
SEが異業種に転職することは可能??
SEだけど異業種に転職して年収も上げたい!
現在企業の採用担当をしている元SEの私が、こんな疑問にお答えします。
結論、SEは異業種へ転職することで、年収を上げたり、労働環境を改善することができます。
エンジニアとしての知識やスキルはIT業界以外の企業でも求められているからです。
そのため、ITに強い人を求めている企業に対して、SEとしてのスキルを全面的にアピールして転職活動を進めることで、異業種の企業で「面白いように内定がもらえる」ということになります。
私は20代の7年間SEとして深夜まで働き、月の残業は200時間超え、土日も出勤し、低賃金で寝る時間もなく仕事をしていました。
そんな毎日に疑問を持ち転職した結果、年収は2倍になり、深夜までの残業や休日出勤をやめることができました。
現在では企業の人事部門で採用担当をしており、残業は月に10時間ほど、土日は休みで体調を崩すこともなく、家族との時間も取ることができています。
私がご提案するのは、SEとしてのスキルを活かして、異業種(IT業界以外)へ転職する方法です。
異常な労働時間やプライベートを犠牲にした働き方から脱出したい方はぜひこの記事を読んでみてください。
SEのITスキルはどこの業界でも求められています。
また、SEは100%売り手市場です。
そのため、しっかり求人を比較して転職することで、私のように年収を上げたり、労働環境を改善することができます。
忙しく働きながら転職活動を進めるのはなかなか骨が折れますが、現状を変えるには少しずつ取り組んでいくことが大切です。
この記事では、元SEの私が、転職を成功させた経験をもとに、SEが異業種に転職して年収や労働環境を改善する方法についてご説明します。
最後まで読んでいただくことで効率良く転職活動を進めるコツや現状を改善するヒントを得ることができます。
あなたの転職活動の一助になれば幸いです。
この記事を読むとわかること
SEは転職しやすいのかわかります。
SEの転職先の探し方と戦略がわかります。
SEから異業種に転職する方法がわかります。
社内SEの年収がわかります。
この記事の執筆者
ナース裕美の夫

20代にシステムエンジニアとして通信業界で7年間働くが、労働条件に疑問を持ち総合商社に転職。転職にて年収は2倍に。
保有資格は「Microsoft Certified Associate」(MCA ID:1016282)、「ITパスポート」(資格番号:第IPー2011ー04-08918号)。
現在はスタッフ1,200人規模の企業の採用担当。
『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。
自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。
SEは転職しやすい?

SEは転職しやすいのか?
答えはイエスです。
ここでは、IT業界、IT業界以外の異業種でのSEの転職しやすさをご説明します。
SEは転職しやすい?IT業界では
SEは体力と精神力、両方求められる職種です。
納期に間に合わせるために夜中まで作業したり、休日出勤あたりまえでミスも許されません。
そんな労働環境もあり、離職率はかなり高く、人手不足の企業が多いと言えます。
そのため、スキルがあるSEは必然的に売り手市場となっています。
SEとして、IT業界で上を目指していく人は、どんどんスキルアップして待遇の良い企業に転職することが可能なので、劣悪な環境で働いている人は、一度他の企業の求人をチェックしてみてください。
今の職場より労働環境がよく、給与などの待遇も良い転職先がある可能性が大きいです。
SEは転職しやすい?異業種では
SEと一言で言ってもプログラミング、システム開発、ネットワーク構築、システム保守など業務範囲は様々です。
でも異業種(IT業界以外)の転職市場では「SE」としてひとくくりにされている現状があります。
各企業の採用担当も「SEはIT全般に詳しい人で、システム関係の仕事はなんでもできる」的なイメージをもっています。
IT業界以外の企業の採用担当は具体的には以下のような感覚を持っていることが多いと言えます。
ITに強い人がほしいと考えている。
でも、どんなITスキルが自社に役立つかよくわからない。
SEならITに強いはずだから、採用したい。
こんなところです。
どこの企業でもシステム化が進んでいるため、システム会社に委託はしているものの、自社にシステムに精通している社員を置いておきたいと考えている企業が増えています。
そのため、ITに強い人を求めている企業に対して、SEとしてのスキルを全面的にアピールして転職活動を進めることで、面白いように内定がもらえるということになります。
SEが異業種でも転職しやすい理由

