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小児科の仕事内容、メリットデメリット

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小児科の看護師の仕事内容は??
小児科の求人はどうやって探せばいいの?

そんな疑問にお答えします。

小児科の仕事は子供が好きな看護師の天職と言えます。

ただ、子供が好きなだけでは務まらないというのも小児科の特徴です。

小児科の仕事を3年以上経験すると、小児看護専門看護師の受験資格を満たすことができるので、資格取得のチャレンジをして、小児看護のスペシャリストとしての証明を得るのもいいですね。

資格があればその後のキャリアアップにも活かすことができます。

この記事では看護師の私が小児科看護師の求人の概要やメリット・デメリット、求人の探し方をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

 

この記事の執筆者

ナース裕美(緒方裕美)

ナース裕美(緒方裕美)写真

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務後独立。現在はキャリアアドバイザーとして活動中。

保有資格は「看護師免許」、「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)

『ナース裕美の看護師転職サイト早わかり解説』(Kindle)著者。

看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

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小児科看護師の仕事内容

ここでは小児科の仕事をまとめていますので、参考にしてくださいね。

小児科(外来)

予防接種介助

子供にしっかりと穿刺が行えるように介助します。

乳児の場合は何をされるのか気づかないことが多いので比較的介助は楽ですが、ある程度の年齢になると注射の恐怖から暴れたりする子供もいるので苦戦することがあります。

医師の診療介助

患者の呼び出し、処置や検査のサポート、子供が泣いたらあやす、診療後の説明などを行います。

薬物投与

子供の患者にネブライザーの吸入、タミフル吸入などを行います。

急変時の対応

まれにアナフィラキシー、てんかんの対応などを行います。

小児科(病棟)

手術前後のケア

手術前の検査準備、手術に行く前のルート確保の介助、入浴介助、手術後のバイタルの管理、ルート及びドレーンの管理、日常生活援助を行います。

投薬管理

子供の患者にネブライザーの吸入、点滴などを行います。

生活援助

食事介助、着替えの介助、清拭などの生活援助を行います。

家族のメンタルケア

手術前後や入院に関する家族のメンタルケアなどを行います。

小児科看護師のメリット・デメリット

ここでは小児科のメリット、デメリットをご説明します。

小児科(外来)

メリット

小児医療の知識が身につく

小児専門の医療知識や幅広い治療の知識がつきます。

また、小さな医療器具の取り扱い、子供のメンタルケアや保護者対応など小児科でしか身に着けられない技術を学べます。

難しい医療技術が必要ない

医師の介助や点滴、生活介助がメインの仕事なので難しい医療技術は必要ありません。

夜勤がないので体力的に楽

外来は夜勤がないので体力的に楽です。

プライベートとの両立もしやすいです。

デメリット

子供だけでなく保護者の対応がある

子供が好きでも、その保護者の対応が大変です。

我が子が苦しんでいるため、不安や精神的ストレスから保護者の要望は必要以上に強くなったり、細かくなったりするためです。

些細なことでクレームに発展するなどストレスが多いポイントです。

高度な医療技術の向上は難しい

難しい医療処置がないため高度の医療技術の向上は難しいです。

今後他の診療科でキャリアアップを図りたい場合は向かないかもしれません。

ただし、代わりに子供の細い血管への点滴や注射の技術、子供との対話力、メンタルケアなど小児科でしか向上することができない技術を身につけることはできますので、今後ずっと小児科でやっていくのであれば、問題ありません。

感染症罹患のリスクがある

予防接種はしますが、子供特有の感染症(水疱瘡、おたふく、その他のウイルス)やインフルエンザの罹患リスクがあります。

小児科(病棟)

メリット

小児医療の知識が身につく

小児専門の医療知識や幅広い総合的な治療の知識がつきます。

また、小さな医療器具の取り扱い、子供のメンタルケアや保護者対応など小児科でしか身に着けられない技術を学べます。

かわいい、寝てるときは癒やされる

とにかく子供がかわいいてす。

大変な場面もありますが、子供好きにはたまらない職場です。

保護者が寝泊まりしていることも多いため付きっきりでなくても大丈夫

保護者がオムツの交換や食事の介助、寝かしつけをしてくれることも多いため業務が減ることも多いです。

体が小さいので移動が楽

患者さんの体が軽いので移動させるときに楽です。

ただし、抱っこしなければならない場面では少し大変です。

デメリット

保護者対応が大変

保護者は子供が入院してることで落ち込んでいたり不安が強くなります。

そのため1つ1つが細かく気になり神経質になっている保護者が多く対応が大変です。

乳幼児だと意思疎通が図れない

乳幼児は意思疎通が図れないので苦戦することもあります。

ルート管理が大変

血管が細いため点滴が漏れやすく、漏れると潰瘍などのトラブルになることが多いです。

またどうしてもルートを気にしてしまうため誤抜去への注意も必要となります。

水分出納管理が大変

体が小さいので少しの誤差でも水分出納が狂ってしまい気を使います。

子供の死に直面する

子供が好きで日々頑張っていても、子供の死に直面することは避けられません。

毎日看護していた子が亡くなってしまうと、受け入れがたい悲しみがあります。

小児科の仕事に向いている人

とにかく子供が好きな人

子供が好きと一言で言っても、機嫌のいいときの子供だけではなく、体調が悪く、落ち込んでいたり、病気の影響で不安定になっている子供の全てを受け止めて対処してあげなければなりません。

子供がしっかりと病気と向き合えるかどうかも、看護師次第と言っても過言ではないのが小児科の仕事です。

観察力がある人

子供は自分で病状や体の状態を把握したり、大人に伝えることが苦手です。

日頃から子供を観察し、些細な仕草、顔色、表情などから体の異変を察知して対処する必要があります。

看護師の鋭い観察力が子供の命を救うこともあるため必須の能力となります。

コミュニケーションが好きな人

小児科では子供や保護者とのコミュニケーションが必須となります。

子供が安心して医療処置を受けられるように日々コミュニケーションを取ります。

また、看護師が保護者の気持ちに寄り添いながら、医療処置を進める仲立ちをする役目もあるため、コミュニケーション能力が必要です。

小児科の看護師求人を探すには

看護師の求人数が多い看護師専門の転職サイトに3つくらい登録して、情報を集めます。

転職サイトは求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

おすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてくださいね。

勤務先を選ぶときにチェックしておきたいこと

小児科は人気の診療科でもあり、労働条件も良いことから退職者も少なく転職の難易度は少し高めです。

また、小児科看護師の給与は職場によってかなり差があります。

労働条件、福利厚生なども変わってきますので、選ぶ勤務先次第で待遇は大きく変わります。

転職してから後悔しないように、事前にチェックが必須な項目などを記事にまとめましたので、参考にしてくださいね。

まとめ

・小児科の仕事は子供が好きな看護師の天職

・小児科で看護師として働くには観察力やコミュニケーション能力も必要

・小児科の求人は人気なのでしっかり対策して転職活動を始める

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

所在地

東京都

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。転職を成功させるためのノウハウを発信しています。看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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