看護師おすすめの転職先

残業が少ない看護師の転職先8選

看護師おすすめ残業少ない

ナース裕美です。

看護師で残業が少ない転職先ってある??
残業が少ないおすすめの転職先はどこ?

そんな疑問にお答えします。

看護師の転職の選択肢は様々なものがあり、何を重視するかによっておすすめの転職先は変わってくると言えます。

この記事では企業の採用部門で働く夫と看護師の私が、病院内で残業が少ないおすすめの転職先8選をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美(緒方裕美)


看護師免許を持つ。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。
『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。
自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

看護師の残業が少ない転職先:眼科(外来)看護師

眼科は介助が少ないため業務をスムーズに進めることができ、残業は少ない傾向にあり、おすすめの転職先と言えます。

眼科(外来)看護師の仕事内容

医師の診療補助

診察前の点眼や、診察時の呼び出しなどの診療補助を行います。

患者への説明

患者さんへ点眼方法や手術、検査についての説明を行います。

外来手術の介助

白内障、緑内障などの機械だしなどの介助や散瞳薬の点眼や点滴などの術前準備、術後の状況確認を行います。

検査補助

検査技師の補助を行います。 検査技師がいない時は看護師が検査を行う場合もあります。

眼科(病棟)看護師の仕事内容

入退院の管理

入院オリエンテーションやアナムネ聴取、退院オリエンテーションを行います。

手術前後の管理

散瞳薬の点眼や点滴などの術前準備、術後の状況確認を行います。

医師の診療補助

診察前の点眼や、診察時の呼び出しなどの診療補助を行います。

日常生活援助、歩行介助

入院している患者さんの日常生活の援助をしたり、歩行困難な患者さんの介助を行います。

服薬管理

持参薬の管理、点眼を行います。

眼科(外来)看護師のメリット

外来手術がある場合は手術介助の技術が学べる

白内障、緑内障などの機械だしなどの介助技術が学べます。

検査をする必要がない

検査技師がいる場合は医師の診療補助が主な業務となり検査をする必要がありません。

夜勤がないので体力的に楽

外来は夜勤がないので体力的に楽です。 プライベートとの両立もしやすいと言えます。

難しい医療技術が必要ない

医師の介助や服薬管理、生活介助がメインの仕事なので難しい医療技術は必要ありません。

眼科(外来)看護師のデメリット

知識の幅が狭くなる

眼の専門知識しか得られず、薬物投与もほぼ点眼なので知識が限られてしまいます。

将来希望する診療科への転職がしづらくなります。

手術介助がない場合は看護技術を磨くことができない

他の疾患を患っている人が少なく、患部が眼だけに限局しているため、点眼のみの患者さんが多く看護技術をなかなか磨けません。

看護師としての知識や技術の向上の限界がすぐ見えてきてしまう

眼の疾患の種類も少ないため、比較的短い期間で知識を身につけられてしまいます。

モチベーションか高い人には物足りないかもしれません。

眼科(病棟)看護師のメリット

介助が少ないため体が楽

視力か悪いだけで自分で動ける患者が多いので歩行介助が必要なくらいで体力的に負担が少ないです。

残業が少ない

介助が少ないため業務をスムーズに進めることができ、残業は少ない傾向にあります。

アナムネ聴取が得意になる

1日に何人ものアナムネを決まった時間内で聴取するため情報の引き出し方が上手くなります。

眼科(病棟)看護師のデメリット

看護技術を磨くことができない

基本的にIVHや吸引などはなく、輸液ポンプを使用することもほとんどないため技術を身につけることは難しいです。

入退院が多いので忙しい

両目白内障の手術で1週間弱の入院のため入れ替わりが激しく忙しいです。

手術が多いと忙しい

局所麻酔だとすぐに病棟に戻ってくるので、手術室への送り迎えも含めて大変です。

眼科の看護師に向いている人

コミュニケーションが得意

患者さんへの分かりやすい説明や細かい気配りが求められるため、コミュニケーション能力は必須となります。

