転職ノウハウ

転職応募数|採用のプロが転職するには何社受けるのがベストなのか教えます

転職するには何社受ければいい??
応募数はどれくらい??
何社くらい受ければ採用されるの??

企業の採用担当の私が、こんな疑問にお答えします。

結論、転職するには5~8社受けておくことをおすすめします。

希望の業界や企業によって内定がもらえる確率が異なりますし、転職活動にかけられる期間も人それぞれ違うので一概には言えませんが、目安としては5~8社受けていれば、転職をスムーズに進めることができると考えます。

ただし、この5~8社はテキトウに選んだ求人ではなく、自分の希望の転職条件を全て満たした5~8社です。

30歳で転職した私も、当時5社の企業の採用試験を受けて、年収は2倍になり、ブラック企業から脱出することができました。

この記事では企業の採用担当の私が、転職で何社受ければよいのか、ベストな転職先の選び方をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

転職するには何社受けるのがベストなのか、最適な応募数がわかります。

転職先の選び方が分かります。

この記事の執筆者

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

転職するには何社受ければいいのか

ここからは、転職するには何社受ければいいのか、ベストな応募数をご説明します。

転職するときは5~8社受けるといい

上述した通り転職するには5~8社受けるのがベストと考えます。

理由は以下の2点です。

・転職で受ける企業が5社よりも少ない⇒全社不採用になった時に、また1から企業のリサーチをして応募する準備をすることになり非効率

・転職で受ける企業が8社を超える⇒応募する手続きの手間もかかり、採用試験や面接の日程がバッティングしてしまって受けられなくなるなど、これも非効率

こんなところです。

バランスが大事なんですね。

なので、スケジュール的にも実現可能な5~8社が現実的です。

また、5~8社並行して採用試験を受けていると、最初は慣れない面接なども、なんとなくコツを掴めてきて良い形で自己アピールができてくるでしょう。

採用担当をしていると、面接で「しっかりアピールができている応募者」と、「なんだか力を発揮できていない応募者」とはっきり差が出ているなぁと感じます。

採用側としても、できるだけ応募者の本質を見るようにはしていますが、どうしても自信を持って上手に自己アピールをしている応募者に高評価をしてしまいます。

他には、複数の企業に足を運ぶことで、転職先の比較をすることができ、より希望の転職先のイメージがはっきりと分かってくるというメリットもあります。

職場見学などの方法もありますが、面接を受けに行くことで、その企業の中枢にいる役員とも話すことができる場合が多く、転職先の雰囲気を肌で感じることができます。

ちなみに、面接時に面接官の態度が悪い、雰囲気が怖いなど、直感的に嫌な雰囲気を感じる企業への転職は少し慎重になったほうが良いと言えます。

社内の雰囲気が面接に出ている場合が多く、スタッフを大切にしない企業は面接でも応募者を大切にしないものです。

ぜひ頭の片隅に置いておいていただければと思います。

私の転職活動体験談

私が転職をしたときは、5社の採用試験を受けました。

この5社は自分の譲れない条件をすべて見たした5社です。

私は働きながら転職活動をしていたこともあり、なかなか転職活動に時間を割くことができませんでした。

なので、5社の採用試験の準備でさえ、かなり負担でした。

採用試験の勉強をしながら1社ずつ特徴などをリサーチして、履歴書を書いて、面接対策をして。。とやること満載です。

そして、採用試験や面接を受けに行くために、仕事を休む必要がありますが、有給なんて普通に取れない職場だったので、休暇を取るのにかなり苦労しました。

なので、私の場合は5社を超えて受けることは、現実的に不可能だったとも言えます。

そんな状況もあり、採用試験を受ける企業は、採用されたらすぐに入職しても良い、譲れない条件をすべて満たした転職先に絞りました。

1社ずつ受けていくのは非効率

転職活動で気になった転職先を1社ずつ受けていくのは、さすがに非効率です。

1社受けて不採用になって、また1から転職先をリサーチするのでは、転職活動の期間は長引くでしょう。

また、落ちるたびに1から転職先を探すとなると、メンタル的にもダメージが大きいこともあります。

不採用でもまだ他の企業がある!と思って転職活動を進めたほうが、良い結果が出るとも言えます。

そして、採用試験や面接のスケジュールは、5社程度並行して受けても、なんとかうまく調整できます。

履歴書や面接対策も共通で対策できる部分が多いため、複数社並行して採用試験を受けていくのがベストです。

働きながら転職活動をする場合で、転職を急いでいない場合は、1社ずつ採用試験を受けていっても問題ありません。

転職活動をする期間は長引きますが、忙しく働いている場合、そんなに転職活動に時間をかけられないことも多くあるため、1社ずつ丁寧に採用試験の対策をしていくのも、採用される確率を上げるいい作戦です。

