転職ノウハウ

転職の強みってなに!?採用のプロが「転職の強み一覧」教えます

転職の強み一覧

転職においての強みってなに??
自分には強みがない。。

企業の採用担当の私が、こんな悩みにお答えします。

転職で評価される強みには、「テクニカルスキル」と「ポータブルスキル」があります。

テクニカルスキルとは、専門性の高い仕事をすることで身に付く「専門的な」スキルで、ポータブルスキルとは、業界・職種に関わらず汎用できる「持ち運びができる」スキルを指します。

この記事では、企業の採用担当の私が、転職のおいての「強み」である、テクニカルスキルとポータブルスキルを詳しくご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

転職で評価される「テクニカルスキル」と「ポータブルスキル」とはなにかがわかりす。

転職のおいての「強み」一覧がわかります。

この記事の執筆者

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

転職の強みとは特別な仕事のスキルや経験だけではない

誰でも転職の強みを持っている

転職活動を始めると、まずは自己分析が必要になります。

自分の経験やスキルを洗い出し、自分の強みをはっきりとさせることで、転職先の選択肢を絞ることができ、自分にマッチした転職先を探すことができます。

また、面接選考においても「あなたの強みはなんですか」と質問をされることは多いです。

それだけ、自分の強みをはっきりさせておくことは重要なのです。

しかし、なかには「自分の強みがわからない」「自分には強みがない」と考える人もいるでしょう。

結論としては、誰しも何かしらの「強み」を持っています。

「強み」とは特別な仕事のスキルや経験だけではありません。

仕事が変わっても活かせるものもあります。

例えば、問題発見力や企画力、計画性、コミュニケーション力、チャレンジ精神など、仕事をしていれば何かしら必ず身についています。

では、企業側は具体的にどんなことを「強み」ととらえるのでしょうか。

詳しくご説明していきます。

転職で評価される強みには、「テクニカルスキル」と「ポータブルスキル」がある

転職で評価される強みには、「テクニカルスキル」と「ポータブルスキル」がある

転職での強みを考えた時に、大きく分けてテクニカルスキルとポータブルスキルがあります。

まずはそれぞれの概要をご説明します。

(1)「テクニカルスキル」とは

テクニカルスキルとは、字の如く「専門的な」スキルを指します。

専門性の高い仕事をすることで身に付きますし、キャリアアップのために資格を取得することでも身に付きます。

このテクニカルスキルを持っている人は、「企業も求めている強み」がある人材となるので、心配なしです。

テクニカルスキルは同業界・同職種、資格を活かせる仕事であれば「強み」となります。

企業側にも高く評価されますので、しっかりアピールしていきましょう。

採用担当からのポイント

テクニカルスキルを持っている場合は、面接でアピールできるようにスキルを整理しておきます。

具体的には

「経歴や経験年数」
「関わってきたプロジェクト」
「具体的にどんな業務をこなせるか」
「保有資格」

などです。

また、企業のホームページや転職サイトなどで、「企業が求めている人材・スキル」などを確認して、それに沿った形でアピールできるようにしておくと良いですね。

(2)「ポータブルスキル」とは

企業が評価するのはテクニカルスキルだけではありません。

実際には次にあげるポータブルスキルを重視する企業も少なくありません。

ポータブルスキルとは、こちらも字のごとく「持ち運びができる」スキルを指します。

これは業界・職種に関わらず汎用できるスキルのことです。

仕事の仕方だけではなく、人間関係構築のためのスキルもポータブルスキルとなります。

ポータブルスキルは社会人として働いていれば、何かしら身についています。

自分一人だけで仕事をする、ということは少ないため、周りの人と協働することで自然と身についているはずです。

自然と身につくため、「強み」であると認識しづらい部分ではありますが、このポータブルスキルが仕事をするうえで重要なのです。

テクニカルスキルは業界それぞれの専門的なスキルであるのに比べ、ポータブルスキルは全ての人に共通するスキルとなります。

なので、テクニカルスキルがある人もない人も、このポータブルスキルのアピールについて準備しておくと良いですね。

この記事ではポータブルスキルについて深掘りしていきたいと思います。

採用担当からのポイント

採用担当は面接などで、応募者がどんなポータブルスキルを持っているか確認しています。

業務に特化したテクニカルスキルを持っていれば、もちろんそれは高評価しますが、ポータブルスキルの確認も必ず行います。

なので、まずは「自分自身がどんなポータブルスキルを持っているのか」自己分析を行って、さらにそれを面接でどう伝えていけるか、具体的なエピソードも含めて準備しておくことが大切です。