入院の患者さんはテレビや本などを見ることが困難なので、暇を持て余しています。

話し相手になることも患者さんのケアになりますので、コミュニケーションがうまいと重宝されます。

看護師としてブランクかある

眼科の仕事は多少看護師としてブランクがあっても、すぐに慣れることができるでしょう。

仕事に復帰したいけど体力的に不安な人や新しい仕事を覚えられるか自信がない人もチャレンジできる診療科となります。

看護師の残業が少ない転職先:耳鼻咽喉科(外来)看護師

耳鼻咽喉科は検査や診察などのルーティーンがメインの仕事のため、残業は少ない傾向があり、おすすめの転職先となります。

耳鼻咽喉科(外来)看護師の仕事内容

点滴、注射処置

目眩、脱水の方への点滴(吐き気止めや栄養剤)を行います。

医師の診療や治療の補助

医師の指示のもと薬剤投与や機械出し、薬及び検査の説明を行います。

薬品、物品管理

薬品や物品の発注や在庫管理を行います。

聴力検査

機械を使って聴力検査や耳鳴りの検査を行います。

耳鼻咽喉科(外来)看護師のメリット

専門的な知識を身につけることができる

診療範囲が広範囲(耳、鼻、口、喉、頸部、頭部、顔面)であり、それぞれが複雑に関わっているため専門的な知識を身につけることができます。

機械の操作方法を身につけることができる

診療、治療に使用する機械が特殊で種類も多いため、それぞれの機械の操作方法を身につけることができる。

夜勤がなく残業が少ない

外来なので夜勤はありません。 また、検査や診察などのルーティーンがメインの仕事のため、残業は少ない傾向があります。

通勤が楽

勤務地が駅前や交通アクセスの良いところにあることが多いため通勤が楽です。

耳鼻咽喉科(外来)看護師のデメリット

経験の幅が狭い

耳鼻咽喉科は外来、クリニックが多いので入院患者の介助やオペの対応の経験を積むことができません。 今後のキャリアの選択肢は狭いでしょう。

スキルアップが難しい

点滴、採血やバイタルチェックなどの基本的な看護技術を行う機会が少ないため、看護師としての基本的なスキルアップは難しいと言えます。

上記のように基本的な看護技術のスキルが低下してしまうと他の診療科への転職は難しくなります。

時期により多忙になる

インフルエンザや花粉症の時期はかなり忙しくなります。 季節的な波があります。

耳鼻咽喉科(病棟)看護師に向いてる人

コミュニケーションが好きな人

患者さんへの分かりやすい説明や細かい気配りが求められるため、コミュニケーション能力は必須となります。

軽症患者さんは暇を持て余している方も多いので、話し相手になることも大切です。

専門的な知識を学習したい人

診療範囲が広範囲(耳、鼻、口、喉、頸部、頭部、顔面)であり、それぞれが複雑に関わっているため専門的な知識を身につけることができます。

また、病棟はがん患者の看護も学ぶことができます。

ブランクがある人

耳鼻咽喉科の仕事は多少看護師としてブランクがあっても、すぐに慣れることができるでしょう。

仕事に復帰したいけど体力的に不安な人や新しい仕事を覚えられるか自信がない人もチャレンジできる診療科となります。

外来に比べると病棟は重症患者が多いため難易度は上がります。

看護師の残業が少ない転職先:皮膚科看護師

皮膚科は単調作業が多いため残業は少ない傾向にあり、おすすめの転職先となります。

皮膚科看護師の仕事内容

問診

外来初診時の問診。医師の診察の前に行います。

診察をスムーズに行うために重要となります。

部位や症状のほかに患者さんがどんな治療を希望しているかを確認することが重要です。(例;ホクロをとりたいのか、ホクロが悪性かどうかの検査をしたいのか‥など)

医師の診察介助

皮膚を露出する必要があるので服を着脱する可能性があります。

そのため患者のプライバシーに配慮する必要があります。 診察や治療に必要な機器や薬の準備を行いスムーズに診察が進むようにします。

患者への処置

薬の塗布や創傷処置(傷の保護や包交)を行います。

患者への説明

薬の使用方法や処置の方法を説明します。

皮膚科看護師のメリット

夜勤がない

皮膚科のみの病棟は基本的になく、外来が主となります。 そのため日勤のみの仕事となり生活リズムを崩すことがありません。また家族やパートナーと予定を合わせやすくなります。

