転職ノウハウ

転職年収アップ相場|採用のプロが転職で年収アップするコツと年収アップの相場教えます

転職で年収はアップする??

年収アップの相場はどのくらい??

年収をアップするコツはある??

企業の採用担当の私が、こんな疑問にお答えします。

結論、転職においての年収アップの相場は50万~100万円程度と言えます。(※業界や転職前の年収にも左右されるため、あくまで私の見解です。)

むしろ、年収を増やすために転職するのであれば、50万~100万円以上のアップを見込めないのであれば、転職するメリットが少ないとも言えます。

また、厚生労働省の雇用動向調査結果を確認すると、転職によって年収をアップさせた人の割合は39.0%です。

この記事では企業の採用部門で働く私が、転職で年収をアップするコツと年収アップの相場をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

転職においての年収アップの相場がどのくらいかわかります。

転職で年収アップするコツがわかります。

希望年収より高い職場へ転職するための注意点がわかります。

この記事の執筆者

ナース裕美の夫

スタッフ1,200人規模の企業の採用担当。3,000人以上の新卒・転職採用選考の経験を持つ。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

転職においての年収アップの相場はどのくらい??

転職においての年収アップの相場はどのくらい??

結論、転職する業界や企業規模、前職の年収など様々なパターンがあるため一概には言えませんが、年収アップを目的とする転職においての相場は50万~100万円程度と考えます。

逆に労働環境の改善が目的の転職や希望の職種につくための転職は別として、年収アップが目的ならば50万円に届かない年収アップでは、転職するメリットが少ないとも言えます。

転職して実際に働いてみないとわからないデメリットも多々あり、労働環境を低下させてしまうリスクもあるため、少額の年収アップのためだけに転職することは避けたほうがよいでしょう。

私の転職活動体験談

私が転職活動をしたときは、転職前の年収が300万円、転職後の年収が600万円と、大幅な年収アップを成功させました。

私の希望年収は500万円以上だったので、希望以上の年収アップだったと言えます。

企業のリサーチをしっかりおこなって、自分のスキルが高く評価される企業を探すことができれば、大幅な年収アップも可能です。

転職で年収アップする割合

転職で年収アップする割合はどのくらい??

厚生労働省の雇用動向調査結果の概要によると、転職により前職の賃金に比べ「増加」した割合は 39.0%、「減少」した割合は 40.1%、「変わらない」の割合は 20.2%となっています。

また、「3割以上の増加」の割合は 7.2%、「1割以上3割未満の増加」の割合は20.6%、「1割未満の増加」の割合は 11.1%、となっています。

この統計を見ると、年収アップした人が4割近くいる反面、6割の人は年収ダウンまたは変わらない状況であることがわかります。

年収アップする転職をするためには、しっかり転職先を精査していくことが大切ですね。

参考リンク:【厚生労働省】令和2年転職者実態調査の概況

転職で年収アップするコツ

ここからは、転職で年収アップするコツをご説明します。

私もこの方法で転職して年収を2倍にすることができたので、ぜひ参考にしてくださいね。

(1)求人リサーチに時間をかける

転職するうえで、自分の希望年収より高い職場へ入職するには、まずは求人のリサーチに時間をかけることが大切です。

年収をアップするには、衰退していく業界は転職候補に入れず、全体が伸びている業界にしぼって求人を探していきます。

業界リサーチは

今景気のいい業界はどこか

これから伸びる業界はどこか

これをセットで考えて、ネットや本などで調べていきます。

ただし、それなりの時間がかかるため、じっくりリサーチする余裕がないときは転職エージェントに登録して担当のアドバイザーにリサーチをしてもらうのもありです。

自分自身でも探しながらアドバイザーからも情報をもらって、リサーチを倍速で進めましょう。

ある程度業界リサーチができてきたら、実際に応募する企業を探していきます。

探す方法は

①企業のホームページで探す

②検索型の転職サイトで探す

③転職エージェント(紹介型の転職サイト)のアドバイザーに探してもらう

これを並行して進めていくと効率が良いです。

求人探しは希望年収を設定して、それを満たす求人をできるだけ集めていきます。

その求人を1つ1つチェックして、「自分の知識、経験、スキルが高く評価される企業」をピックアップしていきます。

まず初めは、企業のホームページをチェックするといいですね。

企業のホームページには、力を入れているプロジェクトや求めている人材が記載されているので、自分のスキルなどが評価されるかどうか確認することができます。

また、ホームページをチェックすることで面接対策にもなるので、必ず行っておきます。

次に、転職エージェントの担当アドバイザーに求人リサーチをしてもらいます。

あらかじめアドバイザーに自分の持っているスキルや知識、経験を伝えておいて、それを評価してくれる企業を探してもらいます。

アドバイザーも具体的なスキルなどがはっきりしていると、ピンポイントで求人探しができるため、より良い求人が見つかるはずです。

(2)転職サイトは求人数で選ぶ

転職サイトはアドバイザーが求人紹介をしてくれる転職エージェントと、自分で求人を探す検索型の転職サイトがあります。

年収アップするには転職エージェントの利用は必須となります。

なぜかというと、転職エージェントは、一般には公開されていない「条件が良い非公開求人」を紹介してくれるためです。

また、担当のアドバイザーがついて、履歴書のチェックや面接対策もしてくれ、入職前には給与などの条件交渉も代行してくれるため、よほどのこだわりがない限り利用しておきましょう。

