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社会人から看護師|元ICU看護師が教える社会人・主婦から看護師になる方法

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ナース裕美です。

一般の企業で働いているけど看護師になりたい!
子育て中だけど手に職を持ちたいから看護師になりたい!
どうやったら看護師になれる??

そんな疑問にお答えします。

看護師になりたいと思っても、全然違う職種から看護師になることへの不安、主婦から看護師になることへの不安を抱える人もいるのではないでしょうか。

また、仕事をしながら、子育てをしながら勉強をすることに高いハードルがあるとも言えます。

様々なハードルはありますが、看護師は引く手あまたの業種。

看護師という職を手に持つことで就職先に困ることはありません。

そんな看護師になるには、どんなルートで看護師になるのがいいのでしょうか。

この記事では、元ICU看護師の私が社会人・主婦から看護師になる方法をご説明します。

あなたの看護師人生の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者


ナース裕美 / 緒方裕美
大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

社会人・主婦から看護師になる方法【学校】

社会人・主婦から看護師になるには、一般的な看護師になるルートと同じとなります。

看護師になるルートの代表的なものが専門学校(3年)、看護系短大(3年)、看護系大学(3年)です。

看護師はどの学校を卒業していたとしても業務に変わりはありません。

大学を卒業することで昇進には有利となりますが、メリットはそこぐらいです。

大学は卒業までに1年余計に時間がかかりますし、そんなに学歴にこだわらないのであれば、大学入学にこだわる必要もありません。

おすすめは専門学校です。

理由は以下の通りです。

専門学校

短大・大学に比べて学費が安い

社会人として働いていた人ならまだしも、主婦は学費が気になりますよね。

都立の看護学校であれば入学金はなんと1万1300円!授業料などの費用も年間16万5700円です。

3年間通って、ユニフォームや教科書を購入しても費用は約100万ちょっとです。

大学であれば、国立で250万、私立ならもっとかかります。

それで同じ看護師の資格が取れるのですから、圧倒的にコスパがいいですね。

社会人入試枠が充実している。

女性が長く働ける職種として看護師は注目されています。

そのため、専門学校では社会人入試の実施に積極的です。

試験内容も小論文と面接のみであり、社会人でも受験しやすい環境と言えます。

最近では社会人入試の倍率が高いことから、あえて一般入試を受ける社会人もいます。

一般入試では国語・数学・英語の3教科と面接が必要です。

学科試験はだいたい高校1年レベルの内容のため試験対策も難しくないでしょう。

私は専門学校卒業ですが、同期には主婦や元CA、元薬剤師など幅広い年代・職種の人がいました。

「お礼奉公制度」がある

もともと看護専門学校は、関連病院の看護スタッフの確保のために設立されたものになります。

そのためにある独特のシステムが「お礼奉公」です。

お礼奉公とは資格取得後、一定期間、関連病院で勤務すれば奨学金の返済が免除される仕組みです。

多くの専門学校が、実習を関連病院で行うため、就職する前に職場の様子も知ることができていいですよね。

社会人・主婦から看護師になる方法【注意点】


看護師は何歳からでもなれる職種です。

年齢的な差別もありません。

しかし、注意する点もあります。

家庭・仕事との両立が難しい

看護師になるには実習も含めて3000時間ものカリキュラムをこなす必要があります。

主婦の仕事である家事・育児はかなりハードです。

また、学校は昼間であるため仕事との両立は難しく、一度会社を辞める必要がでてきます。

授業時間は時間が決まっており居残りもありません。

そのため、予定が立てやすいと言えます。

しかし、実習となるとそうはいきません。

実習後の課題など、かなりの時間を必要とします。

一般の学生でもハードであると感じるため、主婦・社会人との両立はかなりハードです。

どうしても仕事と両立と学業を両立したい、という人であれば「准看護師」の資格を取得することも一つの手です。

准看護師の養成学校は夜間部もあるため仕事との両立が可能です。

学生との年齢差を感じる

これは仕方がありません。

しかし、毎日一緒に授業を受けたり、グループで実習に行ったりと、仲間との結束は必然的に強くなります。

最初の頃は年齢差から遠慮がみられることもあるでしょう。

ただ自分からコミュニケーションを図り、上から目線ではなく同じ目線で接していくことを意識していれば、おのずと信頼関係が生まれ、良好な関係を築いていけます。

新しいことを覚えにくい

年々記憶力が低下してきている…なんて感じたことはありませんか?10代後半から20代前半と同じ記憶力は期待できませんよね。

新しい知識を覚えることに一苦労するでしょう。

ここは反復学習です!繰り返していれば覚えます。

あきらめないで学習を進めることが重要です。

社会人・主婦から看護師になってからの注意点


無事学校を卒業し、国家試験に合格、念願の看護師資格を取得しました。

看護師として働き始める上で注意する点もあります。

年下からの指導

これは仕方ありません。

就職して1・2年は先輩からの指導を受けます。

主婦や社会人から看護師になったのであれば、当然年下の人から指導を受けることが多いでしょう。

指導する立場としても、年上であるとはわかっていますが、患者さんの命を預かる現場であることから普通に厳しく指導を行います。

その年下からの指導と、かなり厳しい指導にプレッシャーを感じて精神的に辛くなってしまう人も少なからずいます。

ただ、せっかく主婦・社会人から頑張って看護師になったのですから、慣れるまでの最低3年間は辛抱強く頑張りましょう。

体力的に辛い

主婦・社会人から看護師になるときにネックとなるのが体力です。

看護師は体力仕事です。

特に年齢が上がるほど体力的に厳しくなっていきます。夜勤があると余計に…ですね。

家庭との両立が難しい

看護師の仕事をやっていくには家族などの周囲の協力が必要不可欠です。

勤務先にもよりますが、シフト勤務となる病棟看護師は特に家庭との両立が難しくなります。

しかし、主婦・社会人から看護師になった場合、最初は病院で働いた方が良いでしょう。

家庭との両立ができるようなゆったりした勤務先、とクリニックや介護施設で働くこともできますが、業務の内容が限られてしまいます。

緊急時の対応や判断、看護手技などある程度の経験を積むことが大切です。

まとめ

・主婦・社会人から看護師になるには、専門学校がおすすめ。

・カリキュラムはハードであり、仕事との両立は難しい。家庭と両立する際は家族の協力が必要。

・看護師の資格を取得したら、まずは病院で勤務することが望ましい。看護師は引く手あまたの職業であるため就職に困ることはない。

・看護師として働き始めても家族の協力は必要不可欠。

社会人・主婦から看護師になる方法をご説明しました。

あなたの看護師人生が充実するよう願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。転職を成功させるためのノウハウを発信しています。看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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