数十社受けなくてもいいのか

新卒の就職活動では50社~100社受けることも当たり前に行われているため、転職活動でも数十社受ける必要があるのか疑問に思うこともあります。

結論、転職活動ではそこまで多くの企業に応募する必要はないと考えます。

大学生であれば1日中就職活動に専念できますが、働きながら転職活動する場合は、そこまで転職活動にフルコミットする時間もありません。

また、受ける企業が多くなればなるほど、1つの企業へかけるエネルギーは分散して少なくなります。

応募する企業をリサーチする時間が少なくなると、どうしても志望動機などが曖昧になってきたり、どの企業でも使い回しできるようなアピールの仕方になってきます。

面接では数千人レベルの応募者を見てきている採用担当が応募者の評価をします。

なので、応募者が自社に対してどのくらいの熱量を持っているのか、すぐに見抜かれてしまいます。

応募する企業のリサーチに時間をかけずに中途半場な対策で面接を受けると、残念ながら不採用になる確率は高いでしょう。

応募する企業の数は、自分である程度集中して面接対策などをできる数に絞って進めるのが良いですね。

希望の転職条件や業界が決まっていない場合は多めに受けても良い

ここまで、「転職するには5~8社受けるのがベスト」とご説明してきましたが、希望の転職条件や業界が決まっていない場合は、受ける企業をもっと増やしても問題ありません。

採用試験を受けていくなかで、自分の理想の働き方や、やりたい仕事が見つかることも多いからです。

転職条件や業界がまだ定まっていないときは、できるだけ選択肢を増やして様々な転職先を比較していきましょう。

そしてある程度希望の条件が定まってきたら、条件を満たす転職先を5~8社に絞って、本格的に内定をもらいにいきましょう。

私の転職活動体験談

私が転職活動をしたときは、5社ほど並行して受けました。

この5社は希望の転職条件をすべて満たした5社で、どの職場に採用されても転職成功と言えるレベルの転職先に絞って受けています。

最初の1~2社は面接慣れしていないこともあり、なんだか自分的にもイマイチなアピールしかできず、不採用でした。

でも、この不採用の経験が後に受ける面接の対策でかなり役に立ったと言えます。

不採用になった際の面接で、うまく答えられなかった点や自分の中で考え方が曖昧だった点に気づくことができ、その後の面接では面接官の反応も良い受け答えができるようになりました。

また、5社受けるなかで、面接官との相性が面接成功の可否にかなり影響してくることもわかり、やはり複数社受けておかないと、良いチャンスを逃してしまうとも感じました。

1社応募のメリット・デメリット

1社応募、複数応募、それぞれにメリット・デメリットがあります。

まずは、1社応募のメリット・デメリットをご説明します。

メリット1)1社入魂できる


1つの企業に応募することで、全力をかけることができます。

企業の情報収集も1社なので入念に行えます。

また、現職のために時間がなくても1社であれば企業見学や情報収集、書類作成や面接対策に時間をかけることが可能となります。

面接などの日程・時間の調整もしやすくなると言えるでしょう。

書類作成も面接対策も、その企業に向けて独自のものが準備できますので、熱意が伝われば大きな自己アピールとなるでしょう。

採用担当からのポイント

面接で応募者に質問をしていくと、自社が第1希望なのかはだいたいわかります。

自社が第1希望の応募者は、熱意が伝わってくるのはもちろんのこと、自社のリサーチに余念がないのが特徴です。

1社入魂している場合、熱意が伝わりますし、応募した企業のリサーチも十分行えるため、採用される確率は格段に上がるでしょう。

デメリット1)転職活動が長引く


1社応募はリスクが高いと言えます。

前述の通り書類選考・面接での通過率は100%ではありません。

しかも応募から内定までは最低でも2カ月はかかります。

選考に落ちてしまった場合、次の応募先探しから再度始めることになってしまいます。

次に進んでもすぐに内定がもらえる保証もありません。

そうすると転職活動の時期がどんどん伸びていきます。

そして、なかなか転職先が決まらないことで焦りが出てきてしまい、結果的に条件を妥協して転職先を選び、満足な転職が出来なかったり、転職の軸がぶれてしまう、なんてこともあります。

