます。

関係各所との連携

治験開始前の医療機関とのミーティング、関係部門への説明会を実施してきます。

また、薬剤部をはじめ関係各所(看護部・検査部・事務方)との連絡・調整を行います。

治験スケジュールが決定後、治験薬の搬入や管理、回収の補助を行います。

コールセンター

コールセンターは基本的に電話での相談・質問に返答していく仕事です。

コールセンターにも様々な種類があります。一例をご紹介します。

ヘルスケア

医療コールセンターでは健康や病気に関する質問へ応対します。

「子どもが吸殻を食べてしまった」などの緊急事態への対応もあります。

また、健康相談のコールセンターでは、

「セカンドオピニオンはどうすればいいか」

「医療費の補助制度について知りたい」

などの医療・福祉に関する問い合わせへの応対をします。

高齢者向け介護施設など

高齢者からの緊急の電話に応対したり、健康相談を受けたりします。

介護施設などの各種施設では看護や介護の悩みについても応対します。

製薬会社

薬の飲み方、薬の飲み合わせなどの薬に関することから、健康や病気についての相談も受けます。

薬に関しては飲み方を間違えると重大な副作用が生じる可能性もあるため慎重かつ確実な返答が必要となります。

保険会社

生命保険の契約者特典として設置された相談窓口となります。

生命保険の契約についての相談ではなく、健康や病気に関する相談や育児相談などを受けます。

医療機器

医療機器メーカーの自社製品についての問い合わせ窓口となります。

自宅で医療機器を扱う患者を支える業務がほとんどです。

医療機器の操作方法や医療機器を使用する患者の疾患についての聞き取りを行います。

企業のコールセンター

警備会社やガス会社、保険会社などが24時間対応の健康相談のサービスを行っています。

健康・医療・介護・育児など幅広い相談を受け付けています。

企業看護師をするメリットデメリット

企業看護師をするメリットデメリット

メリット

夜勤がない、土日祝日休める

企業では基本的に夜勤はありませんし、土日祝日が休みであることが多いです。

生活リズムを崩すこともなく、プライベートとの両立もしやすいです。

ただし、コールセンターは24時間対応しているところが多いため、夜勤が生じる可能性があります。

身体的に楽

デスクワークがメインで夜勤もないため、病棟勤務より身体的に楽です。

事務仕事が多いため、パソコン操作が得意だと業務がスムーズに進みます。

病棟と比べ穏やかな職場環境

企業看護師は基本的に病気の患者さんと直接かかわることはありません。(CRCは別)

患者さんの急変や救急対応がないため、職場環境は穏やかです。

命に関わるプレシャーがない

企業では命に関わる医療処置がないので、命に関わるプレッシャーはありません。

処置をするとしても、簡単な応急処置がメインです。

また、直接患者さんの医療処置に関わることはありません。

医療事故の心配が少ない

基本的に医療処置を提供することはないため、医療事故の心配は少ないと言えます。

精神的にも楽に仕事ができるでしょう。

大手企業は年収など待遇が良い

産業看護師を常駐している企業は大手が多いです。

また、コールセンターなども大手企業のものが多いです。

大手企業に転職すれば、年収が高く福利厚生も充実しています。

看護師との人間関係に悩まされない

企業には「看護師の同僚がいない」or「少ない」ため、看護師特有の人間関係に悩まされることはありません。

デメリット

医療の技術は上がらない

基本的に複雑な医療処置をしないため、医療技術は上がりません。

医療技術や看護技術に関してはブランクが生じてしまいます。

長く企業で働くと、病院に再就職は難しくなると言えます。

一人で判断することが多い

企業には同僚の看護師がいない、もしくは少ないため、自分1人で判断することが多いと言えます。

産業看護師として働く場合は、基本的に1人です。

産業医が常駐していない企業も多いです。

また、CRAやCRCも一人で動くことが多いです。

相談する人がいないため心細く感じるかもしれません。

コールセンターの場合も、マニュアルがあるとはいえ電話先の相手と1対1でやり取りを行います。

自分の判断・説明が相手に大きく影響するのでプレッシャーを感じやすいです。

ある程度経験値がないと務まらない

企業看護師は様々な判断を自分一人で行わなければならないため、ある程度経験がないと務まりません。

臨床経験で培ったノウハウ・知識があれば、その経験を十分に発揮することができるでしょう。

PCスキルが必要

企業看護師はデスクワークがメインのため、ある程度PCスキルがないと仕事を進めるのが厳しいと言えます。

資料作成やデータ管理などの技術が必要となります。

コミュニケーションを取るのが苦手な人には向かない

企業看護師は仕事を進めるうえで、様々な人とコミュニケーションを取る必要があるため、コミュニケーションが苦手だと厳しいです。

CRAやCRCは関係各所との連絡・調整が主な業務となりますので、調整力が必要となってきます。

また、コールセンタでは声だけの仕事のため、言葉遣いや声のトーンなどを気をつけていく必要があります。

求人が少なく、採用倍率が高い

企業看護師は人気の職種です。

しかし、求人数が少ないため、採用倍率は高めです。

また、非公開求人が多いため、看護師転職サイトをうまく利用して求人を集める必要があります。

企業看護師に向いている人の特徴

企業看護師に向いている人の特徴

ここでは、企業看護師に向いている人の特徴をご説明します。

コミュニケーションスキルの高い人

産業看護師、CRA、CRC、コールセンター、どれも高いコミュニケーションスキルを必要とします。

CRA、CRCは依頼主・医療機関・被験者など様々な人と関わる必要があり、それぞれと連絡をとり調整していく能力を保有していることが重要です。

コールセンターでは、電話のみで相手の信頼を得て、簡潔な言葉で利用者の不安・疑問を解消していくことが大切です。

産業看護師では、保健指導や健康指導で社員の意識改革を促していくようなコミュニケーションが必要となっていきます。

プライベートを充実させたい人

企業看護師は基本的に平日の日勤のみ、残業も少ない職場が多いと言えます。

「家族やパートナーとの時間を大切にしたい人」

「趣味や勉学の時間を取りたい人」

「家庭や子育てと両立したい人」

などプライベートの充実を求めている人に向いている働き方となります。

職場によっては多忙な場合もあるので、転職前に残業の実績などをよく確認するようにしてください。

事務仕事が好きな人

病院看護師は体力勝負ですが、企業看護師は事務仕事が多いです。

そのため、企業看護師に体力は必要ありませんが、代わりに頭を使って仕事をすることになります。

看護師の中にはデスクワークが苦手で体を動かしていたい、という人もいますよね。

企業看護師はほとんど体を動かすことはないため、デスクワークが苦手な人には辛いでしょう。

まとめ

・企業看護師の求人は全体的に数が少なく、求人を扱っている看護師転職サイトも少ない

・良い求人を探すためには、看護師転職サイトの担当アドバイザーに希望を伝えて、求人が出るのを待つと良い

・企業看護師の仕事内容は病院とは180度異なるため、転職する際は注意が必要

企業の求人が豊富なおすすめ看護師転職サイトをご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。現在はキャリアアドバイザーとして活動中。

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ナース裕美の夫

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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