看護師お役立ち情報

看護師悩み|元ICU看護師が教える看護師の悩みの対処方法

看護師の悩みってなにがある??
みんな悩みをどう解決してる??

こんな疑問にお答えします。

社会人となり働き始めると様々な悩みがうまれます。

それは年代・性別・職種関わらず、です。

当然、看護師も例外ではなく、様々な悩みを抱えながら仕事をしています。

命を預かる仕事だからこそ、悩みも深刻なものもあります。

この記事では、元ICU看護師の私が、看護師に多い悩みと、その対処方法を合わせて解説します。

あなたの看護師人生の一助になれば幸いです。

この記事の執筆者


ナース裕美 / 緒方裕美
大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。

看護師の悩み:人間関係

看護師でなくても人間関係で悩む人は多いです。

ましてや看護師は女性が多い職種です。

女性の職場特有の雰囲気があると言ってもいいでしょう。

なかでも先輩看護師や上司との関係に悩む人が多いようです。

挨拶を無視される、指示が伝達されない、みんなの前で叱られる、などなど業務に支障が出てくるような対応をされてしまうこともあります。

対処方法

無理に仲良くなる必要はない

自分へのあたりが強い人と無理に仲良くなる必要はありません。

報連相など仕事に支障をきたさない最低限のコミュニケーションが図れれば問題ないです。

挨拶だけはしっかりと

何があっても挨拶だけはしっかりとしましょう。

挨拶は基本です。

相手とトラブルがあったとしても自分から避けていってしまっては解決しません。

相手のいいところを探す

相手のいいところを探しましょう。

マイナスの部分だけ見ているとどんどんギクシャクしていってしまいます。

もしかしたら見えないところで仕事のフォローをしてくれているかもしれません。

自分の考えをしっかり持っているからこそ相手にも厳しいのかもしれません。

物事をポジティブに捉えていけるようになると、相手との関係も変わるかもしれません。

相談は立場が上の人に

相談を行う場合は相手より立場が上の人にしましょう。

同僚や同期に相談しても解決はしません。

また、相手に相談内容が漏れる可能性があり、余計なトラブルを招いてしまいます。

私も1年目の時にプリセプターや先輩に冷たく当たられていました。

他の1年目には優しいのに、自分にだけ冷たかったので落ち込みました。

それでもめげずに自分からあいさつし、質問もしていきました。

そのうち先輩たちの態度が軟化し、仕事をしやすくなっていきました。

看護師の悩み:医療事故・ミスへの不安

看護師の仕事は命に直結しています。

そのため医療事故やミスに対する不安は強くなります。

事故やミスは経験年数に関係なく起きます。

事故を起こしてはいけない、ミスをしないように、という緊張がストレスとなります。

対処方法

周囲の人と共有する

仕事に対する緊張感を持つということは大切です。

過度に緊張していると、それがミスにつながることもあります。

不安な気持ちをため込まずに周囲の人と共有していきましょう。

みんな同じ不安を持っているでしょう。

自分だけではないんだ、と感じることで気持ちも落ち着きます。

人間はミスをするもの

人間はミスをしてしまいます。

それは自分だけではありません。

事故やミスは誰にでも起こりうる出来事なのです。

そこを理解できればプレッシャーも軽減するでしょう。

看護師の悩み:夜勤が辛い