私の転職活動体験談

私が転職活動をしたときは、希望条件をすべて満たした5社に応募しました。

ただ、希望条件を満たす企業がなかなか見つからなかったこともあり、結局ほぼ1社ずつ応募していく形になってしまいました。

なので、転職先が決まるまで年単位の期間がかかりました。

1社ずつ応募するのであれば転職活動は長引くことを覚悟した方がいいです。

デメリット2)精神的に辛い


1社ずつ応募することで、選考に落ちると気持ちも落ちてしまい、なかなか次の行動までの気持ちの切り替えが難しくなったりもします。

転職はエネルギーがいるので、短期集中で複数応募したほうが、良い流れを作ることができます。

「1社落ちても他にもチャンスはある!」と思って転職活動をしたほうが、精神的にも楽ですね。

デメリット3)比較ができない


転職活動を続けていると、

「この選択が正しいのか」
「もっと条件のいい転職先があるのではないか」

という不安が生まれることがあります。

1社しか応募していないと比較対象がないため、その不安を持ちながら転職活動を継続することになります。

そのため、内定を得たとしても、なんとなく不安を抱えたまま入職せざるを得ない可能性があります。

複数応募のメリット・デメリット

ここでは、複数応募のメリット・デメリットをご説明します。

メリット1)比較対象がある


求人情報を精査して、自分で情報収集をして応募企業を選んで応募しても、選考が進むにつれて「思っていたのと違うかも?」「本当にこの企業でいいのか?」と不安を持つケースがあります。

そんな時、複数社に同時に応募していると、それぞれを比較検討することができるメリットがあります。

比較をすることで「絶対に譲れない条件」や「条件の優先順位」について再度判断することができます。

また、複数の選択肢の中から自分にとってベストな転職先を選ぶ、ということで満足度の高い転職活動が行えるようになります。

メリット2)面接慣れする


複数社応募してると、書類選考を通過し面接に進む機会も増えるでしょう。

1社応募だと本命の企業の面接に、練習もなくいきなり挑むことになります。

面接に慣れていないと、緊張から本来の自分の実力を出し切れないことも。

複数社の面接に進むことで徐々に面接に慣れ、自己アピールもスムーズに行えるようになるメリットがあります。

過度に緊張せずに面接に挑むことで、本来の自分の魅力を伝えることが可能となります。

私の転職活動体験談

私が転職活動をしたとき、最初に受けた面接は本当にボロボロでした。

対策も不十分で何を質問されても曖昧な答えしかできなかった記憶があります。

その後、答えられなかった質問や、自分の考えが曖昧になっていた部分を改めたことで、すぐに内定がもらえるようになりました。

何事も数をこなすことが大切ですね。

メリット3)短期集中で行える


複数社応募していると、選考も同時進行で行われるので、転職活動を短期集中で行えるメリットがあります。

時間の調整は難しくなりますが、同時に面接や選考が行われるため、結果的には転職活動を短期間で終わらせることが可能となります。

転職活動が長期間になってくると、中だるみが起きたり、転職先が決まらないことで焦りがでてきます。

短期間で行うことで、余計なことを考えず集中して選考に臨むこともできます。

デメリット1)時間調整が難しい


複数社応募すると、面接などの選考が短期間に集中します。

現職で働きながら転職活動を行っていると、時間を調整することが難しくなります。

日程調整が行えずに面接に行けない、なんてこともあります。

私の転職活動体験談

私は働きながら転職活動をしていたため、面接の日程と現職の仕事の日程が重なってしまって、面接を受けられないということもありました。

働きながら転職活動をする場合、複数社応募すると日程調整はかなり大変でしょう。

デメリット2)準備が大変


複数社応募していると、その分の企業の情報収集や情報の整理、企業に合わせた書類作成や面接対策など、選考の準備が大変になります。

情報収集が足りないと、企業理解が不足して書類や面接での自己アピールが乏しくなってしまう可能性があります。

時間がない場合は転職エージェントに登録して、担当のアドバイザーに書類のチェックや面接対策をお願いするといいですね。

転職先を探すには

転職先の探し方で、1番大切なコツは、求人情報をできるだけ多く集めるということです。

求人情報はしっかり探せば膨大な数あります。

限られた求人情報だけで転職先を決めてしまうのではなく、限界まで求人情報を集めて、その中で譲れない条件を満たす職場をピックアップする、さらにそのピックアップした職場の中から自分にベストマッチする転職先を見つけましょう。

