転職ノウハウ

転職決断できないポイント|採用のプロが転職を決断できない時のポイント教えます

転職したいけど決断できない。。
仕事に不満があるけど、転職を決断できない。。

企業の採用担当の私がこんな悩みにお答えします。

転職を決断できないポイントは、以下のとおりです。

「失敗したらどうしよう」と思って決断できない

「転職先が決まらなかったらどうしよう」と思って決断できない

責任感から決断できない

転職が面倒で決断できない

また、転職を決断できない時には、

転職の軸に立ち返る

第三者に相談する

など、すぐに転職先を決めずに、じっくり考えることが大切です。

「仕事に不満はあるけど本当に転職していいのかな」

転職はしたいけど一歩踏み出せない」

など、転職をしたくても、「転職をしよう!」と決断することに及び腰になってしまう人は少なくありません。

でも、「転職すること」と「転職活動をすること」は同じようで全然違います。

実際に転職をしなくても転職活動はできます。

少しでも「転職」について考えるようになったら、思い切って転職活動を始めましょう。

求人や他の企業の状況を確認することで、「本当に転職するべきなのか」「転職できるのか」がはっきりとし、転職を決断するに至ると言えます。

この記事では企業の採用部門で働く私が、転職を決断できない時のポイントと対処方法をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

転職をする人に多い転職の決断理由がわかります。

転職を決断できない時にどうしたら良いのかわかります。

転職を決断できない時の求人の探し方がわかります。

この記事の執筆者

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

転職の決断理由ってなに!?

転職を決断する人に多い理由にはどんなものがあるのでしょうか。

まずは、転職の決断理由をご説明します。

(1)人間関係が悪い

社会人として働いている以上、人と全く関わらない仕事はなかなかありません。

社内に苦手な人がいる、派閥争いが辛い、生理的に合わない、など人間関係に不満を持ち転職を考える人は多いです。

(2)給与が低い

仕事量と給与が見合っていない、同業者・同職種の他社に比べて給与が低い、なんてことがあれば転職を考えてしまいます。

大半の人は給与を得るために仕事をしているわけですから、「給与が低い。。」と思いながら毎日働くのは辛いですね。

私の転職活動体験談

私が30歳で転職した理由の1つに給与が低いことがありました。

友人知人と比べても、同業他社と比べても、給与が低いうえに、拘束時間も長かったので転職を決断しました。

転職を決めてからも、慎重に業界リサーチや求人選びを行い、年収アップが見込めるのはもちろんのこと、労働条件も良い求人しか転職先の選択肢にいれずに転職活動をしました。

その結果、給与以外の労働条件も下げずに、年収を2倍にすることができました。

(3)残業が多い・休日出勤が多い

残業が多く、休日出勤も当たり前。

プライベートな時間が全然取れないとストレスの発散もできません。

なんのために仕事をしているのか…。

仕事とプライベートの両立を目指して転職を考えるようになります。

私の転職活動体験談

私の前の職場は夜中までの残業が多く、休日出勤もかなり多かったので、プライベートの時間はほとんどありませんでした。

このまま仕事ばかりの生活で一生過ごすと思うと、ぞっとしたのを覚えています。

職場によって拘束時間に天と地の差があります。

転職した後は、残業も少なく、休日は暦どおりに休むことができています。

残業や休日出勤で休む暇もない人は、ぜひ、他の職場の状況をリサーチしてみてください。

頑張って探せば、給与などの労働条件を落とさず、自分の時間を確保できる職場があります。

(4)仕事内容が合わない

「思っていた仕事じゃなかった」「自分に不向きな仕事だった」と思いながら働いている人もいます。

会社がどうの、というよりもその仕事に向いていないのだとしたら他職種や他業界への転職を望んでしまいます。

自分自身が心から好きな仕事をすることができれば、毎日仕事をするのが苦痛ではなくなります。

採用担当からのポイント

毎日自分に不向きな仕事をこなすのは辛いですね。

自分自身が心から好きな仕事をするのが理想です。

ただ、好きな仕事と得意な仕事は少し違うので、転職する際には注意が必要です。

採用試験で企業の採用担当は、応募者にどんなスキルがあるかを評価しています。

例えあなたが不向きだったと思う仕事の経験も、企業にとっては高い評価をするスキルだったりします。

なので、採用試験を受ける際には、自分自身の経験やスキルを客観的に評価しながらアピールポイントを組み立てていくと、採用側から正当な評価を得ることができます。

(5)将来性がない

頑張って仕事をして業績を上げているのに正当に評価されない、モチベーションが上がらない、自分のスキルアップができない、と感じて転職を考える人も多いです。

また、会社自体の将来性に不安を持ち、共倒れになる前に、と転職を考える人もいます。

ある程度経験値があるのであれば、条件の良い同業他社にスキルを売り込んで転職する戦略もいいですね。

私の転職活動体験談

私の前の職場は、不景気のあおりを受けて、ボーナスなし、基本給10%カット、仕事がないので週に1回は自宅待機という時期がありました。

国に補助金を申請してなんとか倒産を免れましたが、会社がいつ潰れるかわからないという不安や精神的ダメージはかなりのものでした。

将来性がない会社で働くのは辛いですね。

「こんな状況から早く抜け出さないと未来はない。」「でも焦りは禁物だ。」そう思って転職活動を頑張って進めました。

会社に将来性がないのであれば、他の職場の状況をまずはリサーチすることをおすすめします。

同業他社でも、経営状況や経営方針はかなり違いがあります。

ぜひ、ご自身が安心して働くことができる職場を見つけてくださいね。

転職を決断できない時はどうしたらいい!?


