転職ノウハウ

転職面接成功体験|採用のプロが転職面接での成功体験の答え方教えます

転職の面接で成功体験を聞かれたら

転職の面接で「成功体験」を聞かれたらどう答えればいい??
どんな成功体験を答えたら評価が上がる??

企業の採用担当の私がこんな疑問にお答えします。

面接での成功体験の答え方には以下のポイントがあります。

まずは結論から

成功までの過程を伝える

今後の展望を伝える

転職の面接で企業が「あなたの成功体験を教えてください」と質問する意図はいくつかあります。

そのため、その意図を理解したうえで、回答を準備しておけば評価を上げることができます。

また、成功体験が思いつかない場合でも、回答作成にはコツがあります。

この記事では、企業の採用担当の私が転職の面接での成功体験の答え方をご説明します。

あなたの転職活動の一助になれば幸いです。

この記事を読むとわかること

採用担当が面接で成功体験を質問する理由がわかります。

成功体験が思いつかない時の回答作成のポイントがわかります。

転職を成功させるための求人の探し方がわかります。

この記事の執筆者

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。

転職にて年収を2倍にした経験あり。

『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。

自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。

採用担当が転職面接で成功体験を質問する理由ってなに!?

転職面接で成功体験を質問する意図ってなに

企業が転職の面接で成功体験を質問する理由は、ただ「成果を知りたい」というわけではありません。

成功体験を聞くことで、人柄や仕事への取り組み方などを確認しています。

つまり、成功した経験があるからと言って、必ずしも高評価されて採用されるとは限らないのです。

成功体験は「成功」について答える質問ではありません。

面接官が知りたいのは、応募者がそこで何を考え、どう行動し、何を学んだか、苦労したこと、失敗したこと、それをどうリカバリーしたのか、その経験を今にどう活かしているのか、です。

それでは、具体的にどんなことを確認しているのかを詳しく解説します。

(1)価値観を確認したい

転職の面接で成功体験を質問する理由

何か大きな成果を上げたことを成功と捉える人がいる一方で、小さく数値もないような実績でも成功と捉えている人もいます。

成功体験に正解はありません。

そのため、面接では自分が思う成功を伝えれば問題ありません。

どんな実績を成功エピソードとしてとらえるのかどうかで、その人となりがわかります。

結果重視、人間関係重視、計画重視など、価値観は人それぞれです。

採用担当は応募者の価値観を知ることで、その人が自社で必要としている人材であるかを見極めます。

採用担当からのポイント

面接で伝える成功体験は、チームで勝ち取ったものや、人と関わりながら成功をつかんだものが面接受けが良いと言えます。

その成功体験のなかには、自分自身の役割や努力したこと、人との関わりのなかでどう成功に導いていったか、どんな計画で進めていったかなど、その成功体験を様々な角度から客観的に説明できると、より面接官に伝わりやすく、客観的に物事をとらえられる人物として評価が高くなります。

成功体験は面接官が深掘りして質問してきてもいいように、エピソードを整理しておくといいですね。

(2)スキルや実績を確認したい

転職の面接で成功体験を質問する理由

成功体験を聞くことで、その人のスキルとレベルを細かく知ることができます。

書類で「こんなスキルがあります」「こんな経験をしました」と記載してあったとしても、実際の実力を推し量るのは難しいです。

実際に成功体験を聞くことで、客観的にその人のレベルを把握することができるのです。

採用担当からのポイント

スキルをアピールするために、自分の持っているもの以上に背伸びをして成果をアピールする必要はありません。

経験年数や年齢に見合ったスキルというものがあるので、面接官も高望みはしていません。

そのため、持っているスキルが明確に分かりやすく伝わるように工夫すれば問題ありません。

採用側は今持っているスキルも重視しますが、応募者の将来性も含めて評価をしています。

今まで積み上げてきたスキルを十分に伝え、「これからどうスキルアップをしていきたいか」も併せて伝えると良いですね。

(3)成功へ向けての進め方を確認したい

転職の面接で成功体験を質問する理由

成功するためには初めに目標設定を行う必要があります。

その目標設定が数値としての結果なのか、他者からの評価なのか、仲間との協働なのか、設定方法は人それぞれです。

面接官は、その目標に向けての進め方や努力、工夫の仕方をチェックします。

応募者が成功に向けてのプロセスをどう歩んでいくのかを知ることで、その人の仕事の進め方を知ることができます。

「コツコツタイプなのか」、「斬新な工夫をするタイプなのか」、「1人で頑張るのか」、「周囲を巻き込むのか」どんなタイプであるかを知ることで、入社後の仕事に向いているのかどうかを判断する材料となります。

