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看護師転職内科|看護師と採用のプロが教える看護師の内科の仕事6種類まとめ

内科の看護師求人ってどうなの??
内科の看護師の仕事内容は??
内科の求人はどうやって探せばいいの?

そんな疑問にお答えします。

内科は患者さんと長く関わる診療科が多く、患者さんとコミュニケーションを取るのが好きな方に向いています。

この記事では企業の採用部門で働く夫と看護師の私が、内科看護師6種類の特徴やメリット・デメリット、求人の探し方をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美 / 緒方裕美


看護師免許を持つ。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。
『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。
転職にて年収を2倍にした経験がある。
自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

看護師の内科の求人:消化器内科

消化器内科は口腔から肛門までの消化器官すべてを対象としている診療科の内科病棟で、看る臓器の数が多く、様々な疾患の患者さんがいるため必然的に学習することは多くなります。

また、内科病棟なので看護師一人あたりで担当する患者数が多いため忙しいですが、特別な手当はないため給与は平均的となります。

消化器内科の求人数は平均的なので、求人情報を集めて、良い条件の転職先を見つけたいですね。

消化器内科の看護師の仕事内容

ここでは消化器内科の仕事内容をまとめていますので、参考にしてくださいね。

点滴管理

消化管の疾患のため絶飲食である患者も多く、点滴や中心静脈栄養で水分・栄養管理をしている方が多いため、点滴準備から滴下管理まで確実に行う必要があります。

また、管理する点滴数も多いため確認を徹底し、ミスのないようにしていく必要があります。

経管栄養チューブの管理

前述の通り絶飲食の患者には必要時経管栄養チューブから栄養を注入し、チューブの挿入から管理を行います。

挿入の際は患者が苦痛を感じることのないようにするために、確実な手技が必要となります。

生活指導

消化器内科では患者に対する活動の制限はほとんどありませんが、食事などの生活習慣の指導に関わっていくことが多いです。

入院患者に対しての食事制限、水分制限の指導や退院していく患者に向けての禁酒・禁煙指導、食事制限の指導を行います。

中高年の方の入院が多いため長期に渡る喫煙や飲酒の習慣を改善してもらうことは容易ではありません。

繰り返し、根気強く指導していくことが必要となります。

安全管理

経管栄養チューブの自己抜去はよくある看護事故になります。

再挿入はまた苦痛が伴うものになるので、なぜ抜去してしまうのかをアセスメントし、抜去予防を施す必要があります。

吐血、下血への対応

消化管疾患には吐血、下血がつきものです。

まずは吐血、下血が起こらないようにアセスメントし対応していくことが必要です。

起きてしまったときはショックの有無など患者の状態をしっかり観察し、報告、処置を行っていくことが重要です。

抗癌剤治療

消化器がんに対しての抗癌剤治療を行います。

点滴治療中の観察、副作用の観察、副作用への対応を行っていきます。

消化器内科の看護師のメリット

検査データを読み解けるようになる

消化器疾患では採血データに異常が出てきます。

日々のデータを比べて、データから異常を早期に発見できるようになってきます。

消化管全般の知識を得ることができる

口腔から肛門までの全消化管が対象の診療科ですので、学習することも多く、挫折しそうになることもあります。

消化管は全てつながっていると意識して一つ一つ学習していくことで、最後には知識が全て繋がります。

消化器全般の知識を身につけられると、かなりの達成感を得ることができます。

経管栄養チューブ挿入が上手くなる

栄養チューブ挿入は消化器内科では必須の手技になります。

数をこなすため患者さんへの苦痛を最小限に挿入できるようになります。

患者の回復を見られる

絶飲食の患者が食べられるようになる⇒食べられるようになったら退院へ、というように回復の段階を見ていくことができるため、やりがいにつながります。

がん治療の知識を得ることができる

消化器がんに対しての化学療法の知識を得ることができます。

それに伴い必要な化学療法の副作用についてや、副作用への対応について学ぶことができます。

消化器内科の看護師のデメリット

給与は平均的

消化器内科に特別な手当はありません。

給与は平均的といえるでしょう。

学ぶことが多い

