糖尿病内科への転職におすすめの看護師転職サイトってどれ??
糖尿病内科の看護師求人を探したい!
看護師でありキャリアアドバイザーである私がこんな疑問にお答えします。
糖尿病内科への転職におすすめの看護師転職サイトはこちらです。
サイト名 | 糖尿病内科の公開求人数 | |
1 | レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 7,000件前後 |
2 | ジョブデポ看護師 | 1,500件前後 |
3 | ナースではたらこ | 600件前後 |
※求人数は時期によって変動します
看護師転職サイトは様々なものがありますが、糖尿病内科の看護師求人の保有数にはかなりの差があると言えます。
そのため、糖尿病内科への転職を希望する場合は、上記のように糖尿病内科の求人を十分に保有している看護師転職サイトを利用することをおすすめします。
糖尿病内科看護師の年収は、一般的な看護師の平均年収と同等で病棟の場合は夜勤手当が加算されますが、その他特別な手当はありません。
また、糖尿病看護に活かせる各種資格を保有していると年収は若干上がる傾向にあります。
この記事では、糖尿病内科の求人が豊富な看護師転職サイトをご紹介するとともに、糖尿病内科の求人を探す際の注意点、糖尿病内科の仕事内容もご説明します。
あなたの転職活動の一助になれば幸いです。
★この記事でわかること
糖尿病内科転職におすすめの看護師転職サイトがわかります
糖尿病内科の求人を探す際の注意点がわかります
糖尿病内科の仕事内容がわかります。
この記事の執筆者
ナース裕美(緒方裕美)
看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務後独立。現在はキャリアアドバイザーとして活動中。
保有資格は「看護師免許」、「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
『ナース裕美の看護師転職サイト早わかり解説』(Kindle)著者。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。
当メディアは厚生労働省が規定している職業紹介責任者が監修しています。
糖尿病内科転職におすすめの看護師転職サイト1)レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
糖尿病内科の公開求人数
6,000件前後
※求人数は時期によって変動します
おすすめの理由
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は特に病院やクリニックの求人が豊富な看護師転職サイトで、糖尿病内科の公開求人は6,000件前後です。
求人検索ツールのフリーワードの項目に「糖尿病」と入力すると求人を確認することができます。
また、「高給与」などの条件を追加することもでき、検索結果を給与順に並べ替えることも可能です。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の糖尿病内科の求人は、年収500万円後半の職場や日勤のみで月収30万以上の職場もあります。
求人数が多いため、様々な働き方ができる職場を探すことができます。
利用者満足度が高い転職サイトを利用したい人におすすめです。
糖尿病内科転職におすすめの看護師転職サイト2)ジョブデポ看護師
糖尿病内科の公開求人数
2,000件前後
※求人数は時期によって変動します
おすすめの理由
『ジョブデポ看護師』は、求人数が豊富で、特に大規模病院やクリニックの求人が充実している看護師転職サイトです。
糖尿病内科の公開求人数は2,000件程度で、求人検索ツールの「フリーキーワード検索」で「糖尿病」と入力して検索すると、求人の一覧をチェックすることができます。
『ジョブデポ看護師』の糖尿病内科の求人は、年間休日125日で年収500万円以上の職場や有給休暇の取得率が80%以上の職場、24時間託児所完備の職場など、好条件のものが多い印象です。
丁寧なサポートを受けたい人におすすめの看護師転職サイトです。
糖尿病内科転職におすすめの看護師転職サイト3)ナースではたらこ
糖尿病内科の公開求人数
600件前後
※求人数は時期によって変動します
おすすめの理由
『ナースではたらこ』は、特にクリニックの求人が豊富な看護師転職サイトです。
糖尿病内科の公開求人数は600件前後です。
求人検索ツールのフリーワード検索で「糖尿病」と入力すると求人の一覧を確認することができます。
『ナースではたらこ』の糖尿病内科の求人は、年間休日120日で年収500万円以上の職場や託児所や寮を完備している職場など、様々な条件のものがあります。