転職先を探すには以下の2つの方法を併用するのがベストです。

(1)検索型の転職サイトで探す
(2)転職エージェントで探す

それでは、それぞれの転職先の探し方をご説明します。

転職先の探し方のコツ(1)検索型の転職サイトで探す

転職先の探し方のコツとして、まずは検索型の転職サイトを利用すると良いでしょう。

検索型の転職サイトは、自分で求人を探すことができるため、自分のペースで気になる業界の企業の労働条件なども確認することができます。

給与の相場やどんな求人の種類があるのか、全体像を把握するためにも、検索型の転職サイトから利用してみることをおすすめします。

また、転職サイトは様々なものがあるため、求人数が多い大手の転職サイトを利用しましょう。

転職先の探し方のコツ(2)転職エージェントで探す

転職エージェントは、登録すると担当のアドバイザーがついて、希望に合う転職先をピンポイントで紹介してくれます。

転職エージェントは、企業から紹介費用を受け取っているため、利用者は最後まで無料で利用できます。

メリットとしては、

・膨大な求人情報から自分にマッチする転職先を探してくれるため、手間が省ける

・条件の良い非公開求人を紹介してくれる

・求人には記載されていない労働条件まで確認してくれる

・履歴書作成、面接練習などのサポートをしてくれる

・アドバイザーが応募先の採用担当とコンタクトをとり、自分の代わりにアピールしてくれるため、採用される確率が上がる

・キャリア相談ができる

などがあります。

デメリットとしては、

・アドバイザーとの連絡のやり取りが面倒

・求人の全体像が見えない

ことが挙げられます。

なので、時間に余裕がないときは別として、まずは検索型の転職サイトで求人の全体像を把握してから、転職エージェントを利用すると良いでしょう。

転職エージェントは数が多いので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

検索型の転職サイト、転職エージェントのおすすめは以下の記事を参考にしてくださいね。

転職するには何社も受けてもいい??

転職活動で何社も採用試験を受けてもいいのか、採用担当の視点でお答えします。

面接で応募者に対して「他に何社受けていますか?」という質問をする場合がよくありますが、応募者の転職活動への取り組み状況を知りたいだけで、複数社受けていることを隠さなくても全く問題ありません。

なかには、「御社しか受けていません。」という応募者もいますが、他にいくつか質問していくと、「うちだけを受けているわりには、リサーチが甘いな。。」、「志望動機が曖昧だから、他の企業も受けているんだろうな。」などと見抜いてしまって、逆に印象を下げてしまう場合もあるので、注意が必要です。

採用担当としては、応募者が複数社受けている場合、

・応募する企業をどんな基準で選んでいるのか
・転職活動の取り組み方はどうか

これを把握することで、その応募者がやるべきミッションに対して、どのように取り組んでいくのかを評価したいんです。

なので、採用試験を複数社受けていると、正直に答えて全く問題ありません。

ちなみに、面接官から「もし、うちが採用内定を出したらどうしますか?」という質問には、応募した理由や志望動機とともに、ぜひ入職したいという希望を伝えておきましょう。

私の転職活動体験談

私が今の職場に転職するときに、面接で「他にも採用試験を受けている企業がありますか?」と質問されたので、「他にも受けている企業がありますが、御社には他社にはない○○技術を経験できる仕事があるので、内定をいただければ入職したいと考えています。」と具体的に入職したい理由を伝えました。

面接官も何度かうなづいて納得してくれたようで、結局内定をもらうことができました。

このように、自分の考えに一貫性があり、面接官が納得する理由を伝えたほうが、下手に「御社しか受けていません」とわかりやすい嘘をつくより、面接受けは良いことが言えます。