消化管全般についての解剖生理とそれぞれの疾患、治療について学ぶ必要があります。

範囲が幅広いためはじめのうちは何から勉強すればいいのかわからず焦ってしまいがちです。

また、日々の業務に加えて勉強が必要なため、プライベートの時間を勉強に当てる必要があります。

消化器内科の看護師に向いている人

冷静沈着な人

突然の吐血や下血に焦らずに冷静に対応できる精神力が必要です。

コミュニケーションスキルが高い人

患者に対する生活指導は大切な業務の一つです。

長年の生活習慣を改善してもらうようにそれぞれの患者に合わせたコミュニケーションスキルが必要になります。

また、抗癌剤治療に対する不安や苦痛などを上手く表出してもらい、少しでも緩和していけるように寄り添っていくことも大切です。

アセスメント能力の高い人

検査データから異常を早期に発見するのはもちろんのこと、排液や排便などの異変にすぐに気づける観察力とアセスメント力が必要となります。

看護師の内科の求人:呼吸器内科

呼吸器内科は呼吸器の慢性期の病棟となり、肺がん(手術適応でないもの)、COPD肺炎、睡眠時無呼吸症候群、喘息、気管支拡張症、胸膜炎などを扱います。

患者さんは抗がん剤治療などで長期に入院する方が多く、終末期など看取りを迎える方もいます。

呼吸器内科の求人は、数が少ないため、できるだけ求人情報を集めて、良い条件の転職先を見つけたいですね。

呼吸器内科の看護師の仕事内容

ここでは呼吸器内科の仕事をまとめていますので、参考にしてくださいね。

内科的治療の介助

呼吸器の疾患のため酸素吸入療法(酸素マスク、カニュラ、リザーバーマスク)の管理は重要です。

また、医師の指示の下ネブライザーを実施することも大切な業務となります。

人工呼吸器の管理とケア

入院患者の中には人工呼吸器を必要としている方もいます。

人工呼吸器装着中の患者のケア(吸引、マウスケア、体位変換など)を行います。

胸腔ドレーンの管理、観察

胸腔ドレーン挿入時、抜去時の介助を行います。

ドレーン挿入中は排液やエア漏れの有無などを注意深く観察することで、異常の早期発見に努めます。

また挿入部に異常がないかを観察することも大切です。

がん治療患者へのケア

呼吸器内科へ入院してる肺がん患者への治療は、抗癌剤治療と放射線治療になります。

どちらも副作用が強く出ますので(嘔気、嘔吐、下痢、便秘、倦怠感、食欲不振、味覚障害、感染症、出血など)副作用へのケアがとても大切となります。

がん治療患者への緩和ケア

呼吸器内科では肺がん患者の終末期ケアも重要な業務となります。

残された時間を苦痛なく過ごしていただくための緩和ケアを行います。

患者、家族のメンタルケア

慢性期病棟であるため長期で入院してる患者も多いです。

また抗癌剤治療など身体的にも精神的にも辛い治療もあります。

当事者である患者はもちろんのこと、側で支える家族へのメンタルケアも重要です。

呼吸器内科の看護師のメリット

基本的な看護技術が身につく

酸素吸入療法でマスクやカニュラなどの取り扱いを学べます。

また吸入、吸引など、基本的な看護技術を身に付けることができます。

人工呼吸器を扱えるようになる

人工呼吸器についての知識を得ることができます。

またそれに伴い必要な看護ケアの技術を取得できます。

呼吸に強くなる

基本的な呼吸数などの観察に加え、呼吸音も大切な指標になります。

身体の異常は呼吸から始まることが多いため、呼吸に強くなることで異常の発見が早くなります。

病棟が穏やかな雰囲気であることが多い

長期入院が多いので患者の入退院が少ない。

また、手術出しもないので、外科と比べて比較的穏やかな雰囲気であるといえます。

業務の優先順位をつけるのが上手くなる

外科に比べて受け持ち患者数が多く、業務も増える傾向にあります。

その中で患者一人一人のスケジュールを把握し、調整していく必要があります。

そのため、業務の優先順位をつけ、効率よく仕事をこなせるようになります。

これは他の病棟に転職した場合もとても役立つスキルです。

抗癌剤治療、放射線治療について学ぶことができる

化学療法全般について学ぶことができます。

それに伴い副作用についてや副作用の緩和方法なども学ぶことができます。

これらは他のがん治療にも応用できるため、今後転職する場合に強みになります。

患者との信頼関係を築いていける

長期入院の患者が多く、また終末期で看取りに向けていく患者もいます。

長く関わっていくことで患者、家族と会話することも多く不安の共有をしたり、体を楽にするための提案をしたりと深く関わっていくことができます。

呼吸器内科の看護師のデメリット

業務が多い

外科より看護師1人あたりの受け持ち患者数が多いため、業務量が増え忙しいと感じることがあります。

給料は普通

業務量は多いですが特別な手当はつきません。

残業が多い

