転職ノウハウ

転職年齢|採用のプロが転職は何歳までできるのか解説します

転職は何歳までできる??

転職年齢って何歳まで??

キャリアチェンジは何歳まで??

企業の採用担当の私が、そんな疑問にお答えします。

結論、転職は何歳でもできます。

また、年齢によって戦略を変えていくことで、満足のいく転職をすることもできます。

この記事では、企業の採用担当の私が転職は何歳までできるのか、年齢による転職活動の戦略のとり方、キャリアチェンジと転職年齢についてご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美の夫

スタッフ1,200人規模の企業の採用担当。3,000人以上の新卒・転職採用選考の経験を持つ。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

年齢より転職サイト選びが重要

転職サイトのおすすめは以下の記事を参考にしてくださいね。

転職年齢:転職は何歳までできるのか

転職は何歳までできるのかどうかネットで検索をすると

「転職は30歳までが適齢期です」

「40歳までなら転職できます」

など、様々な考え方があることがわかります。

1つ1つ根拠のある話で「なるほどなぁ」と色々と考えさせられます。

私は「転職は何歳までできる?」と聞かれたら、採用担当として「何歳でも転職はできます」と答えます。

根拠は企業が求めている人材はそれぞれ異なるからです。

「とにかくやる気のある若手を1から育てたい」

「ある程度経験を積んだ人材がほしい」

「リーダーシップが取れる人材がほしい」

「社員を管理できる管理職がほしい」

など、本当に様々です。

企業の採用担当をしていると、他の企業の採用担当と話をする機会も多いのですが、企業が求めている人材や能力は本当に千差万別だと感じます。

また、どこの企業も人が足りないと口を揃えて言っています。

これは、優秀な人が足りないという意味です。

各社の採用の方針も数年前とはかなり様変わりしている印象もあり、特に経験者採用に力を入れてきている企業が増えたように感じます。

これは、ある程度の年齢の方には朗報なのではないかと考えます。

今までの経験を高く評価してくれる企業が確実に増えているからです。

なので、経験値や持っているスキルを評価してくれる企業を探すことで、高待遇かつ本当の意味で必要とされている人材として働くことができるようになります。

今の職場での評価は正しいものなのか、今一度他の企業に再評価してもらう価値はあります。

その意味でも、年齢を理由に転職を諦めるのではなく、自分への正当な評価を知るチャンスでもある転職活動を、むしろ楽しんで進めるべきだと考えます。

今の職場を辞めずに転職活動をすれば、ほとんどデメリットはありません。

ぜひ年齢を気にするのではなく、自分の能力や経験値を戦略的に利用して転職活動をしてみてください。

様々な業界や企業にチャレンジするチャンスが転がっています。

転職年齢は何歳が多いか

実際転職年齢は何歳が多いのか気になるところだと思います。

総務省統計局の調査によると、2020年の転職者の年齢と人数は以下のとおりとなっています。

年齢転職者数割合
15~24歳59万人18.5%
25~34歳73万人22.9%
35~44歳60万人18.9%
45~54歳59万人18.5%
55~64歳47万人14.7%
65歳以上20万人6.3%
総数319万人

参考リンク:統計局ホームページ/労働力調査(詳細集計) (stat.go.jp)

これを見ると、25~34歳が1番転職者数が多いことがわかります。

次いでその前後の年齢も転職者がいることから、そこまで年齢の差はないようです。

また、若年齢、高年齢ともに転職していることから、「必要以上に年齢を気にすることもない」ということもわかります。

転職年齢:年齢による転職活動の戦略 ~30代後半以上~

(1)経歴の整理をする

30代後半以上の年齢で転職活動を始める場合、まずは今までの経歴の整理をします。

「どんな業界のどんな会社でどんな業務を何年経験してきたか」
「業務にはどんなポジションで関わってきたか」

などをまとめて、それによって得た能力、経験を具体化しておきます。

また、資格を持っていれば、それも強みになります。

(2)求人情報を集める

具体化した能力、経験、資格を高く評価してくれる企業の求人を集めていきます。

求人の集め方は2種類あります。

①企業のホームページで調べる

②転職サイトで情報を集める

それぞれご説明します。

①企業のホームページで調べる

目当ての業界があれば、業界大手企業のホームページをチェックします。

大手の企業は、まずグーグルで「○○業界地図」と検索すると、有名所の企業名を調べることができます。

企業によっては求人募集のページに、求めている人材を記載しているところもありますし、経験者採用を実施している企業を見つけることができるため、まずは大手企業のホームページをチェックすることから始めます。

