転職ノウハウ

転職注意点確認事項|採用のプロが教える転職の注意点と確認事項

転職の注意点ってなに??
転職するときの確認事項ってある??

企業の採用担当の私がこんな疑問にお答えします。

転職の注意点と確認事項は、以下のとおりです。

【転職の注意点】

求人情報を集める努力を惜しまない

求人情報だけで転職先を決めない

転職先が決まるまで今の職場を辞めない

転職の期限を決めない

【転職の確認事項】

給与の詳細を確認する

休日数を確認する

勤務時間を確認する

有給休暇の消化率を確認する

転職に慣れている人は少なく、誰しも手探りで転職活動を始めますよね。

私は就職活動の注意点がわからず手探りで求人を探した結果、ブラック企業に就職して、苦しい20代を過ごすことになりました。

そして、同じ失敗をしないように綿密に計画を立てて転職活動をした結果、毎日の深夜までの残業や接待、満員電車での通勤をやめることができ、年収も2倍にすることができました。

転職を失敗しないためには、いくつか注意点があります。

これから転職を考えているあなたが私と同じ失敗をしないように、また、私と同じように満足のいく転職ができるように、転職の注意点と確認事項を記事にまとめました。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

転職の注意点

さっそく転職の注意点をご説明します。

私が就職活動に失敗したのも、この注意点を知らなかったことが原因です。

そして、転職活動では、この注意点を守って進めたことで、希望の条件を満たす職場へ転職することができ、年収は2倍になり、休日もしっかり休める生活を手に入れることができました。

