転職ノウハウ

転職引っ越し期間|採用のプロが転職と引っ越しについて教えます

転職と引っ越しのタイミングと期間

転職が決まったから引っ越ししたい!

引っ越しのタイミングはいつ?

期間はどれくらいみておけばいい?

企業の採用担当の私が、こんな疑問にお答えします。

結論、転職先が決まったら、すぐに引っ越し先の物件を探しましょう。

そして、物件が決まったら、新しい職場で働き始める前にできるだけ早めに引っ越しするのがおすすめです。

転職して働き始めると慣れない仕事による緊張などで、体もメンタルも疲労します。

そんななか、引っ越しも終わっていない状況だと、仕事に集中することもできなくなります。

有給休暇が取れれば問題ありませんが、なかなかそうもいかないのが現実です。

なので、引っ越し先の物件はできるだけ素早く決めて、新しい職場で働き始める前に新居の状態を整えておくことが大切です。

この記事では企業の採用部門で働く私が、転職と引っ越しのタイミングと期間、退職までの流れをご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

転職と引っ越しのタイミング

1、転職先を決める

2、現在働いている職場に退職願を出す

3、引っ越し先の物件を決める

4、引っ越し業者を決める

5、新居に引っ越す

6、現在働いている職場を退職する

7、新しい職場で働き始める

この記事の執筆者

ナース裕美の夫

スタッフ1,200人規模の企業の採用担当。3,000人以上の新卒・転職採用選考の経験を持つ。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

転職と引っ越しのタイミング

さっそく、転職と引っ越しのタイミングをご説明します。

1)転職先を決める

まずは、転職先を決めます。

転職先の情報を集める方法は以下の2つです。

①企業のホームページで調べる

②転職サイトで情報を集める

それぞれご説明します。

①企業のホームページで調べる

目当ての企業があれば、ホームページで直接調べる方法が効率的です。

また、転職したい業界が決まっている場合は、業界大手の企業のホームページを何社かチェックして、給与の相場などを確認しておきます。

目当ての企業のホームページに求人情報が載っていなくても、電話で問い合わせると面接をしてくれる場合もあります。

毎年同じ時期に求人募集をしている企業が多いですが、状況によっては臨時募集もあるので、定期的にチェックすることをおすすめします。

求人募集をしていなくても採用されることはある

私の友人は新規採用を行っていない企業に、その業界の研究レポートを作成して履歴書と一緒に提出して内定を勝ち取った強者がいます。

熱意が伝われば、求人をしていなくても、採用してもらうことができる場合もあります。

どうしてもこの企業で働きたい!という強い思いがある場合は、挑戦してみる価値はあります。

私の職場は年に2回採用試験をすることが決まっています。

ホームページに採用試験の情報を載せるのは、試験を実施する直前になるので、見逃すと採用試験を受けることができません。

過去の採用日程などを参考にしながらホームページをこまめにチェックすることが大切です。

企業のホームページを確認する際は、経営状況も確認しておきましょう。

過去数年の収益や純利益をチェックして、経営がうまくいっているかチェックします。

②転職サイトで情報を集める

転職サイトに登録して、求人を比較します。

求人数はかなり多いので、条件で絞ってじっくり探しましょう。

転職サイトは一般には公開していない条件の良い非公開求人も保有しているので、必ずチェックしたいところです。

また、転職サイトは数が多いので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

転職サイトのおすすめは以下の記事を参考にしてくださいね。

2)現在働いている職場に退職願を出す

転職先が決まったら、現在働いている職場に退職願を出します。

退職希望日まで期間がないと、なかなか辞められなくて、転職や引っ越しに影響が出てしまうので、速やかに済ませます。

退職の手順

①職場の上司に退職したい旨を口頭で伝え、退職日を調整します。

②退職願を上司に提出します。

③退職が認められたら職場の規則に従って退職届を提出します。

退職願を提出する時期

退職願を提出する時期は、社会常識的には遅くとも1か月前となります。

円満に退職するのであれば、2〜3か月前がよいでしょう。

また、退職願の時期は職場の規則によって決まっている場合があるので、必ず確認しておきましょう。

退職願と退職届の違い

退職願…退職したい旨を願い出る書類

退職届…職場に退職が認められた後に出す書類

退職願の例文

退職届イメージ

3)引っ越し先の物件を決める

退職願を出して退職日が決まったら、引っ越し先の物件を探します。

転職先の場所も考慮しながら物件を決めましょう。

引っ越し先が遠方で物件探しに行くのが大変な場合は、ネットだけで物件を探せるサービスもありますので、記載しておきます。

ただし、物件選びは地域の雰囲気も含めて最終的にはあなたの目で直接見て決めることが大切です。

ネットの情報だけだと現実とのギャップが大きいので、注意してくださいね。

ネットだけで物件を探せるサービス

【AWANAI 賃貸】

家AGENT+(イエプラ)