前述のとおり、SEはIT業界でも、異業種でも転職しやすいと言えますが、SEが転職しやすい理由を、採用担当の視点で深堀りしてご説明します。
人材が足りない
近年採用担当が感じていることは、慢性的に「人材が足りない」ということです。
さらにどこの企業・自治体でもIT化(今ではデジタル化)を進める流れは止まらず、ITに強い人材はIT業界だけでなく、異業種でも引く手あまたです。
私が採用担当をしている総合商社でもIT部門があるため、SE経験がある応募者は喉から手が出るほど欲しい人材となります。
そんな状況のなか、ITに強い人材はなかなか応募してこない現状があり、人材が足りないのです。
ITスキルがある人材は貴重
IT業界でも異業種でも、「システムを使って仕事をしない業務はない」と言ってもいいくらいIT化が進んでいます。
そのため、企業としては「新システムの導入」、「システム更新のための再構築」、「システム保守」を常に行う必要があり、これらを主導して進められる人材を常に求めています。
異業種の企業の場合、実際に作業するのは委託会社になりますが、委託会社との調整や、契約、システム仕様の検討などは、社内のスタッフが行う必要があり、ITスキルがないと務まりません。
実際私の勤めている企業でも、元SEが数十名おり、上記の業務にあたっています。
ITスキルがある人材は貴重なのです。
SEの転職先の探し方と戦略 ~異業種へ転職するには~

前述の通り、SEはそのスキルをアピールしていくことで、異業種での転職活動もかなり有利に進めることができ、条件の良い企業に転職することが可能です。
私が転職活動をしたときにも、
「IT業界以外の面接では、SEというネームバリューを使うことで、転職を有利に進められるのではないか」
と考えて転職活動を進めたところ、これが見事的中しました。
面接でITスキルをアピールすることで、多くの企業に「ITに強い人がほしいから是非うちで働いてほしい」と言ってもらえるようになったのです。
結局IT業界とは全く縁のない総合商社に転職を決めて、年収は2倍になり、深夜までの残業や休日出勤から解放されました。
では具体的にSEが有利に転職活動を進めるにはどうすればよいのかご説明します。
戦略(1)ITスキルが高い人材を求めている企業をリサーチする

まずは、ITスキルが高い人材を求めている企業の求人を探すことが先決です。
探す方法は企業のホームページで探す方法と転職サイトで探す方法の2種類です。
①企業のホームページで調べる
希望の業界が決まっている場合は、企業のホームページで直接調べる方法が効率的です。
まずは業界大手の企業のホームページを何社かチェックして、求められている人材がどんなものなのかリサーチします。
大手企業のホームページは求めている人材がストレートに記載されていることが多く、記載がなくても様々な記事からITに強い人材がその企業で求められているかどうか把握できることが多いと言えます。
そのため、まずはホームページをしっかりとチェックして、情報を見逃さないことが大切です。
企業のホームページを確認する際は、経営状況も確認しておきましょう。
過去数年の収益や純利益をチェックして、経営がうまくいっているかもチェックします。
②転職サイトで情報を集める
転職サイトに登録して、求人をリサーチします。
転職サイトはアドバイザーが求人紹介をしてくれる転職エージェントと、自分で求人を探す検索型の転職サイトがあります。
転職エージェントであれば、担当のアドバイザーがついて、企業がどんな人材を求めているかリサーチしてくれるので、ITに強い人材を求めている企業をピンポイントで紹介してくれます。
また、履歴書のチェックや面接対策もお願いできるので、ITスキルのアピールの方法も相談してみましょう。
転職エージェントは数が多いので、求人数が多く、第三者機関の調査で利用者満足度が高いものを選ぶことが大切です。
私が転職した時もいくつか転職サイトを利用しましたが、紹介してもらえる求人の質は各社でかなり差がありました。
SEとしてのITスキルを活かせば、高確率で年収を上げることができますし、ワークライフバランスを保てる職場に転職することも可能です。
どの転職サイトを利用しようか迷っている場合は、パソナキャリアをチェックしてみると良いです。
様々な転職サイトの中でも、パソナキャリアは年収アップできる職場を多く紹介してくれましたし、しっかり休日を取れる職場や、残業がほとんどない職場など、私の希望に沿った求人を紹介してくれました。
私も使った利用者満足度が高く求人の質が良い転職サイト
転職エージェントのおすすめは以下の記事を参考にしてくださいね。
戦略(2)面接時にITスキルをアピールする