残業が少ない

単調作業が多いため残業は少ない傾向にあります。

精神的ストレスが少ない

命に直接的に関わる疾患ではないため精神的ストレス、プレッシャーは少ないといえます。

患者の治癒過程が目に見える

視覚的に良くなっていくのを認識できるのでやりがいにつながります。

皮膚科看護師のデメリット

皮膚疾患への感染リスクがある

ダニや白癬などで受診される方も多く、看護師への感染のリスクは少なくありません。

基本的な看護ケアを行うことがない

バイタルサインの測定や清拭などの基本的な看護技術を行うことが殆どありません。

そのためほかの科や病棟へ転職する場合ハードルが高くなることが考えられます。

給与が低め

夜勤がなく、残業も少なめなので給与は低い傾向があります。

皮膚科看護師に向いている人

ブランクがある人

夜勤がなく残業も少ないので体力的には楽といえます。またある程度の処置経験があれば難しい業務はありません。

コミュニケーションが好きな人

皮膚科は子どもから高齢者まで患者層が幅広いことも特徴です。

それぞれの年代にあった対応、説明のスキルが必要となります。

また問診もあるため、必要な情報を短時間で引き出す力も重要となってきます。

看護師の残業が少ない転職先:内視鏡室、内視鏡クリニック看護師

内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師はルーティンワークが多いため残業も少ない傾向にあり、おすすめの転職先となります。