引っ越し先が決まったら、現在の住居の解約手続きも忘れずに行います。

4)引っ越し業者を決める

引っ越し先の物件が決まったら、引っ越し業者から見積りを取って、引っ越しの予約をします。

引っ越し業界の繁忙期の3月と4月は、なかなか予約が取れないこともあるので、早めに済ませておきたいですね。

引っ越し業者は、繁忙期の3月と4月以外は、値引きをお願いするとだいたい金額を下げてくれますので、聞いてみてくださいね。

また、引っ越し業者は複数社から見積もりを取るとよいです。

意外と各社の金額に差が出ることもあります。

大手の引っ越し業者の見積もりを一括で探せるサービスを載せておきますので、参考にしてください。

引っ越し業者の見積もり一括サービス

引越し侍予約サービス

「引越し達人セレクト」見積もり

すぐに予約したい人は

すぐに予約したい人は直接予約がおすすめです。

サカイ引越センター

予約が取れたら、荷造りの準備もしておきましょう。

あまり使用頻度がないものから、荷造りを進めておきます。

賃貸ならば、早めに壁の汚れを落としておくなど、手間のかかる作業は先に終わらせておくといいですね。

壁の汚れや破損している箇所はDIYでできるものは補修しておくと、敷金から補修費を引かれなくて済みます。

ホームセンターやamazonでも補修グッズが手に入るのでできる範囲でやっておくと余計な出費を抑えられます。

5)新居に引っ越す

新居の準備が整ったら、退職日を迎える前に引っ越ししてしまいましょう。

新しい職場に入職すると、慣れるまでは肉体的にも精神的にも疲労するので、引っ越しなど手間のかかる作業は入職前に済ませておくのがベストです。

※退職から新しい職場の入職まで余裕がある場合は、退職後でも問題ありません。

余裕があれば新しい職場で働く前に新居付近の情報収集ができるといいですね。

引っ越し時に忘れないようにしたい手続き

現在住んでいる住所の市役所で転居又は転出の手続き、新しい住所の市役所で転入の手続き

今の住居の水道・電気・ガスの使用停止と新居の使用開始の連絡(ガスの手続きは立会が必要なので、引っ越しのスケジュールと合わせて決めておきたいですね。)

6)現在働いている職場を退職する

現在の職場を退職する前に、引き継ぎなどはしっかり行っておきましょう。

また、健康保険証を返却したり、年金手帳を会社に預けている場合は忘れずに受け取っておきます。

会社の担当には、色々な退職手続きをしてもらわなければならないので、円満退社できるように気を使っておいたほうがよいですね。

私の転職体験談

私が前の職場を退職したときは、退職手続きを担当していたのが社長の娘だったため、色々嫌味を言われながら手続きをすることになりました。

私も何千時間もサービス残業させられたことや、労働基準法を無視した社員への扱いなど、不満はたくさんありましたが、退職手続きでトラブルになるのも面倒なので、黙っていました。

スムーズに退職できないと、次の職場にも迷惑がかかってしまうので、我慢して正解でした。

7)新しい職場で働き始める

引っ越しや退職の手続きを全て完了させて、仕事に100%集中できる状態で新しい職場に入職できるようにしたいですね。

新しい生活の始まりです。

「転職と引っ越しでお金がない」ということを防ぐためには

ここでは、「転職と引っ越しでお金がない」ということを防ぐためにはどうすれば良いのかご説明します。

転職と引っ越しは計画的に

まずは、「転職と引っ越しでお金がない」という状況を作らないように準備をしておくことが大前提です。

転職活動でも交通費やスーツの新調などプラスの出費があるため、金銭的にも大変かもしれません。

それでも、転職が決まったら引っ越しをすることが決定している場合は、それに向けてお金を準備しておくことが大切です。

また、転職が決まったら、できるだけ早く引っ越し先の物件を探したり、引っ越し業者の予約を済ませると、余計な費用をかけずに済みます。

採用担当からのポイント

とくに年度末の3月は引っ越しする人が多いため、お手頃な物件はすぐに入居者が決まってしまい、高額物件しか残っていないなんてこともあります。

また、引っ越し業者も3月の引っ越しシーズンだと、値引きをしてくれません。

なので、少しでも引っ越しのピークをはずすだけで、

「お手頃な物件が見つかる」

「引っ越しが業者が値引き交渉に応じてくれる」

など、引っ越し費用を節約することがきるため、できるだけ早く準備を進めることが大切です。

複数の引っ越し業者の見積もりを一気に取れるサイトなども活用してみてください。

引っ越し業者の見積もり一括サービス

引越し侍予約サービス

「引越し達人セレクト」見積もり

住居確保給付金の活用を検討する

仕事を辞めて転職活動をしている場合で、直近の月の世帯収入合計額と預貯金が基準額を超えていなければ、お住まいの市町村から「住居確保給付金」の給付を受けることができる可能性があります。