ITに強い人を求めている企業が見つかったら、給与などの労働条件を比べて応募していきます。
面接では、ITスキルを十分にアピールできるように準備をしておきます。
今まで経験してきたプロジェクトなど、時系列でまとめておきましょう。
また、IT関連の資格を取得している場合は、しっかりとアピールします。
私は転職活動でITスキルを証明するために、マイクロソフトのIT資格(Microsoftの認定資格)と国家資格のITパスポートを取得しておきました。
ITパスポートは、SEとしての経験があれば参考書を一冊予習するだけで取得することができるので、おすすめです。
IT資格は面接で絶大な効果を発揮できるので、時間に余裕があれば取得しておくと転職を有利に進めることができます。
面接では、自分のITスキルが企業にどう貢献できるのかを具体的にアピールします。
私が面接で使っていたのは、「システム導入の際は、必要な機能や機器を取捨選択することで、導入費用を大幅に抑えることができます。」というフレーズでした。
これは1番面接受けが良かったのを覚えています。
他には「システムの簡易的な保守などは委託しなくても自分で行えるため、委託費も抑えられる可能性がある。」など、経営目線でアピールすることで、面接での評価をぐっと上げることができます。
面接官は、応募者を採用するメリットを具体的に想像できると、必ず採用に前向きになります。
ぜひあなたもご自身のスキルが企業にどう貢献できるのかを具体的にアピールして、面接を有利に進めてくださいね。
私の転職活動体験談
私はネットワーク構築がメインのSEでしたが、IT業界の過酷さにうんざりしていたため、全くITとは関係のない職場に転職しようと考えていました。
そして、IT業界以外の面接を受けるたびに「ITに強い人がほしかった」と絶賛されるものの、どんなスキルが職場で求められているのか逆に質問すると、あやふやな答えが返ってくることがほとんどでした。
そのため、面接ではあえてITの専門的な説明を交えながら、スキルをアピールすることで、面接官に「とにかく知識も経験もありそうだ。」と思わせることができます。
うまくこちらの土俵に引き込んでしまうのも面接を有利に進めるテクニックの1つです。
SEから異業種に転職する強み

SEはなんだかんだ事務スキルも高い
今や会議の資料や取引先の企業への提案資料なども全てPCで作成する時代です。
SEだからといってOfficeなどのツールが全て得意というわけではないですが、常にPCを駆使して仕事をしてきただけあって、様々なソフトもすぐにマスターできます。
とにかくPCの操作も早いですし、PCトラブルにも強いので、事務作業も楽勝です。
体験談
私はSEでしたが、ITとは全く関係のない総合商社に転職して働いています。
今まで経験したことのなかった仕事も多くありますが、事あるごとに自分のITスキルに助けられ、仕事をうまく進めることができています。
SE経験から得た仕事の組み立て方、ミスなく正確に業務を進める力、ITスキルは、どの業種でも通用します。
SEは社内システムにも強い
SEの知識があると、使ったことのない社内システムにもすぐ慣れることができます。
また、システムのトラブルがあった際も、なんとなく原因がわかったりします。
今や社内に各種システムを導入して業務を行っている企業がほとんどなので、システムに精通していることはかなりのアドバンテージとなり、仕事を進めるうえで有利に働きます。
体験談
私はIT業界以外に転職しましたが、最初に配属された部署は社内のシステム管理部門でした。
もともとネットワーク構築メインのスキルしかありませんでしたが、システム管理の仕事はそこまでマニアックな世界ではないので、すぐに覚えることができました。
他業界では、そこまで専門的なITスキルは求められないので、専門外のIT分野でも、ITの基本的知識やスキルで十分通用します。
ITの知識があるだけで一目おかれる
企業の役職クラスはITに興味がある人が多い印象があります。
わりと知識も豊富な人も多いですが、そんな人でもSEにはかないません。
社内で新しいシステムを導入する際などは、役職クラスが私に直接意見を聞きに来ることもあります。
また、社内のPCやシステムにトラブルがあると、元SEということでみんなに頼られます。
(実際開発者じゃないので原因がわからないことも多々ありますが。。)
そうこうしているうちに、元SEは職場で一目置かれる存在になることができます。
異業種への転職に成功するSEの特徴