顧客満足度が高い転職サイトを利用したい人におすすめです。
看護師転職サイトで探せる糖尿病内科の種類
ここでは、看護師転職サイトで探せる糖尿病内科の種類をご説明します。
クリニック
糖尿病内科のクリニックです。
糖尿病内科単独のクリニックは少なく、多くが他の内科と一緒に診療が行われています。
病棟
糖尿病単独の病棟がある施設もあります。
しかし、他の内科と合同病棟の施設も多いです。
合同病棟の場合は、糖尿病内科以外にも携わることになりますので注意が必要です。
しっかりリサーチしていきましょう。
外来
糖尿病内科の外来です。
大学病院などの大規模病院は単独外来の場合がほとんどです。
中・小規模病院の場合は「内科」として診察している施設が多いです。
看護師転職サイトで探せる糖尿病内科看護師の年収事情
糖尿病内科看護師の年収は、一般的な看護師の平均年収と同等です。
病棟の場合は夜勤手当が加算されますが、その他特別な手当はありません。
また、糖尿病看護に活かせる各種資格を保有していると年収は若干上がる傾向にあります。
看護師転職サイトで探せる糖尿病内科看護師の業務は大変なのか
糖尿病内科看護師の業務自体は大変ではないと言えます。
一般的な病棟業務・外来業務が出来れば問題なく勤務できます。
しかし、何より大変なのが患者さんとのコミュニケーション・患者さんへの各種指導です。
デメリットにも記載してある通り、高齢で、糖尿病を長く患っている患者さんが多く、生活習慣を変えていくのは一苦労です。
患者さんの今後の生活のために指導をしていきますが、指導の成果が中々見えないことが辛く、大変だと感じることが多いです。
看護師転職サイトで探した条件の良い糖尿病内科の求人事例
事例1)内科病院
糖尿病の専門医療に携われる内科病院の求人です。
月収28.6万~35万円(手当込み)、賞与年間4.3か月分です。
仕事内容は、病棟における看護業務全般、糖尿病教育入院、血糖コントロール入院、短期検査入院患者に対する検査及び療養指導で2交替です。
療養指導士(CDEJ)歓迎の職場です。
事例2)糖尿病内科クリニック
糖尿病内科クリニックの求人です。
月収30万円(手当込み)、賞与ありです。
仕事内容は、糖尿病療養指導、内視鏡検査や治療の介助、診療の補助・案内、院内清掃、受付業務、その他クリニック運営に必要な業務で日勤のみです。
事例3)総合病院
糖尿病内科、内科、呼吸器内科、消化器内科、リウマチ科、外科などを診療科とする総合病院の求人です。
月収28万~36.4万円(手当込み)、賞与年間3か月分です。
仕事内容は、看護師業務全般です。
年間休日125日と多めで、夏季休暇、年末年始休暇、産前産後休暇、育児休暇、介護休暇、慶弔休暇、有給休暇など各種休暇制度が整っている職場です。
また、院内研修、プリセプター制度、院外研修、OJTなど教育制度もあります。
就学前まで利用可の提携託児所があり、小さなお子さんがいても働きやすい環境です。
事例4)一般病院
糖尿病内科、内科、消化器内科、外科などを診療科とする病院の求人です。
月収30.6万~42万円(手当込み)、賞与年間2.6か月分です。
病棟での看護業務全般で2交代です。
夏期休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、有給休暇(取得率80%以上)、育児休暇、産前産後休暇、試用期間終了後に特別休暇1日付与と休暇制度が整っています。
また、24時間対応可能な託児所もあり、育児休暇や産前産後休暇があるので、子育て中の看護師に優しい職場です。
事例5)一般病院
糖尿病医療に力を入れている病院の求人です。
月収20.6万~33.3万円(手当込み)、賞与年間3.6か月分です。
2交代・3交代選択可能で年間休日は120日と多めです。
寮、託児所ありです。
教育・研修制度だけではなく、職員全体で入職者をフォローする体制が整っている職場です。
事例6)糖尿病センター
糖尿病のセンターとして、内科、小児科、眼科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、透析科を診療科としています。
月収23.5万~32.6万円(手当込み)、賞与ありです。
2交代です。
糖尿病の療養指導士を率先して育てており、プリセプターシップ、集合研修、フォローアップ研修、院外研修、学会参加、進学など、教育制度も整っています。
24時間託児所、寮ありです。
看護師転職サイトを利用して糖尿病内科の仕事をする方法
自分で求人を検索する
看護師転職サイトを利用すると、自分で求人の検索ができます。
糖尿病内科を希望する場合は、希望診療科の欄で「糖尿病内科」を選択して検索をします。
希望診療科を選択できない場合は、フリーワード検索で「糖尿病内科」と入力して検索します。