業務量が多いため、うまくこなせないと残業が増える傾向があります。

業務の優先順位をつけて、効率よく業務を行えるようになると、残業時間は減らすことができます。

呼吸器内科の看護師に向いている人

フットワークの軽い人

業務量が多いので、日々優先順位を考えながら業務にあたる必要があります。

少しの空いた時間で出来ることを判断し、行動に移せるフットワークの軽さが必要です。

アセスメント能力が高い人

少しの呼吸(数、深さ、SpO2など)の変化から、患者の状態を把握し対処できる力が必要です。

コミュニケーション能力の高い人

終末期や緩和ケアの患者とコミュニケーションを図り、患者や家族のケアに対する希望を聞いたり、不安の共有をしていく必要があります。

また、自立度が高い患者も多いため、日々コミュニケーションをとる場面は多くなります。

看護師の内科の求人:脳神経内科

脳神経内科は脳神経系の慢性病棟です。

主に癲癇(てんかん)、脳血管障害、パーキンソン病、筋ジストロフィー、ALS、痴呆などを扱う診療科です。

大学病院や総合病院であれば給与などの条件は良い傾向がありますが、思うように動けない患者さんが多く、体力的にもハードな職場です。

求人数は比較的多いので、希望の条件で絞って良い条件の転職先を見つけたいですね。

脳神経内科(病棟)看護師の仕事内容

ここでは脳神経内科の病棟の仕事をまとめていますので、参考にしてくださいね。

バイタルサインチェック

基本的なバイタルサインチェックを行います。

特に血圧の測定は脳神経疾患では重要です。

また、意識レベルや筋萎縮の状態、歩行状態なども日々観察を行っていきます。

医療機器の管理

病状によっては心電図モニターや人工呼吸器をつけている患者さんもいます。

そのため医療機器の設定や管理、装着していることで必要な看護ケア(マウスケアや吸引など)を提供していきます。

日常生活援助

身体の自由がきかなくなる疾患が多いため、日常生活援助に割く時間はかなり多くなります。

ただし手伝いすぎてしまうと本当は自分でできることも出来なくなってきてしまうので、どこまで介助していいのかの見極めが重要となります。

またその患者さんに合わせた食事介助や清潔ケアを提供していきます。

内服管理

元々既往を持っている方が多く、持参薬も多い傾向があります。

また神経疾患の中では内服での治療も多くあります。間違いのないよう、正しい量を正しい時間に内服できるよう管理します。

また内服による症状の変化を観察することも大切な業務になります。

検査出し、介助

MRIや脳波検査など時間がかかる検査が多いのも特徴です。

検査時の体勢など少しでも楽に検査が受けられるよう介助します。

安全管理

身体が思うように動かないことによる転倒やベッドからの転落が起きないように患者さんの周囲環境を整えることが必要です。

精神的なケア

長期入院や身体が思うように動かないことによるストレスを緩和していくよう関わっていくことが大切です。

また同時に家族への精神的ケアも必要となってきます。

脳神経内科(病棟)の看護師のメリット

患者さんに長期的に関わることができる

脳神経内科は慢性期病棟です。

急性期に比べ長く患者さんに関わることができるため継続した看護を提供することができます。

神経疾患について多く学べる

神経疾患はまだ全容が解明されていない疾患も多くあり、日々新しい治療法や薬が開発されている状態です。

学び尽くすということがないため、日々が学習となります。

日常生活援助に時間をかけられる

急変のリスクはありますが、慢性期病棟ということで日常生活援助に時間をかけることができます。

その中で患者さんと密接に関わり、信頼関係を築いていくことができます。

看護の原点ともいえる療養上の世話という業務を個別性を考えながら時間をかけて行うことができます。

脳神経内科(病棟)の看護師のデメリット

腰、膝にトラブルを起こす可能性が高い

身体の自由がきかない患者さんが多いため日常生活援助にも力が必要となります。

毎日のことですので自分自身が腰や膝にトラブルを生じてしまう可能性もあります。

残業が多い

一つ一つのケアに時間がかかります。

全介助で看護を行ってしまえば早いですが、患者さんの残存機能を生かすためにも出来る事は自分でやってもらう、というスタンスが重要です。

そのため、待つことも多くなり、残業が増えてしまうことにもなります。

脳神経内科(病棟)の看護師に向いている人

体力がある人

疾患により身体の自由がきかない患者さんの介助が多いため体力必要です。

腰や膝にトラブルを持っている人にはキツイ仕事になります。

コミュニケーション能力の高い人

患者さんによっては思うように体が動かないことがストレスとなり看護師に対してキツイ言葉や態度を示す方もいます。

そこで患者さんの気持ちに寄り添い、メンタル面のケアを行えるタフさが必要となります。