ここでは、採用担当としての視点と、異業種への転職経験者として、異業種への転職に成功するSEの特徴をご説明します。
(1)3年以上のSE経験がある
異業種での採用選考では、ある程度の年数のSE経験があると、それだけで評価されます。
面接官はIT業界やIT技術に詳しくないため、応募者のITスキルについて評価するのが難しく、経験年数で評価する傾向があるのです。
実際習得が早い人は1年くらいでかなりのITスキルを身につけることもありますが、残念ながら異業種の面接官は正確にスキルを評価することができないのが現状です。
(2)IT資格を取得している
前述のとおり、異業種の面接官は応募者のITスキルを正確に評価することができません。
そのため、なんらかのITスキルを取得していると、かなり高い評価を得ることができます。
実際私が異業種へ転職した際も、そこまで難易度が高くない資格である「Microsoft Certified Associate」(MCA)を取得していることでも、選考で評価されました。
今から転職対策で取得するのであれば、私も取得したITパスポートがおすすめです。
国家資格であることで、面接での評価は絶大です。
(3)コミュニケーションスキルがある
コミュニケーションスキルがあるSEはどこの業界でも評価されます。
異業種では「SEは1人でもくもくと作業している人」というイメージもあるため、面接でコミュニケーションスキルがあることがわかると、かなり評価されます。
実際転職後の業務でも、
「ITスキルを使って顧客に提案する仕事」
「社内のシステムについて他部署と調整しながら構築する仕事」
など、コミュニケーションスキルを必要とする仕事が多いため、「ITスキル+コミュニケーションスキル」が高いSEはどこの企業でも転職することが可能です。
給与などの条件が良い大企業や、業績をぐんぐん伸ばしているベンチャー企業など、自分の好きな企業を選んで転職してみましょう。
SEが異業種へ転職するときの面接のポイント

ここからは、採用担当として、SEが異業種へ転職するときの面接のポイントをご説明します。
異業種の企業の面接では、IT業界に詳しくない面接官が大多数で、応募者がどの程度のITスキルがあるのかどうか、判断することが難しいのが現状です。
そのため、以下のポイントで面接の準備をしておけば、採用されることは難しくないでしょう。
(1)SEとしての経験をまとめておく
面接では、SEとしての経験を明確に説明できるようにまとめておきましょう。
主に、
「どんな業務に携わってきたのか」
「どんな技術を持っているのか」
「どんな資格を持っているのか」
「業務をするなかで苦労したこと」
「今までの成功体験」
これらを説明できるようにしておけばOKです。
(2)応用が利く人材であることをアピールする
異業種の企業へ転職する場合は、今までのSEとしての経験が全て役に立つとは限りません。
そのため、今まで経験したことだけでなく、様々なIT業務をこなすことができる応用力があることをアピールしておくことが大切です。
悪い例としては、
「私はプログラミングが得意なので、御社に入職後もプログラミング業務に携わりたいと考えています。」
などとアピールしてしまっては、プログラミング業務がない企業には採用されません。
良い例としては、
「私はプログラミングを得意としていますが、ITの基礎知識を活かしてそれ以外の業務にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。」
というアピールをすることで、IT全般に対応できる人材という評価をしてもらうことができます。
採用担当の視点で面接対策についてまとめた『面接で落ちる人の特徴教えます』の記事も参考にしてください。
SEが異業種へ転職するときの注意点

ここでは、SEが異業種へ転職するときの注意点をご説明します。
(1)経験を安売りしない
SEとしての経験は異業種でも貴重であり、SEは売り手市場です。
そのため、給与などの条件の良い企業にも転職することが可能です。
転職活動をする際には、多くの企業の労働条件を比較して、条件の良い職場のみ転職候補にいれるくらいで良いです。
けっして経験を安売りすることなく転職活動を進めてください。
(2)転職先を給与だけで決めない
SEとしての経験をアピールすれば、給与などの労働条件が良い企業に転職することが可能です。
しかし、転職先を労働条件だけで決めることは危険です。
異業種へ転職するということは、これまでとは全く異なる仕事をすることになるということです。
私もIT企業から総合商社へ転職して、今は採用担当をしています。
もともとITの仕事が好きなので、できればITの仕事に携わりたいのが本音ですが、部署異動があるため、それは叶いません。
転職後に本当に希望の働き方ができるのか、職場を選ぶ際には十分確認してから応募するように注意することが大切です。
社内SEの年収

転職する企業にもよりますが、社内SEの年収は高い傾向があります。
なぜかというと、社内SEを雇用しておける企業は経営にも余裕がある大手企業である場合が多いからです。
実際私も転職した際、最初はシステム管理部門に配属されて社内SEをしていましたが、初年度の年収は600万円(当時30歳)ほどでした。
今は部署異動して人事部門で働いていますが、年収は800万円(現在43歳)ほどです。
前述の通りSEは売り手市場なので、給与などの労働条件が良い企業を狙って転職することが可能です。
私が異業種へ転職する際に使った転職サイト
ここでは、私が異業種へ転職した際に利用した転職サイトを記載しておきます。
私が転職活動をした時は、複数の転職サイトの求人をじっくり比べながら条件の良い職場を精査していきました。
その結果、年収上げながら残業や休日出勤が少ない職場へ入職することができました。
SEは売り手市場です。
良い条件の職場をじっくり探してみてください。
(1)パソナキャリア