ぜひ、あなたもこの注意点を実践していただき、満足のいく転職をしてくださいね。

(1)求人情報を集める努力を惜しまない

転職をするうえで1番の注意点は、求人情報を集める努力を惜しまないことです。

できるだけ多くの求人を比較して転職先を決めましょう。

ネット検索だけで求人を探したり、求人数の少ない転職サイトで転職先を決めると、転職したあとに「他にもっといい職場があった。。」と後悔する確率が上がります。

求人は探せば探すほど様々なものがあり、条件の良いものからそうでないもの、仕事内容も多種多様です。

人それぞれ理想の条件は違うので、できるだけ多くの求人を自分自身で1つ1つ吟味する必要があります。

それでは、具体的にどうやって求人情報を集めればいいのか、ご説明します。

(1)企業のホームページで調べる

転職したい業界が決まっている場合は、まずは業界大手の企業のホームページを何社かチェックして、給与の相場などを確認しておきます。

目当ての企業があればホームページで求人情報をチェックするだけでなく、企業理念や経営状況なども調べておきます。

大手企業の求人は毎年同じ時期に募集をしていることが多いですが、状況によっては臨時募集もあるので、定期的にチェックすることをおすすめします。

求人募集をしていなくても採用されることはある

私の友人は新規採用を行っていない企業に、その業界の研究レポートを作成して履歴書と一緒に提出して内定を勝ち取った強者がいます。

熱意が伝われば、求人をしていなくても、採用してもらうことができる場合もあります。

どうしてもこの企業で働きたい!という強い思いがある場合は、挑戦してみる価値はあります。

採用担当からのポイント1

私の職場は年に2回採用試験をすることが決まっています。

ホームページに採用試験の情報を載せるのは、試験を実施する直前になるので、見逃すと採用試験を受けることができません。

過去の採用日程などを参考にしながらホームページをこまめにチェックすることが大切です。

採用担当からのポイント2

企業のホームページを確認する際は、経営状況も確認しておきましょう。

過去数年の収益や純利益をチェックして、経営がうまくいっているかチェックします。

(2)転職サイトで情報を集める

転職サイトに登録して、求人を比較します。

求人数はかなり多いので、条件で絞ってじっくり探しましょう。

また、転職サイトは一般には公開していない条件の良い非公開求人も保有しているので、必ずチェックしたいところです。

転職サイトは数が多いので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

転職サイトのおすすめは以下の記事を参考にしてくださいね。

(2)求人情報だけで転職先を決めない

転職の注意点として、「求人情報だけで転職先を決めないこと」があります。

企業のホームページなどに記載してある求人情報だけで転職先を決めると、

「こんな職場とは思わなかった。。」

「予想していた給与が支給されなかった。。」

「こんな仕事だとは思わなかった。。」

などなど、後悔することがあるので、注意が必要です。

また、求人情報には思わぬ落とし穴が潜んでいたりします。

例えば、

求人情報に高額な年収が書いてあったので転職したら、サービス残業あたりまえで激務だった。。

求人情報に「賞与年2回」と書いてあったのに、業績が悪くて支給されなかった。。

求人情報に「勤務時間9時から18時まで」と書いてあったのに、実際は勤務時間前に準備の時間があったり、残業があったりと、予想以上に拘束時間が長かった。。

など、働いてみてデメリットに気づくなんてことがあります。

これを防ぐには、職場見学をして企業の担当者に労働条件の詳細を確認するか、転職エージェントに登録して担当のアドバイザーに求人情報のチェックと転職先の内部情報を調べてもらいましょう。

そうすることで給与などの労働条件に納得したうえで入職を決めることができます。

私の転職活動体験談

私は求人情報だけで就職先を決めて、ブラック企業へ就職してしまったため、転職活動では職場のリサーチを入念に行いました。

求人情報の他に企業の経営状況や生涯年収、昇給ペースなどを入念に調べて、気になる企業は職場見学をして、労働環境のチェックもしました。

求人情報以外のチェックをしっかり行った結果、転職活動に時間はかかりましたが、転職によって想定していた給与と労働環境を手に入れることができました。

私のように入念なチェックをする時間がないときは、最低限転職候補の企業だけは、転職エージェントのアドバイザーにリサーチをお願いするなどして、入念なチェックをおすすめします。

これから毎日働く職場です。じっくり確実に選びたいですね。

(3)転職先が決まるまで今の職場を辞めない

転職の注意点として、できるだけ転職活動は今の職場を辞めずに進めましょう。

なぜかというと仕事を辞めると精神的に余裕がなくなるからです。

余裕がなくなると、そこそこの条件で転職先を決めてしまって後悔したり、なかなか転職先が決まらないと焦ってしまって、条件の悪い職場に転職してしまうなど、転職に失敗する確率が上がります。

また、面接を受ける際に採用担当から、次の仕事が決まってないのになぜ辞めたのか理由を聞かれることにとなります。

採用担当としては、「何かトラブルを起こして辞めざるをえなかったのではないか」、「人生設計などを計画的に行えない人なのではないか」、などどうしてもマイナスの評価から入ってしまいます。

実際そんなことはなくても、そのマイナスの印象をプラスに変えるのは一苦労です。

もうすでに辞めてしまった場合は、焦らずにベストな職場を見つけて転職するようにしてくださいね。

頑張って探せば必ず良い職場を見つけることができます。

また、面接で前の職場を退職した理由を質問されたら、明確かつポジティブな内容で最後まで通すようにしてくださいね。

私の転職活動体験談

私が転職活動をしたときは、「絶対に譲れない条件を満たす職場以外には転職しない。」と決めていました。

なので、条件を満たす求人探しには時間がかかり、さらに応募する企業はどこも倍率が高かったので、簡単には転職することができませんでした。

結局、あきらめずに転職活動を行ったかいもあって、条件をすべて満たす企業に転職することができましたが、転職するまでに年単位の時間がかかりました。

もし仕事を辞めて転職活動をしていたら、こんなにも時間をかけることができず、満足のいく転職はできなかったと言えます。

(4)転職の期限を決めない

事情がある場合は別として、転職の期限は決めないで転職活動をすることも転職の注意点になります。

なぜかというと、転職は「いつまでにするもの」ではなく、「良い条件が見つかったらするもの」だからです。

もっと言えば、良い条件が見つかるまで転職しないほうがいいです。

しっかりと時間をかけて求人を探せば必ず希望にマッチした職場が見つかります。

早く今の職場を辞めたい人も多いと思います。

「年度末までには転職したい」「ボーナスをもらったら転職したい」「今のプロジェクトが終わったら転職したい」などなど、期限を決めたくなりますが、期限が迫ってくるとどうしても焦りが生まれてしっかりとした判断ができなくなってくるのが人間です。