内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師の仕事内容

医師の診療、治療の補助

医師の診察時の介助を行います。

移動に介助が必要な患者さんに対しては介助を行います。

また、羞恥心やプライバシーへの配慮も必要です。

治療時の介助ではスムーズに医師のサポートを行うことが、患者さんへの苦痛を最小限にすることにつながります。

患者さんへの説明

検査や処置に対する説明を行います。

特に消化器の内視鏡では検査・治療前の食事制限や、前日からの飲食の制限、前処置など患者さん自身が実施する項目が多くあります。

確実に行えるよう、患者さんの理解度に合わせた説明が必要となってきます。

検査・治療の準備、片付け

当日の検査・治療に合わせた器具や薬剤の準備を行います。

また、使用後の物品の片付け、補充も看護師の役割です。

患者さんのメンタルケア

検査・治療に安心して臨んでいただけるよう適切な声掛けを行い、リラックスして検査・治療を受けられるよう精神的サポートを行います。

一人の患者さんとの関わる時間が短いからこそ、その場その場に合わせた対応が求められます。

緊急時の対応

検査・治療もすべてが安全とは限りません。

薬剤の使用もありますし、処置による出血も考えられます。

そのため、急変への対応もゼロではありませんので、ある程度緊急時の対応の知識や技術が必要です。

内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師のメリット

消化管内視鏡検査技師の専門資格の取得ができる

この資格は2年以上内視鏡検査・治療に携わっていて、資格取得のために必要な講習を受けた看護師であれば受験可能です。

日勤のみ、残業が少ない

基本的に事前予約した患者さんを対象としているため夜勤はありません。

また、ルーティンワークが多いため残業も少ない傾向にあります。

そのため生活リズムが崩れることもなく、家族・パートナーとも予定を合わせやすいと言えます。

内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師のデメリット

給与は低め

内視鏡室に特別な手当はありません。

また、日勤のみで残業も少ないため給与は基本的には外来看護師と同じくらいであり、比較的低めといえます。

しかし、内視鏡専門病院や内視鏡センターでは一日当たりの処置患者数が多くなり、より専門的な高い技術を要求されるため給与は少し高くなります。

物足りないと感じる

業務自体がほぼルーティンワークとなります。

また、病棟と違い一人ひとりの患者さんと関わる時間が短いため、「数をこなす」という感覚に陥りやすく、「看護をしている」という実感を感じづらい環境といえます。

患者さん一人ひとりを診ていくという意識を持ち続けることが大切です。

学ぶことが多い

内視鏡室で働くためには内視鏡に関する専門的な知識と技術が要求されます。

実施部位も消化管だけでなく多岐にわたるため、それぞれの臓器に対する知識も必要となってきます。

また、内視鏡治療の現場は常に最新の技術が生み出されている分野にもなりますので、経験を重ねながら知識や技術をアップデートしていく必要があります。

内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師に向いている人

ここでは、内視鏡室、内視鏡クリニックの看護師に向いている人をご説明します。

プライベートを充実させたい人

前述のとおり、内視鏡室は基本的に日勤のみであり、ほとんど残業もありません。

そのため、家事・育児と両立したい人などプライベートを充実させたい人には最適な職場です。

ブランクのある人

内視鏡は専門性の高い職場です。

しかし、業務自体はパターン化したものが多いため、初めに頑張ってしまえばすぐに慣れることができるでしょう。

専門資格取得に興味がある人

内視鏡は消化器だけでなく気管支内視鏡など、他の科でも内視鏡を扱っていることがあります。

それらを総合的に学習することができ、また専門資格を取得することもできます。

これは自分の看護師としての強みとすることができます。

コミュニケーションスキルの高い人

患者さんとのかかわりが短時間であるからこそ、その短い時間の中で患者さんの不安や心配事を察知し、瞬時に対応していく必要があります。

看護師の残業が少ない転職先:膠原病内科看護師

膠原病内科は一人一人の患者さんとコミュニケーションを取ることに時間を費やしますが、自分のさじ加減で残業は少なくできるため、おすすめの転職先となります。

膠原病内科の看護師の仕事内容

薬物管理

膠原病は薬物療法が主体となり、痛み止め、ステロイドなど扱う薬が多いので間違いのないよう管理する必要があります。

また、内服以外にも筋肉注射や点滴を実施することもあります。

検体取り扱い

薬効を確認するために定期的に血液検査、尿検査があります。

この結果により薬の内容が変更したりもするので、確実な取り扱いが求められます。

日常生活援助

基本的には日常生活は自立している患者が多いですが、関節の変形が進んでくると移動や食事に介助が必要となってきます。

患者に合わせた援助を提供することが必要になります。

患者・家族のメンタルケア

膠原病は長く付き合う疾患になります。

痛みと向き合ったり長い療養生活から、不安やストレスを抱えている患者さんも多いため、患者さん一人一人と向き合い、不安やストレスの緩和に努めることが大切です。

膠原病内科の看護師のメリット

病棟が穏やか

命に直接関わる疾患ではないため、急患や急変はほとんどありません。

そのため、比較的病棟内は穏やかな雰囲気と言えます。

残業が少ない

検査や薬物治療が主体のため、患者移動が少ない傾向にあります。

一人一人の患者さんとコミュニケーションをとることに時間を費やしますが、そこは自分のさじ加減なので残業は少なくできます。

リウマチケア看護師の資格をとれる

リウマチケア看護師は申請によって取得可能です。

「直近5年において、通算1年以上リウマチケアに従事している看護師であること」が条件となります。

その上でリウマチ性疾患指導記録や指導患者名簿などを提出、研修や論文の提出・発表、治験への参加などクリアする項目は多いですが、この資格を取得することで、リウマチケアに優れた看護師であると認識されるため、今後の転職に有利になります。