次の項目でポータブルスキルの一覧をご説明していますので、自己分析に役立ててくださいね。

転職で評価される強み「ポータブルスキル」一覧

転職で評価される強み「ポータブルスキル」一覧

ポータブルスキルにも様々なものがあります。

一つ一つが独立したスキルのようで、お互いが干渉しあってもいます。

それではポータブルスキルにはどのようなものがあるのでしょうか。

ポータブルスキルを一覧でご説明しますので、参考にしてくださいね。

(1)問題解決力

転職の強み:問題解決力

問題解決力は、業務上の問題を発見することから始まります。

仕事をする上で、あるべきままを受け入れるだけでなく

「本当にこれでいいのか」
「もっと良くすることはできないのか」

という視点を持つことで、潜在的な問題を浮き彫りにしていくことができます。

問題が浮き上がってきたら、

①「その問題を解決していくためにどうしていけばいいのか」を思案し計画する
②計画に沿って具体的に取り組み、結果を出す。

このステップを遂行することで問題解決力は養われます。

企業側も問題解決力を持った新しい人材が入ることで、今まで潜んでいた問題が明らかになり、業務改善や職場環境がより良くなることを期待しています。

採用担当からのポイント

この問題解決力をアピールする際には、今までの業務経験の中で、実際に問題を解決したエピソードを用意しておくと良いですね。

面接でアピールする際には、

「なぜ業務の問題点に気づいたか」
「その問題を解決するためにどう行動したか」
「問題が解決されたことで、どんなメリットがあったか」

を説明できるようにしておきます。

また、解決後のメリットについては、数字を使ってアピールできると良いです。

例えば、

「業務の完了時間が〇時間短縮できた」
「売り上げが〇%アップした」
「顧客からのクレームが〇%減った」

などです。

実際にその業務を経験したことのない面接官に、問題点が解決したことを分かりやすく説明することが大切です。

(2)判断力

転職の強み:判断力

仕事を進めるうえで「計画通りに進まない」「予測とは違う結果になった」なんてことは日常茶飯事ですよね。

そんな時に重宝されるのが「判断力」です。

仕事をする上で「目標」や「目的」ははっきりしているはずです。

その過程で予測外のことが起こった時に「パニックになり右往左往してしまうのか」もしくは「冷静に判断できるのか」で結果は変わってきます。

企業では、予定外の事態にも冷静に的確な判断ができる人材を求めています。

採用担当からのポイント

面接では、応募者の判断力を様々な方法で確かめています。

あえて応募者が予想しない質問をしたり、誰も答えられないような質問をしたりして、その予想外な状況に対して、どう判断して対処していくのかを見ることがあります。

なので、もし面接で答えに困るような質問をされても、面接官は正解を求めているわけではないので、答えが見つからなくても冷静に判断して自分なりの考えを答えれば問題ありません。

答える内容より、どう判断して行動したかをチェックされているのです。

私の転職体験談

私が転職したときに、面接官に「最後に質問いいですか?氷が溶けたら何になりますか?」という全く意味不明な質問をされたことがあります。

その時は答えが分からなかったので、笑いながら「水です」と即答しました。

面接官は「春になるって答えてほしかったんだよ。」と笑っていましたが、今採用担当になって考えると、私の判断力や予想外の問題に対してどう対処するのかを見ていたのだと分かります。