そして、検索型の転職サイトは、自分で求人を探すことができるため、転職エージェントで紹介された求人と比較することができます。

転職エージェントと転職サイトを効率良く併用しながら、条件の良い転職先を探していくことが、年収アップするコツとなります。

転職エージェントや転職サイトは数が多いので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。

満足度の高いものをリサーチした以下の記事も参考にしていただき、失敗のないように選んでください。

(3)面接でアピールするスキルは的をしぼる

面接では企業のホームページで「企業が求めるスキル」をあらかじめ調べておき、的をしぼってアピールしていきます。

採用担当として面接をしていると、自分のスキルをありったけアピールしてくる応募者が多いと感じます。

アピールするスキルが多いのは良いことなのですが、「あれもこれも色々得意です」と言われると、「いったいこの人は何が1番得意なんだろう。。」とよく分からなくなります。

また、本当に得意なことも、複数アピールしすぎてボヤケてしまうということも言えます。

採用担当が考えるベストなアピールは、

本当に得意なことにしぼってアピールしていること

自社が求めているスキルとマッチしていること

です。

数多くアピールして企業が求めているスキルとマッチさせる方法もありますが、それよりは、あらかじめ企業が求めているスキルを把握しておいて、そのスキルについて深掘りして質問されてもしっかりと答えられるように準備しておくことが大切です。

持っているスキル、知識、経験を転職後にどう活かせるか、具体的に考えておきましょう。

体験談

私が転職したときには、前職がシステムエンジニアだったため、アピールするスキルをITスキルにしぼりました。

また、応募する企業も希望の年収アップが望める企業の中から、ITスキルを評価してくれる企業にしぼって応募しています。

主に企業のホームページで

求めている人材のチェック

ITスキルを重視しているか

システム導入の計画があるかどうか

を調べていき、大規模なシステム入れ替えが予定されている企業に応募しました。

面接では、自分のITスキルを説明しながら、自分を採用することで費用を抑えながらシステム導入を行えることなどを具体的にアピールしました。

面接官からは深堀りされて質問されましたが、IT分野の話は専門分野なので、全ての質問に対して適切に答えることができました。

このように、自分の専門分野をアピールすることは、面接官の質問を自分の得意分野に引き込むこともできるので、ぜひ試していただければと思います。

年収アップして転職するための注意点

ここからは、転職する際の注意点もご説明します。

年収アップを達成するには注意点があります。

また、年収アップができても、他の労働条件を下げてしまっては転職成功とは言えません。

ぜひ、注意点を確認して満足のいく転職をしてくださいね。

(1)労働環境もしっかりチェックする

年収が高いということは、それなりに理由があります。

その中でも注意したいのは

残業が異常に多い

出来高制や成績によって年収が上がる給与体系

休日出勤が当たり前

人が異常に少なくて少数精鋭で経営している

地方や海外への転勤が多い

など、労働環境が犠牲にされている場合が多くあることです。

それでも構わないという人は置いておいて、多くの人はプライベートも一定程度充実させながら働きたいですよね。

年収はアップしたけど、

「家族やパートナーとの時間が全く取れない。。」

「忙しすぎて体調を崩してしまった。。」

など、転職してから後悔しないためにも、労働環境のチェックは念入りに行いたいところです。

労働環境のチェックは、企業の採用担当に直接確認する方法と、転職サイトのアドバイザーに確認してもらう方法があります。

採用担当に直接確認する場合は、残業時間の実績値や休日出勤の有無など、気になる項目をまとめて質問すると良いです。

転職サイトのアドバイザーにお願いする場合も、同じく項目をまとめておくか、心配な点を伝えて確認してもらいましょう。

これからある程度長く働くことを考えれば、面倒でも必ず確認しておくことをおすすめします。

転職サイトのアドバイザーなら快く確認してくれますので、そこまでハードルも高くないはずです。

(2)求人のリサーチを妥協しない

求人は探せば探すほど見つかります。

また、時期によっての増減もあります。

なので、希望の年収アップの額に達する求人が見つかるまで根気よく探すことが大切です。

ちなみに私が転職した時は、年収を上げるために転職活動を年単位で行いました。

1番時間をかけたのは求人情報のリサーチです。

どんな職場に転職すれば満足する給与が得られるのか、業界選びを特に念入りに行い、それぞれの企業の生涯年収をチェックしながら求人情報を探していきました。

多くの求人情報をチェックしていたことで、意外と給与などの条件が良い企業は豊富にあることがわかり、転職の選択肢には条件の良い企業しか入れずに転職活動を進めることができました。