ただし、希望診療科だけでは膨大な量の求人が表示されてしまいます。
希望の働き方や希望労働条件などの詳細も選択し、求人を絞っていくことで効率良く検索をすることができます。
アドバイザーに紹介してもらう
自分で求人を検索しながら担当アドバイザーからの紹介を待ちましょう。
自分で検索できる求人は公開されている求人だけです。アドバイザーからは非公開求人を紹介してもらえます。
非公開求人は、一般に公開すると応募が殺到してしまうような条件の良い求人であることが多いです。
好条件の求人を見ないまま応募先を決めてしまうのはもったいないですよね。
また、アドバイザーは利用者の希望労働条件等、詳細条件も把握しています。
できるだけ希望にぴったりの求人を紹介していますので、入職後のミスマッチを最小限にすることができます。
病院勤務は注意が必要
一般の病院に入職する場合は注意が必要です。
看護師は看護部に所属することになります。看護部より、空きのある診療科・病棟に配置されるのです。
入職時に希望配属先を提示することはできますが、確実にそこに配属されるとは限りません。
糖尿病内科を希望しても、そこのスタッフに空きがなければ配属は難しいのです。
他の診療科に配属されても問題ない、希望診療科に配置転換されるまでは頑張れる、という人でないと病院勤務はハードルが高いですね。
糖尿病内科の看護師の仕事内容
糖尿病の場合、患者さんは病気と一生付き合っていく必要があるため、患者さん、医師、看護師の3者間で情報をしっかり共有し、食事療法や運動療法について、細かい計画・目標を立てて療養指導を行っていくことが重要となります。
そんな糖尿病内科看護師の仕事内容をご説明します。
一般的な病棟業務
一般的な病棟業務である、バイタルサインの測定や清潔ケア、必要時移動介助などを行います。
糖尿病の患者さんは基本的に自立度が高いです。
自分のことは自分でできる人がほとんどです。
しかし、神経障害や末梢動脈疾患によって下肢に障害が出てくることもあります。
その場合は移動の介助が必要です。
患者さん一人一人の自立度をしっかり確認し、必要な援助を計画していきます。
情報収集
糖尿病の治療・ケアには情報収集が重要です。
入院患者さんに普段の食生活や運動習慣について、飲酒や間食の習慣について、仕事の内容について、誰と一緒に住んでいるのかなど、治療に関わる項目に関しての詳細な情報を収集します。
この情報は医療チーム内で共有します。
その後の治療方針・指導方針に繋がるため確実に情報収集していく必要があります。
フットケア
糖尿病の合併症では末梢への血流が不十分になって冷えや痛み、しびれを起こす末梢動脈疾患があります。
そのほかの合併症に神経障害があるため、自分の体のことでも異常に気付きにくくなっています。
これを放っておくと壊疽を起こし、最悪の場合切断しなければいけない可能性もあります。
この合併症を防ぐのがフットケアです。
患者さんの足の傷の有無の確認、爪の伸び具合、変形の程度、たこや水虫の有無、炎症の有無などをチェックし、清潔を保持します。
異常を発見した場合は、医師に報告をするなど迅速に対応していく必要があります。
自己注射の指導
糖尿病治療ではインスリン注射を使用することが多いです。
自分でインスリンの管理が行えるよう、インスリン注射について指導します。
最初は看護師の方で血糖値を確認してから注射するインスリンの単位を準備します。
しかし、インスリン注射は退院してからも必要なものになるため自分で注射できるように指導する必要があります。
安全に、確実に、必要な単位を注射できるよう繰り返し指導を行います。
患者さんとともに一緒に暮らす家族に対しても指導します。
血糖測定方法の指導
糖尿病治療には血糖測定が欠かせません。
インスリン注射と同様、血糖測定も退院後は自分で行う必要があります。
血糖測定のタイミングや方法について指導を行います。
こちらも患者さんとともに一緒に暮らす家族に対しても指導します。
生活指導
糖尿病治療において食事や運動などの生活を改善することは重要です。
患者さんによって必要な食事療法、運動療法は変わってきます。
医療チーム内でそれぞれの患者さんに最適な食事療法、運動療法について計画・目標をたて、それに沿って指導を行っていきます。
すべての指導を看護師が行うことはありませんが、適宜患者さんの理解度を確認し、再指導の依頼をしていくことが必要となります。
食事指導に関しては、患者さん以外の家族が食事を作っている場合は、家族に対しても同様に指導を行います。
糖尿病内科看護師をするメリットデメリット
メリット
専門の資格を取得できる
「糖尿病療法指導士」や「糖尿病看護認定看護師」などの資格取得など、スキルアップを目指すことが可能です。
糖尿病療法指導士