チームで働くことが得意な人

脳神経内科では医師、看護師の他にもリハビリ、栄養士、薬剤師、ソーシャルワーカーなど他職種と連携して患者さんに対応していくことが多いです。

自分の意見を伝えながらも患者さんと他職種との橋渡しをしていくことも看護師の重要な仕事となります。

待つことができる人

患者さんの残存機能を生かすためにも、待つ、ことが重要になります。

時間に余裕を持って行動し、患者さんを焦らせないようにしていくことが必要です。

看護師の内科の求人:心療内科

心療内科は、いわゆる「心身症」といわれるものを扱う診療科で、ストレスなどが原因である胃腸の機能性障害や頭痛、気管支喘息などを診る科となります。

強い緊張などストレスで引き起こされる「身体の不調」が専門領域となり、女性に多い摂食障害なども、身体と心の両面での治療が必要となるので心療内科の対象疾患です。

心療内科の求人は少なめなので、できるだけ求人を集めて選びたいですね。

心療内科の看護師の仕事内容

心療内科は精神科と混同されやすいですが、心療内科は身体の不調、精神科は心の病気そのものが対象となります。

そうは言っても、精神科に近い領域まで治療する心療内科もあり、心療内科看護師は精神科領域の患者さんにも対応することがあります。

病院の規模や医師の方針によっても、診療内容はそれぞれ異なり、病院によっては「メンタルクリニック」と名乗っているところもあります。

それでは、具体的な心療内科の看護師の仕事内容をご説明していきます。

医師や臨床心理士の補助

医師の診察や臨床心理士との面談への案内、諸検査への案内・説明を行います。

採血や点滴

身体の不調で来院するため、看護師による採血や点滴も行います。

生活指導

心療内科領域の疾患は生活習慣や環境が大きく影響していることが多いので、生活指導は大切な業務です。

医師からも指導を行いますが、各患者さんに合わせての細かい指導は、看護師の仕事となります。

心療内科の看護師のメリット

夜勤がない職場が多い

入院病棟を持たずに外来で診療している病院がほとんどです。

そのため、基本的には夜勤がなく、生活リズムを整えることができます。

また、家族やパートナーと時間を合わせやすく、プライベートを重視する人には良いでしょう。

落ち着いた環境

命に直結する診療科ではないため、職場環境は比較的穏やかと言えます。

身体的に楽

基本的に生活動作は自立した患者さんがほとんどです。

移動の介助等はないため、身体的に苦にはならないでしょう。

コミュニケーションスキルを身につけることができる

心療内科は患者さんと長期に関わることになりますが、患者さんとのコミュニケーションが他の科に比べて難しい診療科です。

そのため、コミュニケーションについても学ぶことが多いと言えます。

心療内科の看護師のデメリット

基本的看護技術の習得は難しい

外来勤務となりますし、特別な介助も緊急性の高い処置もありません。

そのため、看護技術を提供する機会がなく、スキルアップは難しいといえます。

精神的疲労を感じやすい

患者さんの話を傾聴することが主な業務となり、患者さんへの接し方には、細心の注意が必要です。

また、患者さんと適切な距離を取りながら接することができないと、自分の精神的疲労に繋がってしまいます。

患者さんの回復がわかりにくい

心療内科での治療は長期にわたるため、患者さんとも長期的な関わりとなります。

また、回復の状態が目に見えるものではないため、看護師としてのやりがいを感じにくい診療科となります。

心療内科の看護師に向いている人

コミュニケーションスキルが高い人

心療内科は他の科に比べて患者さんとの関わり方が難しい診療科です。

笑顔で接することで「笑われている」と感じる患者さんがいたり、看護師同士の話を「自分のことを話している」と感じてしまう患者さんがいたりします。

そのため、常にその場の空気を察しながら慎重に患者さんに関わっていく必要があります。

患者さん一人一人に合わせた対人スキルが必要です。

患者さんに引き込まれすぎない人

患者さんから話を聴く時間が長いのも心療内科の特徴です。

その分自分自身を患者さんに投影しすぎて、依存的な関係になってしまうリスクが伴います。

患者さんとの距離を上手く図り、感情移入しすぎないメンタルが必要です。

長期的に患者さんと関わりたい人

心療内科領域の疾患は治療が長期間になります。

そのため患者さんとも長期的な付き合いになっていきます。

じっくりと患者さんと向き合いたい人には、うってつけの診療科です。

看護師の内科の求人:膠原病内科

膠原病内科は膠原病(自己免疫性疾患)を扱う診療科で、主に関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎などを対象としています。

