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血液内科 看護師転職|看護師と採用のプロが教える血液内科の仕事内容、メリットデメリット

血液内科の看護師求人ってどうなの??
血液内科の看護師の仕事内容は??
血液内科の看護師の求人はどうやって探せばいいの?

そんな疑問にお答えします。

血液内科とは、内科の病気の中で血液や骨髄、リンパ腺に起こる病気、特にいろいろな貧血(鉄欠乏性貧血、悪性貧血、溶血性貧血など)、出血傾向、血液やリンパ腺のがん(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫)などを担当する診療科です。

血液内科は専門医が少ないことや設備の面から、中病院やクリニック・診療所にはなく、総合病院のような大病院にしかありません。

そのため、求人は少ない傾向にありますが、給与は平均的かそれ以上となります。

この記事では企業の採用部門で働く夫と看護師の私が、血液内科の看護師の特徴やメリット・デメリット、求人の探し方をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美 / 緒方裕美


看護師免許を持つ。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。
『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。
転職にて年収を2倍にした経験がある。
自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

血液内科の看護師の仕事内容

血液内科で扱う病気には、いわゆる難病、悪性腫瘍が多いのが特徴です。

また、血液疾患でよく見られる症状は、貧血による息切れ、発熱(主に感染)、出血症状、リンパ節の腫大などです。

風邪症状と似ているので、なかなか早期発見しにくく、多くは血液検査で見つかること多いようです。

また、健康診断などの血液検査値異常の精密検査が、受診の契機となることも少なくありません。

白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫・骨髄異形成症候などの治療には化学療法、骨髄移植が行われます。

白血球減少による感染のリスクが高いため、血液内科の病棟には無菌室があるところが多いです。

それでは、具体的な血液内科看護師の仕事内容をご説明します。

血液内科の看護師の仕事内容:一般的な病棟業務

バイタルサインの測定や清潔ケア、排泄ケアなどを行います。

バイタルサインや採血データをしっかりと確認し、異常の早期発見・対応に努める必要があります。

また、清潔ケアにおいては皮膚の状態、点滴挿入部の状態を確認することも必要です。

採血データで白血球の減少がみられた場合は無菌室に入室します。

そのため、無菌室での作業を行うことになりますので清潔動作を確実に行うことが求められます。

血液内科の看護師の仕事内容:検査や治療の説明

検査や治療についても不安を伴うものが多くあります。

必要性や方法などを説明しますが、一つ一つきちんとした知識を身につけ、どんな質問に対しても答えられるようにしておく必要があります。

血液内科の看護師の仕事内容:抗がん剤の副作用への対応

抗がん剤治療と副作用は切り離して考えることはできません。

・吐き気や食欲不振:食事形態の調整や食事量の変更など

・脱毛:ベッド環境の整備と帽子の着用など

・下痢や便秘:医師に相談のもと薬剤の使用など

・感染症:清潔ケアの徹底や無菌室の使用

・その他の副作用:データの確認をしたのち、医師と相談していくことが必要

患者さんの苦痛が少しでも軽くなり、安楽に過ごすことができるようケアを行っていくことが重要となります。

血液内科の看護師の仕事内容:骨髄穿刺の介助

血液内科の検査で特徴的なのが骨髄検査です。

骨髄検査のためには骨髄穿刺が必要となります。

① 骨髄穿刺についての説明を患者さんに行います。

② 患者さんの準備:排泄を促す、服装を整える、体位を整える、ベッドの高さの調整など

③ 物品の準備

④ 環境の準備:ある程度の広さを清潔範囲にする必要があるため処置室を使用する。病室場合はなるべくスペースを確保する。

⑤ 検査介助:患者さんに声掛けをしながら体位の保持を行う。滅菌物品を開封しながら医師へ手渡す。検体採取の介助など

⑥ 片付け:物品を安全に片づけます。また患者さんへ終了した旨を伝え、ねぎらいの言葉をかけます。

血液内科の看護師の仕事内容:メンタルケア

血液内科においてメンタルケアは重要な業務の一つです。

一人一人の患者さんとじっくりと向き合い、信頼関係を築き、患者さんの不安や恐怖と寄り添っていくことが大切です。

血液内科の看護師のメリットデメリット

ここでは血液内科の看護師のメリット、デメリットをご説明します。

メリットデメリットをよく確認して、転職の参考にしてくださいね。

血液内科の看護師のメリット

専門性の高い知識・技術を得ることができる

血液疾患に対しての化学療法や骨髄移植など、血液内科でしか学べないことは多いです。

また、最先端の医療技術を導入することも多い診療科であるため、スキルアップしたい人にとっては最適な職場と言えます。

生活習慣病の増加とともに、血液系の疾患も増えているので、血液内科の経験は転職にも有利となります。

精神的ケア技術を高めることができる

血液内科では精神的ケアは看護師の重要な業務の一つです。

緊急入院患者さんに対しての精神的ケア、長期入院患者さんに対しての精神的ケア、入退院を繰り返している患者さんに対しての精神的ケアと、さまざまな場面においてのケアを学ぶことができます。