自分の能力、経験値とマッチする企業を探して応募することで、格段に採用される確率が上がります。

②転職サイトで情報を集める

転職サイトに登録して、できるだけ多くの求人情報を集めましょう。

転職サイトはアドバイザーが自分のスキルを評価してくれる企業を紹介してくれるので、自分でリサーチする手間が省けます。

また、転職サイトは一般には公開されていない、条件の良い非公開求人を持っていますので、自分で求人を探すより、良い求人に出会える可能性は格段に高まります。

求人情報を集めながら、求人があなたの条件に合うかどうか、じっくり比較して転職先の候補を決めていきましょう。

転職サイトは数が多いので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

転職サイトのおすすめは以下の記事を参考にしてくださいね。

(3)応募する企業を決める

経験を評価してくれる企業の求人が集まったら、給与などの労働条件や労働環境を比較して応募する企業を絞ります。

また、職場見学をすると労働環境のチェックができるだけでなく、採用担当の話を聞くことができるため、気になる企業は職場見学をしておくと良いです。

どんな人材を求めているかも採用担当にストレートに聞いてみましょう。

うまく現場の本音を聞くことができれば、求めている人材と自分の能力、経験がマッチしているか面接を受ける前に確認することができます。

うまくマッチしていれば、面接ではその能力、経験値を前面に出してアピールしていきましょう。

(4)面接を受ける

面接では、企業が求めている人材と、自分の能力や経歴がうまくマッチする部分をアピールしていきます。

その際、能力の実証も必要になってきますので、どんなプロジェクトや業務に携わってきたのか、そこで自分が貢献したこと、達成したことなどを具体的に説明できるように準備しておきます。

面接で面接官が深堀りしてくれば、手応えありです。

さらに自分の能力がどんな形でその企業に貢献できるのかも考えておきましょう。

これは自分の言葉で問題ありません。

例え的が外れていても面接官はそこまで気にしません。

しっかりとした将来のビジョンがあることが大切です。

キャリアチェンジと年齢の関係

30代後半からのキャリアチェンジ(未経験業種への転職)が可能かどうか?

これは、持っている能力や経験値にもよります。

全くの未経験の業種への転職は給与などの労働条件を低下させる可能性は高いと言えますが、どうしてもやりたい仕事であればチャレンジしてみるのも人生です。

未経験の業種に転職希望の場合は、転職する前に転職エージェントのアドバイザーに、労働条件がどう変わるか相談してみましょう。

また、未経験の業種でも現在持っている能力や経験を活かすことができる業種であれば、キャリアチェンジをして労働条件を上げることも可能です。

私の転職活動体験談

当時私が働いていたIT業界は、無理にでも仕事を請け負って売上を上げるという企業が多かったので、尋常ではない残業時間や過労死が問題になってきていた時期でもありました。

なので、過酷な労働環境を変える目的で同じ業界に転職しても、結局労働環境は改善できない状況でした。

そこで私はシステムエンジニアとして働いてきた経験と能力を活かしてキャリアチェンジをすれば、労働環境も改善されて、さらに給与などの労働条件も上げることができるのではないかと考えました。

そしてこれは的中しました。

調べてみると他業界でもシステムエンジニアしての能力はかなり求められていることがわかり、多数の選択肢がありましたが、結局様々な部門を抱える総合商社へ転職することを決めました。