病院によってはリウマチ科という名称で膠原病を診察しているところもあります。

膠原病内科は大学病院や総合病院に多く、クリニックでは内科とひとまとめにされているところが多いと言えます。

看護師の仕事としては、そこまで多忙ではなく、給与は平均的となります。

求人数としては少なめです。

膠原病内科の看護師の仕事内容

ここでは膠原病内科の仕事内容をまとめていますので、参考にしてくださいね。

薬物管理

膠原病は薬物療法が主体となり、痛み止め、ステロイドなど扱う薬が多いので間違いのないよう管理する必要があります。

また、内服以外にも筋肉注射や点滴を実施することもあります。

検体取り扱い

薬効を確認するために定期的に血液検査、尿検査があります。

この結果により薬の内容が変更したりもするので、確実な取り扱いが求められます。

日常生活援助

基本的には日常生活は自立している患者が多いですが、関節の変形が進んでくると移動や食事に介助が必要となってきます。

患者に合わせた援助を提供することが必要になります。

患者・家族のメンタルケア

膠原病は長く付き合う疾患になります。

痛みと向き合ったり長い療養生活から、不安やストレスを抱えている患者さんも多いため、患者さん一人一人と向き合い、不安やストレスの緩和に努めることが大切です。

膠原病内科の看護師のメリット

病棟が穏やか

命に直接関わる疾患ではないため、急患や急変はほとんどありません。

そのため、比較的病棟内は穏やかな雰囲気と言えます。

残業が少ない

検査や薬物治療が主体のため、患者移動が少ない傾向にあります。

一人一人の患者さんとコミュニケーションをとることに時間を費やしますが、そこは自分のさじ加減なので残業は少なくできます。

リウマチケア看護師の資格をとれる

リウマチケア看護師は申請によって取得可能です。

「直近5年において、通算1年以上リウマチケアに従事している看護師であること」が条件となります。

その上でリウマチ性疾患指導記録や指導患者名簿などを提出、研修や論文の提出・発表、治験への参加などクリアする項目は多いですが、この資格を取得することで、リウマチケアに優れた看護師であると認識されるため、今後の転職に有利になります。