膠原病内科の看護師のデメリット

給与は平均的

特別な手当はなく残業も少ないため、給与は平均的といえます。

患者さんとの人間関係構築が大変

膠原病は慢性疾患であるため、患者さんも長期間病気と付き合い、痛みや苦しみと共存している形となります。

その苦しみを近くにいる看護師にぶつけることもあるため、上手く関わることができないと自分が精神的に疲れてしまう原因となります。

膠原病内科の看護師に向いている人

コミュニケーション能力の高い人

膠原病は症状を抑える治療がメインとなります。

そのため長期的な治療となり、患者さんとの付き合いも長くなります。

また、治療自体が難しく、なかなか症状が改善しないことも多々あります。

そんな不安を持ち続けている患者さんと、上手く関わっていけるコミュニケーション力を持っていることが大切です。

ポジティブ精神の人

先述した通り、病気が良くなっているという実感が他の診療科に比べると少なくなります。

そこでも先を見据えてポジティブに看護していくことが必要になります。

薬に興味がある人

膠原病は薬物療法が主体です。

扱う薬も多いため薬の知識を持つことが重要です。

総合病院などでは薬剤師も常駐していますが、患者から質問されることもあるので看護師も一通りの薬の知識を持つことが求められます。

また、膠原病に対しては新しい薬がどんどん出てくるため、知識をその都度アップデートする必要があります。

看護師の残業が少ない転職先:腎臓内科看護師

腎臓内科は状態も安定している患者さんが多いため、業務がスムーズに進み残業は少ない傾向にあり、おすすめの転職先となります。

腎臓内科の看護師の仕事内容

生活指導

腎疾患の患者さんに対し、腎臓の働きや食事制限(カリウム制限、たんぱく制限など)についての指導を行います。

腎疾患患者にとって食事療法は重要で、退院後も継続できるように、確実に指導する必要があります。

また、食事指導と共に、禁煙やアルコール制限、運動の指導なども行います。

患者に対する生活指導は、腎臓内科の看護師にとって、とても重要な業務となります。

内服管理

血圧や脂質管理の薬、糖尿病の薬などを管理します。

また、疾患によってはステロイドを使用するため、ステロイド薬の管理と副作用への対応を行います。

検査出し

腎生検やエコー、造影検査など多岐にわたります。

また、血液検査、尿検査は日常的に行われるため、検査漏れがないよう注意します。

シャント管理、指導

人工透析導入患者に対して、シャント造設のオリエンテーションを行い、シャント造設後の生活の注意点や管理について指導を行います。

また、入院中の透析患者のシャントの管理を行います。

水分管理のほか、シャント音やスリルの確認をしていきます。

透析出し

入院中の患者さんが人工透析をしていることは多いです。

透析のスケジュールに従って透析出しを行います。

その際、透析室の看護師に病棟でのバイタルサインなどを申し送る必要があります。

患者、家族のメンタルケア

慢性期の病棟のため長期入院、または頻回入院の患者さんが多いのが特徴です。

入院を繰り返すことへの不安や、長期入院によるストレスを緩和をしていくことが大切です。

腎臓内科の看護師のメリット

患者指導が得意になる

腎臓内科の看護師として、生活指導や食事指導の場面は多くあります。

個性のある各患者に合わせた指導が必要となってくるため、指導方法のバリエーションが豊かになっていきます。

この指導能力は他の診療科で働くときにも使える技術となるため、転職する際有利に働きます。

人工透析についての知識を得ることができる

シャント増設から人工透析導入まで、長期に関わることができます。

腎臓内科の疾患だけではなく、透析についても学べることは自分の強みを増やしていくことにもなります。

糖尿病や膠原病についての知識を得ることができる

先述した通り、腎臓内科に入院する患者には糖尿病、膠原病を併発している方が多いため、腎臓疾患だけでなく、それに関連する疾患についても深く学んでいく必要があります。

学ぶ疾患が多岐にわたるため、今後転職をする際、知識が多いことがプラスに働きます。

患者に長期的に関わることができる

慢性期病棟のため、長期入院や入退院を繰り返している方も多いです。

患者に長期的に関わることで、継続した看護を行うことができます。

残業は少ない

慢性期病棟のため比較的穏やかな診療科です。

状態も安定している方が多いため、業務がスムーズに進み残業は少ない傾向にあります。

腎臓内科の看護師のデメリット

学習することが多い

腎疾患だけでなく糖尿病、膠原病、人工透析などについても学ぶ必要があります。

勤務時間だけではなく、プライベートの時間で学習を進めることになります。

給与は平均的

特別な手当はないため、給与は平均的となります。

腎臓内科の看護師に向いている人

患者さんとの付き合い方が上手い人

長期的に患者さんに関わることになるため、上手く距離をはかって付き合っていける技術が必要となります。

また、腎疾患の患者さんは医療者と関わることが多いため、看護師の人となりを見抜く力を持っています。

関わりに心がこもっていないとすぐに見破られてしまいますので、常に患者の立場にたって接していく必要があります。