私がパソナキャリアを利用した理由は、顧客満足度調査の評価が高かったことと、高年収の求人が豊富だからです。(現在はオリコンの顧客満足度調査で総合1位を獲得しています。)
当時担当してくれた方は対応も良く、じっくり転職活動を進めたい私の希望に沿って求人を探してくれました。
また、SEのスキルが活かせる職場をピックアップして紹介してくれたのが良かった点です。
パソナキャリア登録ページ
(2)リクルートエージェント

私がリクルートエージェントを利用した理由は、求人数が10万件と豊富だったことと、転職と言えばリクルートというイメージがあったからです。
多くの求職者が利用していることもあり、他の求職者と差がつかないように登録しておきました。
求人数が多いだけあって様々な業界の求人をチェックすることができ、それぞれの業界の年収などの相場も把握することができたと言えます。
リクルートエージェント登録ページ
SEのための転職サイト(おまけ)~IT業界への転職~

異業種ではなく、
「SEとしてIT業界で上を目指したい」
「がっつり働いて年収を上げたい」
こんな人におすすめの転職サイトを記事にまとめましたので、参考にしてください。
IT業界から足を洗うのは正解か
ここでは、「IT業界から足を洗うのは正解か」考えていきましょう。
結論としては、それぞれ個々の事情によるというのが本音です。
IT業界といっても、様々な業務形態がありますが、業界自体の仕事が少なくなるということはまずないでしょう。
今後デジタル化は一層進みますし、国の補助金など大きなお金が流れています。
また、ブロックチェーンやメタバースなど、今までになかった技術も実用化されつつあります。
そのため、「IT業界で技術を研鑽して働いていくこと」も、「異業種でSEとしてのスキルや経験を活かしていくこと」も、どちらも正解と言えます。
あえて言うのであれば、年齢が上がっていった際に、現場での長時間の作業や、新しい技術を身につけていくことが難しくなることが予想されるため、管理職になるのか、経営側に回るのか、将来のキャリアプランは立てておいた方が良いでしょう。
それが、IT業界であっても、異業種であっても、大きな差はないと言えます。
第二新卒としてSEから転職するには
ここでは、第二新卒としてSEから転職することについて考えてみましょう。
第二新卒として転職するということは、SEとしての技術はまだまだ完全に身についていないとも言えます。
ただし、1~2年SEを経験しただけでも、一般のビジネスマンと比べると、ITスキルは高いレベルにあります。
そのため、そのITスキルを評価してくれる企業は必ずあります。
また、現場経験は少なくても、何かしらの資格を取得している人もいることでしょう。
それを存分にアピールすれば、異業種でも転職先を見つけるのは難しくないはずです。
ホームページでデジタル化をうたっている企業を探してピンポイントで応募するか、転職エージェントを利用して、担当のアドバイザーにスキルを評価してくれる企業を探してもらいましょう。
賢く求人を探すことで、良い条件で転職することも可能となります。
まとめ
・SEの離職率は高く人手不足の企業が多いため、SEは転職やすい
・スキルがあるSEは売り手市場
・SEは異業種に転職することで、年収を上げ労働環境を改善することができる
SEは転職しやすいのか、SEが異業種に転職する方法についてご説明しました。
あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。
職場や転職のトラブルの相談先
職場や転職のトラブルは、厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談することができます。
悩んだ際にはぜひ利用してください。
総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
執筆者情報:裕美の転職研究所
ナース裕美(緒方 裕美)
看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
ナース裕美の夫
スタッフ1,200人規模の企業の採用担当。
所在地
東京都
お問い合わせ
電話番号 | 042-508-2200 |
nursehirocom@yahoo.co.jp |
SNS
ナース裕美 | ナース裕美の夫 | |
ナース裕美 |
企業情報
D-U-N-S® Number | 680323163 |
D-U-N-S®Numberの用途・目的から探す : 東京商工リサーチ (tsr-net.co.jp)
事業内容
転職メディアの運営、転職・就職支援
執筆参考資料
雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)