「希望の条件の職場が見つかるまで転職しない!」と腰をすえて転職活動をすることが、転職成功の秘訣です。

私の転職活動体験談

私が転職活動をしたときは、毎日仕事を辞めたいと思いながらも、下手に転職して、また希望に合わない働き方をすることになったらもう後がないと思い、結局年単位の時間をかけて転職先のリサーチを行いました。

「早く転職しなければ体が持たない。。」と思いながらも、「決して焦ってはだめだ。もう絶対失敗しない。」と心に決めてじっくりと転職活動を進めた結果、希望の働き方を見つけることができました。

転職活動をするなかで、様々な職場のリサーチをしましたが、なかなか自分の中の譲れない条件を満たす転職先が見つからず、悩んだ時期もありましたが、絶対諦めない気持ちが結果的に転職を成功に導きました。

あなたも諦めずじっくり転職活動を進めて、ぜひ希望の転職先を見つけてください。

諦めなければきっと見つかります。

転職するときに注意したい確認事項

転職したあとで、

もらえると思っていた給与がもらえない。。

予定していた休日が取れない。。

など、「転職前に想定していた条件と違っていた。。」なんてことがよくあります。

求人情報は、慣れていない人には詳細がよくわからない記載が多いことも原因の1つです。

ここでは、転職するときの確認事項をできるだけ分かりやすく解説します。

参考にして頂ければと思います。

(1)給与の詳細を確認する

基本給、各種手当、賞与の額を確認します。

求人情報に「月収◯◯万円~」と記載があっても、実際には条件を満たせず、そこまで支給されないこともありますので、基本給と手当の支給条件や計算方法は必ず確認しましょう。

また、賞与について「賞与年2回」と記載があっても、業績次第で支給されないこともありますので、年間で何ヵ月分支給されているのか過去の実績を確認します。

(2)休日数を確認する

「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いに注意します。

週休2日制とは

1年を通じて、月に1回以上2日休める週があることです。毎週2回休みがあるわけではないので、注意が必要です。

例 週休2日制(日、第2・4土曜)
毎週日曜と、月の第2・4土曜が休みです。
※第1・3土曜は出勤になります

完全週休2日制とは

1年を通じて、毎週2日の休日があることです。

例 完全週休2日制(土・日)
毎週土日が休みとなります

休日は上記の他に、年間休日数も確認すれば間違いありません。

(3)勤務時間を確認する

「勤務時間◯時から◯時まで」と記載があっても、実際は勤務時間前に準備の時間があったり、残業があったりと、予想以上に拘束時間が長かったりします。

前年の残業実績、繁忙期の月の残業時間を確認しましょう。

(4)有給休暇の消化率を確認する

スタッフが有給休暇をどれくらい消化しているか、過去の実績を確認します。

求人に「有給休暇20日付与」などと記載されていても、実際に使えない状況では意味がありません。

労働基準法の改正で、事業者には有給休暇の取得促進が義務付けられましたので、少しずつ改善される傾向にあるあるようですが、まだまだ有給休暇が取りづらい職場が多いのが現状です。

入職前によく確認してくださいね。

転職するときに注意したい確認事項:確認の方法

上記の確認事項の確認方法は以下の3つです。

(1)電話で採用担当に問い合わせる

職場に電話して、採用の担当者に確認します。

必ず名前を名乗るなど、丁寧な受け答えを心がけます。

(2)転職エージェントのアドバイザーに確認してもらう

転職エージェントに登録すると、担当のアドバイザーがつきます。

細かく自分で確認するのが苦手な場合は、アドバイザーにお願いするのが楽です。

気になることは全て確認してくれます。

(3)職場見学をする

希望の職場の採用担当に職場見学をお願いします。

見学の際に仕事内容や確認したい事項の質問ができます。

職場見学の際であれば、採用担当者も答える準備をしてありますので、じっくり確認することができます。

転職先を選ぶ際に聞いておいた方が良いこと

内定をもらって転職先を選ぶ際に聞いておいた方が良いことってある??