結局転職で年収を2倍にすることができましたが、もし、限られた求人の中から転職先を選んでいたら、ここまで給与を上げることはできなかったと考えています。

(3)キャリアチェンジするならスキルを活かせる業界へ

キャリアチェンジをする場合は、多くの場合年収を下げてしまう可能性が高くなります。

全く経験のない業界で働くわけですから、当然のこととも言えます。

ただし、やり方次第ではキャリアチェンジしても、年収をアップさせることが可能です。

例えば前述の通り、私は元々システムエンジニアですが、転職したのは総合商社のような企業で、IT業界とは無縁の企業です。

そして、転職によって300万円から600万円に年収アップしています。

なぜキャリアチェンジしたのに年収アップすることができたのか。

それは、自分の持っているスキルを高く評価してくれる企業を選んだからです。

あなたが今まで働いてきて身につけたスキルを評価してくれる企業は必ずあります。

年収アップは、スキルを高く評価してくれる企業を見つけられるかどうかで決まると言っても過言ではありません。

ぜひ業界や企業のリサーチを念入りにおこなって、ベストな転職先を見つけてくださいね。

転職で年収アップするのは難しいのか

転職で年収アップするのは難しいのか?

結論、転職で年収をアップすることは難しくありません。

厚生労働省の調査の結果では転職した人の約4割は年収アップに成功しています。

なかには年収が下がってしまった、年収が変わらない、ということもあります。

年収をアップさせるためには

「自分の譲れない条件を明確にすること」

「求人票の情報を鵜呑みにしないこと」

「内定後の条件交渉で下出に出すぎないこと」

「条件交渉をエージェントに代行してもらうこと」

がポイントとして挙げられます。

特に内定後の条件交渉は働き方や年収に直結します。

交渉が苦手な人は転職エージェントを利用しておくと、自分も企業も双方に都合の良い条件に収まる可能性が高いと言えます。

転職で100万の年収アップは可能か

転職で100万の年収アップは可能なのか?

結論、転職で100万の年収アップは可能です。

転職先は星の数ほどあります。

業界、企業規模、経営状況、それぞれの企業に違いがあり、給与などの労働条件も様々です。

同じ業務内容でも年収にはかなりの差があり、現在の年収にもよりますが100万アップできる求人は探せば見つかります。

そして、年収を100万アップできる条件の企業に限定して複数社応募していけば、内定をもらうことは難しくないと言えます。

また、応募する企業は自分のスキルや経験が評価される企業に厳選していくことで、内定をもらえる確率をアップさせることができます。

実際私が転職したときも、前職の年収が低かったこともあり、年収200万円以上アップする企業に絞って求人を探していきました。

そして、自分のシステムエンジニアとしてのスキルと経験を評価してくれる企業に応募したことで、結果的に300万円から600万円まで年収をアップさせることができました。

年収アップの転職で失敗する理由

ここでは、年収アップの転職で失敗する理由をご説明します。

転職で年収アップだけを望みますか?

他の条件の希望はありませんか?

求人の中には年収が高いものも多数あります。

しかし、他の条件の精査を疎かにしていると、思いもよらない不都合が生じる可能性があります。

例えば、年収は高いが、

「長時間の残業がある」

「休日出勤が当たり前」

「スタッフが少なくて業務量が多い」

などです。

なので、年収だけにとらわれずに求人を精査し、企業の情報収集を徹底していくことが重要です。

また、自分の転職における「譲れない条件」も給与だけではなく、その他の労働条件についてもしっかりと明確にしておくと良いでしょう。

転職エージェントのアドバイザーに年収アップの交渉って依頼できる?

紹介型の転職サイト(転職エージェント)のアドバイザーに年収の交渉を依頼すると、年収はアップするのかご説明します。

結論、年収アップする可能性があるので、依頼する価値ありです。

採用担当は、自社が求めている人材を採用するために様々な工夫をしていますが、実際のところベストな人材を採用することはなかなか難しいと言えます。

そんななか、転職エージェントは自社が求めている人材をピンポイントで紹介してくれるため、費用がかかっても人材紹介をお願いしたいと考える企業も多いのが現状です。

また、中途採用の給与計算は、職歴加算などで採用者全員が一律の給与ではないこともあり、欲しい人材であれば多少給与をアップしても採用したいと考える場合もあります。

自分自身で採用担当と年収アップの交渉をできる人は少ないと思います。

転職エージェントのアドバイザーにダメ元でお願いすると、企業側に余裕があれば年収アップも可能なので、依頼してみることをおすすめします。

職場や転職のトラブルの相談先

職場や転職のトラブルは、厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談することができます。

悩んだ際にはぜひ利用してください。

総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

まとめ

・転職においての年収アップの相場は50万~100万円程度

・年収を増やすために転職するのであれば、50万~100万円以上のアップを見込めないのであれば、転職するメリットが少ない

・「求人リサーチに時間をかける」「転職サイトは求人数で選ぶ」「面接でアピールするスキルは的をしぼる」これが年収アップのコツ

転職で年収をアップするコツと年収アップの相場をご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1,200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。

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経済財政政策 – 内閣府 (cao.go.jp)

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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運営者:ナース裕美の夫
ナース裕美の夫
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