また、どの患者さんも血液疾患という命に直接かかわる疾患に対しての恐怖心を抱いています。

治療の副作用による不安・ストレスも多いです。

それらの精神的ストレスに対しての関わり方を模索しながら仕事をしていくことになります。

給与は平均的かそれ以上

血液内科をもつ病院は少なく、専門的な治療が必要になるため大きな病院にある診療科となります。

そのため、基本的な給与が高めである場合が多いです。

また、夜勤もあり、残業も多めのため給与は高くなる傾向にあります。

血液内科の看護師のデメリット

残業が多い傾向がある

血液内科は難病の患者さんが多く、治療自体も体への侵襲が大きいものになります。

そのため、急変が起きる可能性も高くなりますので、その分残業も多くなりがちです。

患者さんとのコミュニケーションが難しい

血液内科では難病と長期で戦っている患者さんが多くいます。

治療の効果が表れにくく、効果を実感できないこと、治療による副作用で精神的にも肉体的にも追い詰められていることは少なくありません。

体の辛さから死への恐怖を抱き、精神的に不安定になりやすいためコミュニケーションを図るのが難しくなりがちです。

だからこそ患者さん・ご家族としっかりと向き合い、話をして信頼関係を築いていくことが重要ともいえます。

血液内科看護師に向いている人

ここでは、血液内科看護師に向いている人をご説明します。

血液内科看護師に向いている人:コミュニケーションスキルが高い人

血液内科では重い病状の患者さんが多いです。

また、難しい病気も多く、自分の体に何が起こっているのかをなかなか理解できなかったり、入退院を繰り返していたりと、大きな不安・ストレスを抱えています。

その精神的苦痛に寄り添い、支えになっていくことが求められます。

治療を始めても、副作用が辛く途中でやめてしまいたいと感じる患者さんも多いようです。

しっかりと患者さんとコミュニケーションを図り、少しの異常や変化にも気づいて、早めに対応していくことが必要となります。

そして、検査や治療についての説明をする場面が多くあります。

患者さんの理解度に合わせて説明方法を工夫していく必要があり、専門用語をかみ砕いて分かりやすく説明を行うスキルが必要となります。

血液内科看護師に向いている人:勉強が好きな人

血液内科では骨髄移植など特殊な検査・治療が多いため、他の診療科での知識や技術をなかなか役立てることができないこともあります。

また、骨髄移植だけでなく。臍帯血移植や末梢血管細胞移植など、移植も多様化してきています。

そのような新しい知識・技術を積極的に学ぼうとする好奇心が必要です。

血液内科看護師に向いている人:採血・点滴ルート確保が上手な人

血液内科では採血データによって治療方針が決まっていきます。

そのため、採血スキルは重要です。

また、点滴は抗がん剤治療のためのルート確保になります。

通常の点滴と異なり、抗がん剤が血管外へ漏出した際は組織破壊の可能性があるため、確実なルート確保が重要となります。

血液内科の看護師求人を探すには

看護師の転職サイトで求人をできるだけ集めてから、職場を探していきましょう。

看護師専門の転職サイトは一般には公開されていない、条件の良い非公開求人もありますので、必ずチェックしておきたいところです。

また、転職サイトも様々なものがありますので、選ぶ際は求人数が多いこと、利用者満足度が高いことを確認して失敗のないようにしてくださいね。

転職サイト選びが転職成功の鍵をにぎっています。

おすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてくださいね。

血液内科看護師の勤務先を選ぶときにチェックしておきたいこと

血液内科の看護師の給与や労働条件は、どこの病院を選ぶかで変わってきますので、求人情報をよく見極めて、良い条件の転職先を見つけたいですね。

転職してから後悔しないように、事前にチェックが必須な項目などを記事にまとめましたので、参考にして頂ければと思います。

看護師と採用のプロが教える転職成功の秘訣

まとめ

・血液内科は専門性の高い知識・技術を得ることができる

・血液内科は総合病院のような大病院にしかなく、求人は少ない傾向がある

・血液内科の看護師の給与は平均的かそれ以上

血液内科の看護師についてご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

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執筆参考資料

厚生労働統計一覧|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

経済財政政策 – 内閣府 (cao.go.jp)

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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