では、仕事を辞めたいと考えているのに、転職に踏み切れない時にどうしたらいいのでしょうか。

決断しづらい理由別にご説明します。

(1)「失敗したらどうしよう」と思って決断できない時


転職したら

・人間関係に不満があるのに転職してさらに人間関係が悪いところだったらどうしよう。
・給与が下がったらどうしよう。
・残業や休日出勤が多い職場だったらどうしよう。

職場を変えることで現在の環境より悪くなってしまった。。

転職に失敗したらどうしよう、と思うと転職を決断できない。

そう考える人も多いのではないでしょうか。

対処方法

まずは自分が今の職場の何に不満を持っているのかを整理してみることから始めてみるといいですね。

そして、どうすればその不満を解決できるかを考えて、すぐに実践できることがあれば試してみましょう。

それでも改善しない場合は転職を慎重にスタートすることをおすすめします。

給与や労働条件については転職先のリサーチをしっかりすれば失敗する確率は下げられます。

転職前に職場見学や転職エージェントを上手に活用して、しっかり転職先のリサーチを行ってから入職を決めましょう。

(2)「転職先が決まらなかったらどうしよう」と思って決断できない時


転職活動を始めてもなかなか採用内定がもらえなかったら、と思うと転職を決断できないということがあります。

確かに採用内定をもらえる確率は、誰しもそう高くないため、不安に思うのも当然です。

何社か採用試験を受けて、全部落ちたらさすがに精神的にもダメージがあります。

対処方法

転職先が決まらなくても、気にする必要はありません。

まずは、転職活動をスタートさせましょう。

採用担当をしていると、面接官達の間で、応募者の評価が全く異なるなんてことがあります。

要は好みや相性の問題です。

また、優秀な人材でも、自社が求めているのと正反対の人材では不採用にします。

採用するかしないかは、企業と応募者のマッチング次第です。

なので、ある程度複数社応募していかないと、自分と相性の良い企業は見つかりません。

不採用になっても、採用されるまで複数社応募し続ければいいんです。

途中であきらめなければ、いずれ転職先は決まります。

恐れず淡々と転職活動を進めていくことが大切ですね。

(3)責任感から決断できない時


今の仕事への責任感から、「自分がいなくなったら周りが大変になるのではないか」と考えて転職を決断できない。ということがあります。

確かに一人辞めれば残っている人に負担がかかります。

しかし、しっかりと手順を踏んで退職の意思を伝えていれば人員は確保できます。

そして、退職前に確実に引継ぎを行っていけば全く問題ありません。

対処方法

会社は自分の人生を保証してくれません。

同僚も同じです。

どこかで区切りをつけないと、転職のチャンスを逃してしまうことにもなります。

一度きりの自分の人生を大切にしましょう。

(4)転職が面倒で決断できない時


転職活動自体が面倒くさいと考えてしまう。現職で働きながら時間を取って転職活動をするのが面倒と思ってしまい、転職を決断できない。ということがあります。

働きながらの転職活動は確かに面倒です。

しかも、使える時間が限られているので、書類作成や面接を受けに行くのも大変です。

対処方法

そんな時は人任せにできるところは人任せにしましょう。

転職には様々な便利なサービスがあります。

検索型転職サイトや転職エージェントを上手に活用すると良いですね。

転職エージェントは担当のアドバイザーが、自分の代わりに求人の検索から求人の精査まで行ってくれます。

また、応募先が決まれば日程の調整や面接対策まで行ってくれますので、時間のない中で転職活動をする人の大きな助けとなるでしょう。

転職を決断できない時の求人の探し方

転職を決断できないときは、まずはどんな求人があるかリサーチすることから始めることをおすすめします。

検索型の転職サイトであれば、自分で求人を好きなだけチェックすることができます。

他の職場の労働条件を確認することで、転職へのイメージができてきます。

また、求人情報だけでなく、気になる企業は職場見学を行うと、転職することへの抵抗感も和らいできます。

ある程度求人をチェックできたら、求人をピンポイントで紹介してくれる転職エージェントに登録するのもおすすめです。

一般には公開していない条件のいい非公開求人を紹介してくれるので、そちらもチェックしておきたいところです。

転職サイトは数が多いので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

転職サイトのおすすめは以下の記事を参考にしてくださいね。

転職を決断してもいい職場の条件

ここでは、転職先を決断する条件は何なのか考えてみます。

(1)現職の不満を解消できる

転職を考えるということは現職へ不満があるということです。

その不満は働きながら解消できることですか?