糖尿病治療における生活指導のエキスパートです。
受験者用講習会を受講することが必要です。
糖尿病看護認定看護師
血糖パターンマネジメント、フットケア等の疾病管理および療養生活支援を行います。
看護師としての実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)が必要です。
専門的な知識を高めることができる
糖尿病内科では、糖尿病の知識や指導についてなど専門性を高められるといえます。
今後高齢化社会が進むことにより、生活習慣病を発症する患者さんの数はますます増加すると予想されています。
また、他の診療科につとめていても糖尿病を既往症として持っている患者さんは多いです。
糖尿病内科で身につけた知識は今後転職をする際にも自分の強みとしてアピールすることが可能です。
患者さんによっては糖尿病とつきあっている期間が長く、病気についても詳しい人がいます。
そんな患者さんに対しても専門家としてしっかりと指導を行っていく必要がありますので、何を聞かれても返答できるように自分自身の知識を高めておくことが重要です。
一人一人の患者さんと深く関わることができる
糖尿病は一度発症すると一生付き合っていく可能性が高い疾患です。
そのため、患者さんとの付き合いも長くなります。
継続して一人の患者さんと向き合い、指導し、時には励まし、喜びを分かち合うこともできる、看護師としてやりがいを感じられる診療科と言えます。
デメリット
コミュニケーションで苦労する
糖尿病内科では患者さん・ご家族に指導することが多いです。
糖尿病の治療方針やその重要性などを患者さんに説明しても理解を得られないなど、コミュケーションをとることが難しいと感じてしまうこともあります。
患者さんは自分より年配の方が多く、長年の生活習慣を変えていくのはとっても大変なことです。
そんな患者さんに快く治療に取り組んでもらえるようにコミュニケーション方法を工夫していく必要があります。
教育入院の患者さんの場合、自覚症状がなく、体は元気!という患者さんも多くいます。
患者であるという自覚が足りず、入院が退屈で病院を抜け出してしまう、なんて患者さんもいますので、入院の必要性をしっかりと伝えていくことも必要となります。
残業は多い
糖尿病内科では患者さんとのコミュニケーション時間が長く、しかもそれを通常の業務にプラスして行うことになります。
患者さんやその家族に対しての指導時間も必要です。そのため残業は多い傾向にあると言えます。
糖尿病内科看護師に向いている人の特徴
コミュニケーションスキルの高い人
糖尿病治療は医師・看護師だけでなく様々な職種とチームを組み、一人一人の患者さんに合った治療法の選択を行っています。
看護師はその中で、患者さんと接する時間が一番長いため、患者さんと医療チームとの橋渡し役を担っています。
患者さんから情報を収集し、チームに伝達する。
カンファレンスでは自分の意見を伝えるとともに、患者さんの意向を伝える役割もあります。
糖尿病は一度発症すると一生付き合っていかなければならない疾患であることから、患者さんの不安やストレスも増大化しやすいです。
マイナス思考になる患者さんも多いため、看護師は出来る限り話し相手となり、ストレスのはけ口的存在になることが求められます。
そうすることで、より患者さんとの信頼関係を築いていけるのです。
そのためには高い共感力も必要となります。
指導力の高い人
糖尿病内科では患者さん・ご家族に指導する場面が多々あります。
患者さん一人一人の理解度に合わせた指導をしていくための工夫が必要です。
また理解が不十分な場合は繰り返し指導を行うことになりますので、その都度患者さんの理解度を確認しながら、その時々に合った指導を行うことが重要です。
まとめ
・糖尿病内科へ転職をするには、糖尿病内科の求人数が多い看護師転職サイトの利用がおすすめ
・糖尿病内科看護師の年収は、一般的な看護師の平均年収と同等
・糖尿病内科は患者さんへの指導の成果がなかなか見えないことが辛く、大変だと感じることが多い
糖尿病内科の求人が豊富な看護師転職サイト、求人を探す際の注意点をご説明しました。
あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。
執筆者情報:裕美の転職研究所
ナース裕美(緒方裕美)
看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。現在はキャリアアドバイザーとして活動中。
保有資格は「看護師免許」、「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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