病棟に勤めていると夜勤があります。

夜勤は体力的にきついです。

また、看護師の人数が少ないことで、一人一人にかかる負担が増えます。

そのために緊張感やプレッシャーが増してしまい、精神的にも辛くなってしまいます。

苦手なスタッフや相性があまりよくないスタッフと一緒の勤務になると、より辛さが増してしまいます。

対処方法

休憩時間、仮眠の時間を活用する

休憩時間や仮眠の時間を有効活用しましょう。

短い時間でもしっかりと休息を図ることでリフレッシュできます。

仮眠休憩では眠れなくても目をつぶりましょう。

それだけで気持ちがスッキリします。

寝だめは避ける

夜勤を続けていると体内時計が狂ってしまいます。

狂ってしまったリズムを整えるためにも休日の「寝だめ」は避けましょう。

そして夜勤入りや夜勤明けではゆっくりと体を休め、好きなことをして息抜きをしましょう。

夜勤なしの職場へ転職する

思い切って夜勤なしの職場へ転職する方法もあります。

転職の方法は以下の記事を参考にしてくださいね。

夜勤なしの看護師の転職先8選

看護師の悩み:残業が多い

看護師は残業が多い職種です。

業務が多い、ということもありますが、患者さんという人間を相手にしているため業務が予定通りに進まないことが多いです。

また、患者さんに対するケアだけでなく看護記録や後片付けなどがあり、残業が増えていきます。

早く帰りたいのに帰れない、というのはストレスが溜まります。

対処方法

仕事の仕方を見直す

まず自分の仕事の仕方を見直しましょう。

無駄な時間はないですか?優先順位はあっていますか?それは自分にしかできないことですか?次の勤務者の仕事をしていませんか?だらだらと職場に残ることがいいことではありません。

自分の勤務時間内に仕事を終わらせられるように、優先順位を考えて効率的に業務を進める必要があります。

チーム全体で調整する

看護師は病棟内でチームとして働いています。

自分だけでなく、チーム全体の残業を減らせるようにしていく必要があります。

自分の業務が終わったら、終わってないスタッフの業務で代わりにできることがあれば引き継ぐなど、病棟全体の業務を調整していくことが大切です。

経験が浅い看護師が調整をすることは難しいため、リーダーや先輩看護師が率先して調整を行っていくことが必要です。

上司に相談する

上司に相談してみることも必要です。

忙しい時間帯にスタッフを確保できるように時間差勤務を導入する、フリー業務のスタッフを確保する、など新しい制度を設定できるかもしれません。

すぐには変わらないかもしれませんが、言わないでいると何も変わりません。

何かを変えるきっかけになるのではないでしょうか。

ICUでは次の勤務者への引継ぎ前に業務の進捗状況を確認していました。

業務の残りが多い場合は、仕事がほぼ終わっている人に割り振っていました。

看護記録だけは担当の看護師しかできません。

そのため記録の残りが多い人は記録を先に終わらせるように伝えていました。

記録以外は担当でなくても行えるため手の空いたスタッフにお願いしていました。

そして何時までに終わりそうか、と予測を立て、その時間までの残業用紙を渡していました。

自分がリーダーをしているときは、仕事が終わったら率先して帰るようにしていました。先輩が残っていると後輩は帰りにくいです。また業務が終わっているスタッフを引き連れて帰るようにしていました。誰かが残っていると話をしてしまったりして業務がはかどりません。