学ぶことが好きな人

腎疾患だけでなく人工透析、糖尿病、膠原病についての知識も必要となってきます。

プライベートの時間も学習に当てることが多くなりがちなので、学ぶことが好きでないと続きません。

看護師の残業が少ない転職先:透析クリニック看護師

透析クリニックは、一日に透析ができる患者数に限りがあるので、残業は少ない傾向にあり、おすすめの転職先となります。

透析クリニック看護師の仕事内容

透析準備

透析機械の準備(プライミング)、患者のバイタル測定、シャントへの穿刺、また透析後の抜針、止血確認を行います。

透析中の観察

透析中は循環動態に変化が起きている状態なので気分不快や急変の可能性もあります。

そのためバイタルサインの観察、急変時の対応が必要となります。循環器に強い人は重宝されます。

生活指導

透析患者は体重管理、食事制限、シャントの管理など気をつけることがたくさんあります。

日々の生活習慣が重要となるため、それらの指導を行う必要があります。

透析クリニック看護師のメリット

透析という専門的な知識、技術を身につけることができる

シャントについてや透析機械の使い方、また、循環動態についての知識をつけることができます。

夜勤がない、残業が少ない

外来であれば夜勤はありません。

また、一日に透析ができる患者数には限りがあるので残業は少ない傾向にあります。

ただし、祝日でも透析をおこなっているクリニックが多いため勤務がシフト制になっていることが多いです。

透析クリニック看護師のデメリット

専門的な知識になるためその他の診療科への転職が難しくなる

透析についての知識は詳しくなりますが、その他の基本的な看護ケア(清拭や点滴管理など)を行う機会がないため、他の分野へ移りにくくなってしまいます。

単調作業なので刺激が少ない

毎日同じルーティンワークを行うだけのため、新しいことを学習したりなどの刺激が少なく物足りなく感じることがあります。

オープンフロアでの業務にストレスを感じることがある

基本的に透析はオープンフロアで施行されることが多いです。

常に人の目があることや、自分の仕事中にも声がかかってしまうことにストレスを感じる人も少なくありません。

透析クリニック看護師に向いてる人

日勤のみ働きたい人

シフト制ではありますが、基本的に日勤のみで休みも取れます。

また残業もほとんどないため生活のバランスをとることができます。

透析看護師として専門性を高めたい人

透析認定看護師、慢性腎臓病療養指導看護師、透析技術認定士などの資格を得ることができます。

患者さんと長く深く関わりたい人

透析は死ぬまで継続する治療になります。

そのため長く、深く関わり、継続した看護を行えることになります。

マネジメント力、コミュニケーション力がある人

患者さんへの生活指導も大切な仕事です。

そのためには患者さんに伝える力、決まりを守ってもらえるようにするマネジメントが重要になってきます。

看護師の残業が少ない転職先:精神科看護師

精神科は定時で仕事を上がれる職場が多く、残業が少ないおすすめの転職先となります。

精神科看護師の仕事内容

コミュニケーションによる心のケア

精神疾患の患者さんには看護師のコミュニケーションによる心のケアが必要不可欠です。

患者さんによっては長期間治療している方もおり、看護師がコミュニケーションを取り患者さんとの信頼関係を作ってケアをすることで、回復への手助けをすることができます。

患者さんによって様々な症状があるので、1人1人に合わせたコミュニケーションが求められます。

精神症状の把握、健康観察

精神疾患の患者さんは自分の症状を把握することが難しく、日々状況が変わってくることも珍しくありません。

看護師が症状を的確に把握し、医師と連携しながら患者さんへ適切なケアをすることも大切な仕事です。

薬の管理

精神科では薬物療法を行っているため、与薬は看護師の重要な仕事です。

患者さんによっては、薬に抵抗があって飲んだふりをしてしまったり、後で吐き出してしまうということもあります。

適切な治療を行うためにも看護師による薬の管理が必要不可欠となります。

日常生活の援助

精神疾患の影響で日常生活に支障がある患者さんも多く、身の回りのことなどを援助することも看護師の仕事となります。

精神科看護師のメリット

精神的な看護を学べる

精神科の仕事は他の科では学べない特殊なものとなります。 精神疾患の知識や精神疾患の患者さんとのコミュニケーションスキルは精神科でしか身に付けられません。 メンタルケアは将来的にも重要視されているので、看護師として貴重な人材となることができます。

残業が少ない

定時で仕事を上がれる職場が多く、残業は少ないためプライベートと両立しやすいと言えます。

他の科にあるバタバタ感が少ない

精神科の慢性期病棟では病状の急変などが少ないため、比較的落ち着いて患者さんのケアをすることができます。 ただし、急性期病棟では急患でバタバタすることもあります。

コミュニケーションスキルがプライベートでも役立つ

日々患者さんを観察してコミュニケーションを取りながら、精神状態や気持ちを察しなければならないため、仕事で身につけたコミュニケーションスキルがプライベートでも活かせます。