結論、基本的には疑問に思う部分は求人検索の時点で情報収集をしておくことが大切です。

または、企業見学の際に担当者に質問したり、転職エージェントを利用している場合は担当者に情報を提供してもらい、応募する前に疑問を解消しておくといいでしょう。

それでも情報が少なかったりする場合は、内定後の条件交渉時にしっかりと確認をすることが重要です。

ここでは、入職前に最低限確認しておいた方がいい項目をご説明します。

給与

給与については求人票にも記載されています。

しかし、記載されている給与が諸々の手当てを含んだ最高額である場合もあります。

実際の給与の最低額についても聞いておくことが大切です。

あまりにも最高額と最低額に差がある場合は、企業の採用方針に疑問が残ります。

今一度入職するかどうかしっかり検討する必要があります。

転職後に担当する業務

自分が転職した際の配属先や担当業務について確認します。

全くの白紙状態で入社するのと、できる準備をして入社するのでは、職場からの第一印象も違ってきます。

また、自分の心の準備もしておくことができるでしょう。

実際の残業時間や休日出勤の有無

残業時間や休日出勤の実績を確認します。

求人情報に残業や休日出勤について記載されている場合もありますが、実際の状況と乖離がないのかどうかをしっかり確認することがことが大切です。

もし、企業の担当者が実績の提示をしてくれなかったり、ごまかすようであれば、その企業に入職することは少し考え直した方が良いでしょう。

逆に、前年度の残業時間の実績、有給取得率などを提示してくれる企業は信用できます。

採用担当からのポイント

私の職場では、入職希望者から残業時間や休日出勤の実績、有給取得率、育休取得率などの開示を求められてもすぐに提示できるように、事前に実績資料を用意してあります。

これは採用担当としては基本だと思いますし、入職後にミスマッチが起こって辞めてしまっては困るため、逆にしっかり入職前に確認してほしいくらいです。

入職前に気になることはしっかり確認して、気持ちよく新しい職場で働けるようにしていけるといいですね。

産休・育休の取得率について

女性の場合は産休・育休などについても聞いておくと良いでしょう。

女性が育児をしながらも働き続けられる環境が整っているかどうかの指標になります。

「実際に子育て中の女性がどれくらい働いているのか」

「どんな役職で働いているのか」

「どんな働き方をしているか」

についても聞いておくと参考になるでしょう。

転職先を比較するポイント

ここでは、転職先を比較するポイントをご説明します。

譲れない条件にあてはめる

まずは自分の転職の軸に当てはまっているのかどうかを確認します。

「どうしても譲れない条件」をすべて満たしているのかどうかが重要です。

どれか一つでも満たしていなければ比較対象から除外していきます。

自分がやりたい仕事か

譲れない条件をすべて満たしていても、そもそも自分がやりたい業種・職種でなければ意味がありません。

条件だけに囚われすぎることのないように注意が必要です。

現職との比較も大切

転職をすることで、

「希望の仕事をする」

「希望の働き方をする」

「現在抱える問題や不満を解消する」

という、転職理由を忘れないように転職活動を進めます。

求人を比較していく中で様々な求人を目にするでしょう。

新しいものを見ると、そちらの方が良く見えてしまうこともあります。

そんな時には現在の状況とも比較して、転職をすることで何が解決できるのかをはっきりさせましょう。

「今の仕事の方が条件がよい」なんてこともあります。

転職することが目的にならないように注意することが大切です。

後悔しない転職をするには

転職して後悔する人には共通する特徴があります。

その後悔する理由については、事前に対策できるものがほとんどです。

転職して後悔する理由と対策について記事にまとめましたので参考にしてください。

職場や転職のトラブルの相談先

職場や転職のトラブルは、厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談することができます。

悩んだ際にはぜひ利用してください。

総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

まとめ

・転職を失敗しないためには、いくつか注意点がある

・求人情報を集める努力を惜しまない、求人情報だけで転職先を決めない、転職先が決まるまで今の職場を辞めない、転職の期限を決めないことが大切

転職の注意点と確認事項をご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。 『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。 転職にて年収を300万円⇒800万円に上げた経験がある。 自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。 ★保有資格 「Microsoft Certified Associate」ID:1016282 「ITパスポート」資格番号:第IPー2011ー04-08918号
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