何かを変えれば解消できるようであれば転職は考えません。

転職をすることで不満となっている部分を解消でき、自分らしく生き生きと働けるのであれば、それは大きな決断理由となります。

(2)自分のスキルを発揮できる

現職で働きながら資格を取得しても、活かす機会がなければ宝の持ち腐れです。

持っている資格・スキルを発揮して会社に貢献できるようであれば、それにこしたことはありません。

自分の資格やスキルをいかんなく発揮できるような仕事ができるのであれば、転職を決断することができます。

(3)やりたい仕事ができる

転職をすることで自分がやりたい仕事ができるようであれば、それが決断理由となります。

現職の会社ではできないこと、業界を変えることでできることも多いでしょう。

自分のスキルが伴い、やりたい仕事ができるようであれば、それは願ってもないことですよね。

転職の決断に迷ったら


まず転職先を決める時に、採用内定をもらったら絶対に入社する、と言い切れる企業のみを選択することが大切です。

そうすることで採用内定をもらってから悩む、というリスクは回避できます。

それでも決断に迷ったら…

(1)転職の軸に立ち返る

なぜ転職をしようと考えたのですか?
何に不満を持ち、どう解消したかったのですか?
何をもって転職成功、と位置付けていましたか?

転職活動を進める中で、自己分析を行い、転職の軸となる部分を固めていると思います。

採用内定をもらっても「本当にこの会社いいのか」「もっといいところはないのか」と不安に思うこともあるでしょう。

そんな時はもう一度、最初に決めた転職の軸に立ち返っていきましょう。

譲れない条件があるはずです。

その条件をしっかりと満たしているのならば、転職成功といえるでしょう。

(2)第三者に相談する

基本的には転職決定は自分で行います。

それでも人に背中を押してもらうことで決断できる、という人もいるでしょう。

そんな時は第三者に相談するのも一つの手です。

家族や転職経験のある知人に相談すれば、自分の状況を客観的に見てもらうことができます。

また、転職エージェントに登録して、転職のプロであるアドバイザーに相談をして、話をする中で自分の考えをまとめていく、というプロセスを踏むのも良いですね。

転職エージェントのおすすめは以下の記事を参考にしてくださいね。

転職先に内定をもらったけど気が進まない時は

ここでは、転職先に内定をもらったけど気が進まない時にどうしたら良いのか考えてみましょう。

自分の直感は大切

「転職先に内定をもらったけど気が進まない。。」

「本当にここでいいのかわからない。。」

内定をもらったけど、どうしても気が進まない時は自分の直感を信じることも大切です。

気が進まないのは必ず何か理由があります。

その理由をじっくり考えても気が進まない時は、別の職場と比較することが大切です。

内定をもらっても転職活動は継続できます。

「他にもっと自分に合う職場があるのでは。。」

「給与など労働条件が気になる。。」

「本当にここでいいのかな。。」

こんな思いで入職しても、後悔が残るでしょう。

転職しない方が良かったと思わないために

満足のいく転職をするには、しっかり納得して転職先を決定することも大切です。

これから長い間働くことになる職場です。

転職した後で、「転職しない方が良かった。。」と思わないように、職場はじっくり比較して選択しましょう。

転職してすぐに再度転職活動することは、エネルギーもいりますし、採用選考のマイナスにもなります。

多少転職活動に時間がかかっても、希望の条件を満たす職場を見つけることが重要です。

ちなみに私が転職したときは、希望の職場を見つけるために年単位で転職活動を行っています。

そのおかげもあって、年収は2倍になり、希望の転職条件を満たす職場に転職することができました。

内定をもらっても転職しなくてもいい

「内定をもらったので、転職しなければいけないかな。。」と考えている人もいるかもしれません。

結論、内定をもらっても辞退しても良いです。

採用担当としては、内定辞退されると残念ではありますが、入職してから辞めてしまうよりは内定時にじっくり考えてもらって、辞退してもらったほうが良いと考えます。

内定をもらった企業が本当に自分にベストな職場なのか、「転職を考えた一番に理由」や「譲れない労働条件」を軸に、しっかり判断して転職を決めることが大切です。

職場や転職のトラブルの相談先

職場や転職のトラブルは、厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談することができます。

悩んだ際にはぜひ利用してください。

総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

転職の決断【まとめ】

・転職するかどうか決断できず迷っていても転職活動はできる。

・まずは転職に向かって一歩踏み出すことが必要。

・転職における決断場面は多い。転職の軸をしっかりと意識して一つ一つ選択・決断していくことが大切。

転職を決断できない時のポイントをご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。 『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。 転職にて年収を300万円⇒800万円に上げた経験がある。 自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。 ★保有資格 「Microsoft Certified Associate」ID:1016282 「ITパスポート」資格番号:第IPー2011ー04-08918号
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