もし家族や回りの人が精神的に不安定になっても、適切な対処ができるため人生において貴重なスキルになるでしょう。

精神科看護師のデメリット

看護師の人数が少ない

看護師の人数が比較的少ない職場が多いため、1人で多くの患者さんを見ることも多いです。

責任が重い

施設によっては医師のいない中で看護師として判断をしなければならない場面もあるため、責任が重いと感じることがあります。

患者さんのネガティブな面で自分のメンタルもダメージを受ける

精神科では患者さんのネガティブな話を長時間にわたり聞くことが多く、全てを受け止めてしまうと自分のメンタルも悪い方向に流されてしまうことがあります。

自分自身のメンタルが不安定な人は安易に転職しない方がいいでしょう。

コミュニケーションが大変

患者さんとのコミュニケーションが重要となるので、コミュニケーションが苦手な人は負担に感じることがあります。

看護師としての医療技術を磨きづらい

高度な医療行為はありませんので、医療技術を磨きたい人には向きません。

患者から暴力、暴言を受けることがある

精神疾患の患者さんから暴力を振るわれたり暴言を浴びせられたりという場面があります。

できるだけ未然に防ぐ対応をしていても、この経験がある看護師が多いのが現状です。

精神科の仕事に向いている人

1人1人の患者と深く関わって看護したい人

1人1人とコミュニケーションを取りながら長期的に看護していくため、もっと患者さんに寄り添って看護したい人に向いています。

精神疾患に対して特別な想いがある人

患者さんに寄り添いながら丁寧な看護をしていても、それが伝わらないことも多々あります。

そんな時、仕事の達成感を感じづらいこともありますが、精神疾患に特別な想いがあれば乗り越えられるでしょう。

精神的に強い人

患者さんになかなか想いが伝わらない、患者さんからの暴言を受けるなど、1つ1つ精神的にダメージを受けていると仕事になりません。

精神的にタフでないと務まらない仕事です。

コミュニケーションを取るのが好きな人

患者さんとは日々丁寧なコミュニケーションを取り、信頼関係を作っておくことが看護を行う上で重要となります。

コミュニケーションを取りながら、患者さんの状態を把握する能力が必要ですし、コミュニケーションが好き、もしくは得意な人でないと、日々の仕事をこなしていくのは負担が大きいでしょう。

看護師の残業が少ない転職先の求人を探すには

どの診療科も大学病院や総合病院もしくはクリニックどれを選ぶかで、給与などの待遇は異なってきます。

なので、転職サイトで求人をできるだけ集めてから、職場を探していきましょう。

転職サイトは一般には公開されていない、条件の良い非公開求人もありますので、必ずチェックしておきたいところです。

また、転職サイトは様々なものがありますので、選ぶ際は求人数が多いこと、利用者満足度が高いことを確認して失敗のないようにしてくださいね。

おすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてください。

看護師の残業なしで定時で帰れる科

看護師で「全く」残業なしで定時で帰れる科は少ないと思われます。

どの診療科でも、自分の仕事が終わったら「ハイ終わり」とは、なかなかいかないものです。

他のスタッフの進捗状況を確認して手伝える部分があったら手伝って…

人間相手の仕事のため、自分の思うように仕事が進むないことも日常茶飯事です。

大学病院などでは勤務後に勉強会があったり、会議があったり。

基本的には定時で帰れても、忙しかったり、不測の事態が起こったりすれば残業が必要になることもあります。

転職前に、平均残業時間や繁忙期の残業時間などを調べておくといいですね。

体験談

眼科に勤めていたときは残業は少なかったです。

それでも入院が多くて記録量が多いときや、オペ前や入退院のオリエンテーションが多いときなどは残業が必要になりました。

まとめ

・残業が少ない看護師の転職先はたくさんある

・それぞれの仕事内容やメリットデメリットを比較して、転職先を決めたい

・転職サイトで条件の良い求人から転職先を探すことが大切

残業が少ないおすすめの転職先をご説明しました。

じっくり求人を比べながら、ベストな職場を見つけたいですね。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

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執筆参考資料

厚生労働統計一覧|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

経済財政政策 – 内閣府 (cao.go.jp)

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。 『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。 転職にて年収を300万円⇒800万円に上げた経験がある。 自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。 ★保有資格 「Microsoft Certified Associate」ID:1016282 「ITパスポート」資格番号:第IPー2011ー04-08918号
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