ちなみに「春になる」という答えを出せませんでしたが、採用してもらって今に至ります。

正解を出すことが重要ではないんですね。

(3)行動力

転職の強み:行動力

仕事をしていて「言われたことしかできない」「指示待ち人間」では困ります。

自分で考えて行動する力が必要です。

また、今ある姿にとらわれず、職場や仕事をよりよくしていくために自分から行動できる人も素敵ですね。

企業の利益のため、職場環境を良くするために自分で考え、さらに行動に移せるような積極性を持っている人を、企業側も評価します。

採用担当からのポイント

行動力を証明するには、業務上の問題点を率先して解決に導いたエピソードなどを話すと良いですね。

(4)向上心

転職の強み:向上心

向上心とは「学び続ける」ということです。

「一通り自分一人で仕事を進められるからそれでいい」では物足りません。

専門性が高い仕事であればなおさらです。

技術やノウハウは日々進化していますので、自分から知識のアップデートをしていく必要があります。

専門職でなくても、情勢を把握したり、業界について学んだりしていくことで、自らを向上させることができます。

また、仕事に役立てるから、と資格を取得するために取り組むことも評価されます。

採用担当からのポイント

向上心を面接でアピールするには、

「就業時間外にスキルアップのための勉強をした」
「自主的に業務に役立つ資格取得をした」

など、仕事の時間以外で努力していることを伝えると良いですね。

向上のための努力を就業時間内だけでなく、自分の時間を割いて行っていることに価値があります。

(5)コミュニケーション力

転職の強み:コミュニケーション力

一概にコミュニケーション力といっても様々なものがあるので、一つ一つ説明していきます。

①傾聴力

傾聴力とは、相手の話を聴く力です。

ただ「聞く」だけではありません。

耳を傾け「聴く」のです。表面的な話だけでなく、相手の求めることを引き出していくような聴き方です。

相手に寄り添い、上手に話を引き出していく力となります。

企業ではクライアントと話をする場面は多いため、相手の潜在的に求めていることを引き出していくような聴く力は重要視されます。

②共感力

共感力とは、相手の立場を理解し思いやり配慮していく力です。

相手に寄り添い、相手の立場や考えを理解し、寄り添っていく。

そして、その思いをくみ取り、配慮できる部分は配慮していく思いやりの心と言えます。

相手の立場を思いやり、自分だけでなく相手も仕事をしやすいように配慮できることは、職場環境を円滑にしていくために必要な能力となります。

③対話力

仕事は一人で進めるものではありません。

相手あってのものです。

だからこそ、相手と「対話」をしていくことが必要なのです。

ただ、話すだけではありません。

「自分と相手の意見を出し合い、すり合わせを行い、よりより方法を探っていく」、これが対話力です。

自分の意見だけを通すのではなく、また、逆に相手に合わせるだけではなく、双方にとって最適な方法を探っていくために必要な能力となります。

採用担当からのポイント

コミュニケーション力が高い人は、面接や集団討論ですぐにわかるので、あえて口に出してアピールせずにいた方が良いですね。

コミュニケーション力があることをアピールしても、実際の面接や集団討論でうまくコミュニケーションが取れていなければ逆効果になってしまうからです。

面接や集団討論では相手の話をさえぎらないように最後まで聞いて、論点からずれないように発言していくと良いですね。

「面接官の質問の意図から大きくはずれて回答する」
「集団討論で周りの人と論点がずれている」

このようにならないように注意したいところです。

(6)調整力

転職の強み:調整力

前述の通り、仕事は一人で行うものではありません。

チームを組んで仕事をすることもあるでしょう。

そんな時にチームメンバーで意見を出し合い、意見を整理し、調整をしていく必要があります。

また、取引先とのバランスを取っていくことも大切な仕事です。

そこでも調整力が求められます。

採用担当からのポイント

面接で調整力をアピールする際には、「自分の意見・自社の要望を調整して相手方に承諾させた。」というようなエピソードより、「自分の意見・自社の要望と相手方の調整をはかり、落としどころを見つけて、双方が納得のいく結果になった。」というようなエピソードの方が、面接官受けが良いでしょう。