膠原病内科の看護師のデメリット

給与は平均的

特別な手当はなく残業も少ないため、給与は平均的といえます。

患者さんとの人間関係構築が大変

膠原病は慢性疾患であるため、患者さんも長期間病気と付き合い、痛みや苦しみと共存している形となります。

その苦しみを近くにいる看護師にぶつけることもあるため、上手く関わることができないと自分が精神的に疲れてしまう原因となります。

膠原病内科の看護師に向いている人

コミュニケーション能力の高い人

膠原病は症状を抑える治療がメインとなります。

そのため長期的な治療となり、患者さんとの付き合いも長くなります。

また、治療自体が難しく、なかなか症状が改善しないことも多々あります。

そんな不安を持ち続けている患者さんと、上手く関わっていけるコミュニケーション力を持っていることが大切です。

ポジティブ精神の人

先述した通り、病気が良くなっているという実感が他の診療科に比べると少なくなります。

そこでも先を見据えてポジティブに看護していくことが必要になります。

薬に興味がある人

膠原病は薬物療法が主体です。

扱う薬も多いため薬の知識を持つことが重要です。

総合病院などでは薬剤師も常駐していますが、患者から質問されることもあるので看護師も一通りの薬の知識を持つことが求められます。

また、膠原病に対しては新しい薬がどんどん出てくるため、知識をその都度アップデートする必要があります。

看護師の内科の求人:腎臓内科

腎臓内科は腎臓に関する疾患を扱う診療科で、慢性腎不全、慢性腎炎、ネフローゼ症候群などを扱います。

また、腎臓に疾患がある患者さんは、糖尿病や膠原病を併発していることも多いので、他の科と連携して治療に当たることが多いのも特徴です。

腎臓内科の看護師の給与は特別な手当はないため平均的です。

消化器内科の求人は、求人数としては平均的なので、求人情報を集めて良い条件の転職先を見つけたいですね。

腎臓内科の看護師の仕事内容

生活指導

腎疾患の患者さんに対し、腎臓の働きや食事制限(カリウム制限、たんぱく制限など)についての指導を行います。

腎疾患患者にとって食事療法は重要で、退院後も継続できるように、確実に指導する必要があります。

また、食事指導と共に、禁煙やアルコール制限、運動の指導なども行います。

患者に対する生活指導は、腎臓内科の看護師にとって、とても重要な業務となります。

内服管理

血圧や脂質管理の薬、糖尿病の薬などを管理します。

また、疾患によってはステロイドを使用するため、ステロイド薬の管理と副作用への対応を行います。

検査出し

腎生検やエコー、造影検査など多岐にわたります。

また、血液検査、尿検査は日常的に行われるため、検査漏れがないよう注意します。

シャント管理、指導

人工透析導入患者に対して、シャント造設のオリエンテーションを行い、シャント造設後の生活の注意点や管理について指導を行います。

また、入院中の透析患者のシャントの管理を行います。

水分管理のほか、シャント音やスリルの確認をしていきます。

透析出し

入院中の患者さんが人工透析をしていることは多いです。

透析のスケジュールに従って透析出しを行います。

その際、透析室の看護師に病棟でのバイタルサインなどを申し送る必要があります。

患者、家族のメンタルケア

慢性期の病棟のため長期入院、または頻回入院の患者さんが多いのが特徴です。

入院を繰り返すことへの不安や、長期入院によるストレスを緩和をしていくことが大切です。

腎臓内科の看護師のメリット

患者指導が得意になる

腎臓内科の看護師として、生活指導や食事指導の場面は多くあります。

個性のある各患者に合わせた指導が必要となってくるため、指導方法のバリエーションが豊かになっていきます。

この指導能力は他の診療科で働くときにも使える技術となるため、転職する際有利に働きます。

人工透析についての知識を得ることができる

シャント増設から人工透析導入まで、長期に関わることができます。

腎臓内科の疾患だけではなく、透析についても学べることは自分の強みを増やしていくことにもなります。

糖尿病や膠原病についての知識を得ることができる

先述した通り、腎臓内科に入院する患者には糖尿病、膠原病を併発している方が多いため、腎臓疾患だけでなく、それに関連する疾患についても深く学んでいく必要があります。

学ぶ疾患が多岐にわたるため、今後転職をする際、知識が多いことがプラスに働きます。

患者に長期的に関わることができる

慢性期病棟のため、長期入院や入退院を繰り返している方も多いです。

患者に長期的に関わることで、継続した看護を行うことができます。

残業は少ない

慢性期病棟のため比較的穏やかな診療科です。

状態も安定している方が多いため、業務がスムーズに進み残業は少ない傾向にあります。

腎臓内科の看護師のデメリット

学習することが多い

腎疾患だけでなく糖尿病、膠原病、人工透析などについても学ぶ必要があります。

勤務時間だけではなく、プライベートの時間で学習を進めることになります。

給与は平均的

特別な手当はないため、給与は平均的となります。

腎臓内科の看護師に向いている人

患者さんとの付き合い方が上手い人

長期的に患者さんに関わることになるため、上手く距離をはかって付き合っていける技術が必要となります。

また、腎疾患の患者さんは医療者と関わることが多いため、看護師の人となりを見抜く力を持っています。

関わりに心がこもっていないとすぐに見破られてしまいますので、常に患者の立場にたって接していく必要があります。

学ぶことが好きな人

腎疾患だけでなく人工透析、糖尿病、膠原病についての知識も必要となってきます。

プライベートの時間も学習に当てることが多くなりがちなので、学ぶことが好きでないと続きません。

看護師の内科の看護師求人を探すには

大学病院、総合病院、クリニックどれを選ぶかで給与など働き方も変わってきます。

なので、看護師の転職サイトで求人をできるだけ集めてから、職場を探していきましょう。

看護師専門の転職サイトは一般には公開されていない、条件の良い非公開求人もありますので、必ずチェックしておきたいところです。

また、転職サイトは、様々なものがありますので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

おすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてくださいね。

まとめ

・大学病院もしくは総合病院どちらを選ぶかによって、給与などの労働条件はけっこう変わる

・転職サイトで条件の良い求人から転職先を探すことが大切

じっくり求人を比べながら、ベストな職場を見つけたいですね。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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