支給要件があるので、下記の相談窓口に確認をしてみてください。

厚生労働省|住居確保給付金:申請・相談窓口 (mhlw.go.jp)

住居確保給付金についての詳細は、厚生労働省のホームページで確認することができます。

厚生労働省|住居確保給付金:制度概要 (mhlw.go.jp)

住居確保給付金対象要件

(1)主たる生計維持者が
①離職・廃業後2年以内である場合
もしくは
②個人の責任・都合によらず給与等を得る機会が、離職・廃業と同程度まで減少している場合
(2)直近の月の世帯収入合計額が、
市町村民税の均等割が非課税となる額の1/12(以下「基準額」という。)と、家賃(但し、上限あり)の合計額を超えていないこと
(3)現在の世帯の預貯金合計額が、各市町村で定める額(基準額の6月分。ただし、100万円を超えない額)を超えていないこと
(4)求職活動要件として
(1)の①の場合
ハローワークへ求職の申込みをし、誠実かつ熱心に求職活動を行うこと
具体的には
・ハローワークへの求職申込、職業相談(月2回)
・企業への応募、面接(週1回)
(1)の②の場合
誠実かつ熱心に求職活動を行うこと
具体的には
・生活再建への支援プランに沿った活動
(家計の改善、職業訓練等)

転職と引っ越しを同時にするとストレスがたまる

新しい職場に入職するのと、引っ越しが重なると心身ともにストレスが溜まります。

新しい職場に慣れる必要もあり、引っ越しした新しい住まいに慣れる必要もあります。

ダブルで新しい環境、というのは思ったよりも大変です。

そうならないためにも、内定が決まったらできるだけ早く引っ越しを済ませて、入職前に新しい環境になれておくことが大切です。

内定が決まって入職するまでには少し期間があるはずです。

その間に引っ越しを済ませ、新居の周辺や、転職先までのルートなどを確認しておくと、入職後の生活をスムーズに進めることが可能となります。

転職での引っ越しは何日前にすればいいのか

転職での引っ越しは、早ければ早いほうが良いと言えます。

ギリギリに引っ越しをすると、新しい環境に馴染めないままに入職をすることになり、心身ともにストレスを抱えてしまいます。

内定が決まったらすぐに引っ越しをする、くらいの気持ちでいるといいでしょう。

また、転職先が現在の住居から通える範囲であれば、無理して引っ越しをせずに、少し落ち着いてから引っ越しをすることをおすすめします。

引っ越しのピークをはずせば、好条件の物件が見つかる可能性もありますし、引っ越し業者が暇な時期は大幅な値引きをしてくれたりするメリットもあります。

新しい仕事に慣れてからじっくりと引っ越し準備をすることができれば、負担も少ないですね。

職場や転職のトラブルの相談先

職場や転職のトラブルは、厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談することができます。

悩んだ際にはぜひ利用してください。

総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

引っ越しのトラブルの相談先

引っ越しのトラブルは国民生活センターに相談することができます。

引越サービス(各種相談の件数や傾向)_国民生活センター (kokusen.go.jp)

転職と引っ越しのタイミング【まとめ】

・転職先が決まったら、すぐに引っ越し先の物件を探したい

・引っ越し先の物件が決まったら、新しい職場で働き始める前にできるだけ早めに引っ越しするのがおすすめ

・引っ越し先の物件はできるだけ素早く決めて、新しい職場で働き始める前に新居の状態を整えておきたい

転職と引っ越しのタイミング、退職までの流れをご説明しました。

あなたの転職が満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。

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執筆参考資料

厚生労働統計一覧|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

経済財政政策 – 内閣府 (cao.go.jp)

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ナース裕美写真
大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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運営者:ナース裕美の夫
ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。 『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。 転職にて年収を300万円⇒800万円に上げた経験がある。 自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。 ★保有資格 「Microsoft Certified Associate」ID:1016282 「ITパスポート」資格番号:第IPー2011ー04-08918号
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