看護師の悩み:給与が少ない

看護師は一般的な仕事と比較して年収は高い職業です。

しかし、労働量に給与が見合っていないと感じている看護師は多いです。

対処方法

手当を増やす

給与に関して個人でできることは少ないと言えます。

病院に訴えたところで…という感じです。

基本給は増やすことができないため手当を増やしていくしかありません。

夜勤を増やす、資格を取って資格手当をもらう、ことも一つの手です。

転職する

給与や待遇は病院によって差があります。年収の高い病院に転職する、ということが一番かもしれません。

看護師の悩み:休みがとりづらい

看護師は慢性的な人手不足です。

そのため最低限のスタッフ人数で業務をまわしている病院もあります。

欠員が出ても補充ができず、その日のスタッフでフォローするため業務量も増えてしまいます。

「なるべく休まないように」と、他のスタッフに迷惑をかけないように働くことになります。

また、看護師はシフト制の病院が多いです。

夜勤もありますので、休みでも休んだ気がしないと感じてしまうこともあります。

対処方法

体を壊す前に休暇を取る

上手に有給休暇を使いましょう。

休みを取ることで周りに迷惑をかけてしまうかも…、他の人も使ってないし…、と休みが取りづらいと考えがちですが、無理をして体調を崩して急に休まれるより全然いいです。

体を壊す前にしっかり休息をとれるような休日を作りましょう。

無理せず休む

急な体調不良での休みは仕方ありません。

それはお互い様ですので、無理をしないようにしましょう。

無理して仕事に来て、もっと体調が悪くなって数日休むより、無理せず一日しっかり休んで早く回復してもらった方が周りのスタッフにとっても良いでしょう。

看護師の悩み:やりがいが感じられない

看護師になりたい!と夢をかなえて看護師になっても仕事が辛い、辞めたいと思うようになってしまう人もいます。

仕事がハードで体も心も疲れてしまうのです。

確かに患者さんの回復などで喜びを感じることもあります。

それが看護師としてのやりがいにもつながります。

しかし、業務の大変さがその喜びを上回ってしまうのです。

対処方法

まずは疲れを取る

まずは疲れを取ることが大切です。

体や心が疲れていると良いことに目が向けられなくなります。

休める時はしっかり休んで気分転換を図りましょう。

休みの日は仕事のことを忘れて、好きなことを思いっきり楽しみましょう。

上手にリフレッシュすることが大切です。

本当にやりたいことを明らかにする

今の仕事は本当に自分がやりたいことですか?「できること」が「やりたいこと」とは限りません。

自分の気持ちを見つめなおし、本当にやりたいことを明らかにしましょう。

それができるようになれば、やりがいにつながります。

看護師の悩み:プライベートとの両立が難しい


特に家庭を持っている人、子育て中の人に多い悩みとなります。

家事をする時間が少ない、子供と一緒にいる時間が少ない、子供の行事に出られないことがあるなど、家庭と仕事の両立は働く女性にとっては大きな悩みになります。

対処方法

大事な予定は事前に上司に相談

特に子供の行事や用事は優先したいですよね。

年度の始めにだいたいの年間予定が出ます。

その中でもどうしてもこれだけは行きたい、譲れない用事をいくつかピックアップして上司に相談をしておくのもいいでしょう。

看護師の悩み:業務が多い

看護師の仕事は看護業務にとどまりません。

経験年数があがると学生指導やプリセプターなどの役割が追加されます。

自分の仕事に加えて、指導をするための計画を立て、指導をし、評価をする必要があります。

また、係活動や委員会活動などに参加することもありますし、研究発表や論文の作成をすることもあります。

どうしても業務時間外で行うことが多くなりストレスが増えます。

対処方法

キャリアアップと考える

考え方を変えましょう。

確かに人の指導を行うことは大変です。

自分の業務に追加して行うためなおさらです。

しかし、自分のキャリアアップと考えるとどうでしょう。

人に指導をすることで自分の知識・技術の復習ができ、自分の足りない部分の発見にもつながります。

学生・プリセプティとともに成長できるといえます。

研究発表や論文作成も同様です。

考えをまとめることで、より理解を深めていくことができます。

一人で抱え込まない

自分一人で抱え込む必要はありません。

頑張りすぎるとプレッシャーからどんどん辛くなってしまいます。

周りを頼ってもいいんです。

経験者や同じ境遇の人と情報交換をしていきましょう。

新しい発見があるはずです。

まとめ

・看護師の悩みは尽きることがありません。しかも自分で解決できる悩みだけではありません。個人で頑張ってもどうにもならないこともあります。

・個人でどうにもならないのであれば部署異動や転職を考えてもいいでしょう。

・悩みを抱えたまま仕事を続けるのはストレスです。ストレスから体を壊してしまう人もいます。健康で楽しく働き続けるためには無理をしすぎないことが大切です。

看護師に多い悩みと、その対処方法を合わせて解説しました。

あなたの看護師生活が充実したものになるよう願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

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大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。 『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。 転職にて年収を300万円⇒800万円に上げた経験がある。 自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。 ★保有資格 「Microsoft Certified Associate」ID:1016282 「ITパスポート」資格番号:第IPー2011ー04-08918号
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