(7)関係構築力

転職の強み:関係構築力

上記のようなコミュニケーションスキルを用いて関係を構築していくスキルです。

何度も言いますが、仕事は一人で行うものではありません。

何かしら人と関わる必要があります。

社会人として働いたことがあるのであれば、大なり小なり必ず、この「関係構築力」は備わっています。

(8)文章構成力

転職の強み:文章構成力

文章で自分の考えを伝える力のことを指します。

仕事をしていると、企画書、報告書など、文章を作成する機会は多いです。

「自分の考えや思いを人に伝わるように文章にする」、簡単なようで難しいです。

長々書けばいいというものでもありません。

簡潔に、それでも言いたいことはしっかりと書き込んで、誰でもわかりやすく、気をつけることはたくさんあります。

転職活動では履歴書や職務経歴書を記載するときにも必要なスキルです。

企業に応募すると、初めに書類選考があるため、合否の分かれ道にもなるスキルともいえます。

また、論文試験がある企業だと、文章力の差はすぐに点数に現れます。

(9)正確性

転職の強み:正確性

仕事では一つのミスが大きな損失になることも多々あります。

だからこそ、正確に物事を進めるスキルが必要となります。

「時間に正確」
「金額に正確」
「記載内容が正確」

何事も正確だと堅苦しくなりがちですが、正確でなければいけない部分も多いです。

特に金融業界や経理部門などお金に関係する仕事では、この正確性を持っていることが重要です。

(10)柔軟性

転職の強み:柔軟性

仕事は正確に進めることが大切です。

それでも思うように進まないこともあります。クライアントの都合で、色々変更するなんてことも日常茶飯事ですよね。

正確に、正確に、と考えていると融通がきかない人、と捉えられてしまいます。

緩急をつけて柔軟に対応していく、変化に強い人が重宝されます。

自分の強みの見つけ方

転職の強みは誰にでもある

「私には転職で評価される強みがない。。」と考えすぎていませんか?

仕事を経験する中で、必ずなにかしらの「強み」が養われています。

なので、上述の「転職で評価される強み一覧」の一つ一つが当てはまるかどうかじっくり考えてみてください。

意外と今までの経験の中で身についているものが多くあることに気づくはずです。

そして、面接で転職の強みをアピールする際には、その強みを証明できるような、具体的なエピソードとともに伝えるようにしたいですね。

強みの種類はあれもこれもと伝えるのではなく、2~3つに絞っていきましょう。

ぜひ、あなたの強みをアピールして、それを正当に評価してくれる企業に転職してくださいね。

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転職エージェントに自分の強みを診断してもらうのも良い方法

転職の強みが思いつかなければ、転職エージェントを利用してみる

転職の強みが思いつかない場合は、転職エージェントに登録して担当のアドバイザーに自分の強みを診断してもらいましょう。

アドバイザーは自己分析をサポートしてくれるので、「今まで気づかなかった自分の強み」を発見することができます。

また、アドバイザーは面接対策もしてくれるので、アピールの仕方を練習することもできます。

無料で利用できるので、利用しないのはもったいないですね。

転職エージェントのおすすめは以下の記事を参考にしてくださいね。

【まとめ】

・自分の強みは見つかりましたか。強みがない人はいません。自分のこれまでの仕事の仕方を振り返ってみましょう。何かしら強みはあります。

・ポータブルスキルはそれぞれが影響しあっています。一つのスキルだけでは仕事は遂行できません。だからこそ、持っている強みが一つだけ、ということはないはずです。

・しっかりと自己分析をして「強み」をはっきりさせ、自信を持って転職活動を進めていってください。

転職における「強み」、特にポータブルスキルについて詳しく説明していきました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。

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執筆参考資料

厚生労働統計一覧|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

経済財政政策 – 内閣府 (cao.go.jp)

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ナース裕美写真
大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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運営者:ナース裕美の夫
ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。 『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。 転職にて年収を300万円⇒800万円に上げた経験がある。 自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。 ★保有資格 「Microsoft Certified Associate」ID:1016282 「ITパスポート」資格番号:第IPー2011ー04-08918号
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