結果、転職にて年収は2倍になり、尋常ではない残業や夜中までの接待、満員電車での通勤を止めることができました。

転職しやすい年齢とは

転職市場において「この年齢は転職しやすい」というものはありません。

総務省統計局の調査を確認しても、20代、30代、40代とおおよそ同じような割合で転職していることがわかります。

確かに年齢が上がると転職の難易度も上がると言われることもあります。

また、逆に若すぎても転職が難しかったりもします。

しかし、高年齢でも若年齢でも、その年代を求めている企業にピンポイントで応募すれば、転職することは難しくありません。

「柔軟性があって、体力のある若手がほしい」

「チームをまとめられる中堅がほしい」

など、企業の求めている人材はそれぞれの企業によって異なります。

転職は、転職者と企業とのお見合いみたいなもので、結局は相性なのです。

そのため、「どの年齢」というよりも「どの応募者」という評価の仕方になります。

あまり年齢にこだわらず「自分が本当に転職したいと思うのかどうか」を大切にしていくと良いですね。

未経験の業界への転職年齢

ここでは、未経験の業界への転職年齢についてご説明します。

未経験の業界への最適な転職年齢は何歳なのか?

結論、未経験業界への転職は若い20代の方が有利です。

20代での未経験業界への転職は歓迎されることも多く、企業側は20代の柔軟性と将来的なポテンシャルに期待をしています。

そのため積極的に未経験者を受け入れる企業も多いと言えます。

そして、30代以上での未経験分野へのキャリアチェンジは難易度が高いと言われています。

30代以上での未経験業界への転職が難しい理由は、

「20代の若手より吸収力・柔軟性に乏しいのではないか」

「自社のやり方に適応できないのではないか」

と、余計なイメージを持たれてしまうことです。

また、30代では年収も高めに設定する必要があるため、「それならば20代の若い力がほしい」と採用側は考えてしまうこともあります。

ただし、30代で未経験の業界でも、自分のスキルや経験が活かせる企業であれば、20代よりも採用されやすくなるということもあります。

実際に私はシステムエンジニアでしたが、前職のスキルを活かして30代で未経験の総合商社に転職することができました。

転職活動をどう進めたかというと、システムエンジニアとしてのスキル・経験を評価してくれる企業にピンポイントで応募していく戦略を取りました。

面接では、「システムエンジニアとしての知識を活かして御社のシステムを分析し、システム導入の際には、数千万の経費を削減することができます。」と、自分を採用してもらったら企業にとってどんなメリットがあるか具体的に提示しました。

その結果もあって、年収は前職の2倍以上、他の転職条件を満たした企業で働くことができています。

30代以上で未経験の業界に転職する際は、ぜひ持っている経験をどう活かすのかをアピールしてみてください。

採用担当も採用することのメリットを具体的に想像できると、採用に前向きになります。

転職に年齢制限なんてない

昔から言われている転職限界年齢についてですが、私は今や年齢制限なんてものはないと考えています。

多くの業界が人手不足の状態にあり、即戦力になる人材はすぐにでも採用したい状況にあるからです。

また、日本の人口比率を見ても、このような状況は今後もっと加速することがわかっています。

なので、既に多くの経験や能力を持っている年齢であれば、転職活動を少し工夫するだけで満足のいく転職をすることが可能であり、転職に年齢制限はないと言えます。

「そんなにアピールするほどの経験がない。。」なんて思う必要はありません。

今までこなしてきた仕事を思い出してください。

必ずあなたの中に自分では気づかない能力があります。

職場や転職のトラブルの相談先

職場や転職のトラブルは、厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談することができます。

悩んだ際にはぜひ利用してください。

総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

まとめ

・転職は何歳でもできる。

・年齢によって戦略を変えていくことで、満足のいく転職をすることができる

・転職に年齢制限なんてない

転職は何歳までできるのか、年齢による転職活動の戦略のとり方、キャリアチェンジと転職年齢についてご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。

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執筆参考資料

厚生労働統計一覧|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

経済財政政策 – 内閣府 (cao.go.jp)

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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