転職の応募数は5~8社がベスト

ここまで、1社応募と複数応募のメリット・デメリット、複数応募のコツをご説明しましたが、具体的な応募数は5~8社とすることをおすすめします。

また、この5~8社は、何百何千とある求人のなかから、希望の条件を満たした企業に厳選したものです。

これは、どこの企業に内定をもらっても転職成功と思える求人に絞るという意味です。

面接練習をしたい場合は別として、内定をもらっても入職しない企業に応募するのは、時間の無駄になるからです。

そして、この5~8社を超える応募をしても、面接などの日程調整が難しく、企業研究などの対策も不十分で採用される確率は下がります。

なので、5~8社に応募して、集中して面接対策を行い、不採用が続いた場合にのみ1~2社ずつ追加していくイメージで進めていくと良いでしょう。

1社1社の採用試験に全力で取り組めるようにうまく調整することで、希望の職場に転職することができます。

複数応募のコツ

ここからは、デメリットを抑えた複数応募のコツをご説明します。

複数応募する際は、このコツを実践することで、効率良く転職活動を進めることができます。

私もこのコツを実践して、希望の条件を満たす職場に転職でき、年収も2倍にすることができました。

(1)条件を絞りこむ


転職活動を始めるにあたり自己分析とキャリア整理を行い、転職の動機を明確化します。

その自分のキャリアを軸に、転職先の条件を絞りこんでいくことが、複数応募するときのコツです。

「自分がやりたいこと」
「どんな企業に転職したいのか」

を明確にしておくことで、その条件に合致する企業だけを選んで応募すればいいので、効率が良くなります。

求人の精査を確実に行い、企業の採用ニーズと自分の条件が一致する求人に応募していきましょう。

(2)余裕を持ったスケジューリング


転職活動を短期間で終わらせたいからと選考の予定を詰め込むのはお勧めできません。

企業の情報収集から企業理解、書類作成や面接対策には時間がかかります。

とくに企業理解や面接対策の準備にしっかりと時間をかけられないと、万全の状態で面接を受けることができずに採用内定から遠ざかってしまいます。

「できるだけ早く転職したいから」という気持ちも分かりますが、余裕をもった計画を立てることで、しっかりと準備に時間を割くことができ、効果的な対策をすることができます。

そうすることで、結果的に転職活動期間の短縮につながります。

採用担当からのポイント

採用選考では、応募者に点数をつけて採用の可否を決めていきますが、何百人も応募があるなかで、なかなか応募者同士に差をつけるのが難しいときがあります。

なので、

「自社のことをよくリサーチしていた。」
「笑顔で対応していて感じが良かった。」
「応対がしっかりした印象だった。」

など、ほんのささいな差が採用の可否を分けることがよくあります。

余裕をもったスケジューリングで、入念に準備することで、このほんのささいな差がうまれ、結果的に多くの企業から採用内定をもらうことも可能となります。

(3)転職エージェントの活用


前述の通り、採用内定率を上げるためには自己分析と企業の情報収集、企業理解が重要となります。

しかし現職で働きながら情報収集を行うのは時間的にも体力的にも大変です。

なので、忙しい人は転職エージェントを上手に利用しましょう。

転職エージェントでは担当のアドバイザーがついて、希望にそった求人を探してくれ、応募先企業の情報収集、書類のチェックや面接対策まで行ってくれます。

複数社応募のデメリットの部分をしっかりと補ってくれるため、時間のない中で転職活動をする人にとって救いの手となるでしょう。

何社も受ける場合の転職先の選び方

ここでは、何社も受ける場合の転職先の選び方をご説明します。

希望の条件で絞る

採用試験を受ける企業は、最初から希望の条件を満たす職場に絞りましょう。

転職サイトで求人をできるだけ集めて希望の条件で取捨選択していきます。

希望の条件とは、例えば

・年収○○万円以上
・サービス残業は絶対にしない
・残業は50時間/月以内
・休日出勤はしない
・有給休暇は年間13日以上取得
・通勤は◯◯時間以内
・通勤で満員電車には乗らない
・○○業務に携われること

などです。

この中から絶対に譲れない条件も決めておきます。

希望の条件で求人を絞った後に、譲れない条件を全て満たす転職先のみ厳選して、採用試験を受けていきます。

時間に余裕のある人は「気になる企業はとりあえず受けてみる」というスタンスでも良いですが、大多数の人は時間のない中で転職活動をしているでしょうから、時間とエネルギーをかけるのであれば、内定をもらえたら入職したい企業に最初から絞ってしまったほうが効率的です。

また、求人情報だけでは希望の条件を満たしているか判断できないことも多いため、職場見学をしたり、転職エージェントに登録して担当のアドバイザーにチェックしてもらうと失敗せずに転職先を決めることができます。

何社か内定をもらえたら

複数社受けていくなかで、何社か内定をもらうことができたら、あまり時間はありませんが、もう一度職場のリサーチの最終チェックをして、転職先を決めていきましょう。

転職エージェントに登録している場合は、担当のアドバイザーに希望の条件を満たしているか、再度確認してもらうと良いですね。

また、転職活動を進めていく中で、各社の内定をもらえる時期がズレているため、他の企業の結果が出る前に内定をもらってしまった場合、入職するか辞退するか迷うタイミングがかならずあります。

なので、あらかじめ受ける企業の希望順位は決めておくか、内定をもらえたら入職したい企業だけに絞って応募することが大切です。

内定をもらえたら入職したい企業だけに絞って採用試験を受けておけば、内定をもらえたら迷わず入職することができます。

内定をもらってから悩まないようにあらかじめ対策しておきましょう。

職場や転職のトラブルの相談先

職場や転職のトラブルは、厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談することができます。

悩んだ際にはぜひ利用してください。

総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

まとめ

・転職するには5~8社受けておくのがベスト

・この5~8社はテキトウに選んだ求人ではなく、自分の希望の転職条件を全て満たした5~8社

・ただし、転職活動の状況によっては、何社受けるか調整すると良い

転職で何社受ければよいのか、ベストな転職先の選び方をご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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