採用担当からのポイント

仕事の進め方は人それぞれです。

採用担当もどのタイプを特別評価するということはありません。

組織には様々なタイプの人材が必要だからです。

そのため、自己分析をしっかりして、自分の仕事の進め方を分かりやすく伝えられるようにしておけば問題ありません。

自分自身のことを客観的に分析・評価できていることが大切です。

(4)会社との相性を確認したい

転職の面接で成功体験を質問する理由

仕事は一人でするものではありません。

そのため、人との相性が重要となります。

相性は努力ではどうにもなりませんよね。

企業としても職場でうまく活躍でき、周囲と協調して仕事ができる人材を採用したいと考えています。

いくらスキルがあって、経験値が高くても、相性が合わなければ仕事もしづらいですし、良い結果を出すことはできません。

成功体験を質問することで、仕事への取り組み方や、応募者の価値観を知り、自社との相性を確認しています。

採用担当からのポイント

企業との相性はある意味、運や縁のようなものです。

そのため、不採用になっても、相性が合わなかっただけなので落ち込むことはありません。

でも、どうしても希望の企業に入職したい時は、その企業のホームページや転職サイトの情報を確認して、企業が求める人材像を把握しておくと良いです。

その人材像を元に成功体験を少しアレンジすることで、評価されるポイントをあらかじめ押さえておくことができます。

例えばリーダーシップを取れる人材を求めている企業には、自分がチームを先導して成功した体験を伝えたり、営業ができる人材を求めている企業には、他者へ交渉などをしながら成功に導いた体験を伝えるなど、方向性を合わせることで高評価をもらえることは間違いありません。

ぜひ試してみてくださいね。

転職の面接で答える「成功体験」が思いつかない時はどうすればいい?

転職の面接で答える「成功体験」が思いつかない時はどうすればいい?

成功体験と言っても思い浮かばない、特別な成果を上げたことがないし、自分一人で成功した経験もない…。

そんな風に考えている人も多いのではないでしょうか。

成功体験が思いつかなくても質問はされます。

そんな時、どうすればいいのかご説明します。

(1)一人の成果でなくてもいい

「成功体験」が思いつかない時

自分の成功体験が思いつかない。。という人も多いはずです。

ただ、自分一人で成果を上げている人は少ないとも言えます。

仕事は自分一人だけで進めるものでもないからです。

確かにチームリーダーをしている人は自分の成果になりがちです。

しかし、一緒に働くチームメンバーがいてこその成果です。

そのチームメンバーとして働いていたのであれば、それは自分の成果にもなるのです。

企業によっては協調性やチームワークを重視しているところもあります。

そんな企業では、一人ではなくチームとして多人数で協働して成果を上げられたことが評価されます。

チームでの成果の場合は、自分の立ち位置をはっきりとさせ、その役割をどのように完遂し、成功に貢献したのかを説明できるようにしておけば問題ありません。

採用担当からのポイント

今までの仕事の経験で、チームや人と関わりながら成功した体験は必ずあります。

目に見える大きな成果を上げたことだけでなく、目立たなくても価値のある仕事は山ほどあります。

そのため、普段の仕事を振り返れば必ず成功体験を思い出せるはずです。

「職場の同僚と協力して通常より大量の業務をこなすことができた」
「計画どおりに業務を完遂できた」
「他の部署やスタッフと協力しながら仕事を完了できた」

などなど、身の回りに成功体験は多くあります。

面接官は大きな仕事の成果ではなく、あなたの考え方、仕事への価値観、仕事の進め方などを把握したいので、自分だけの成果でなくても自信を持ってアピールしていきましょう。

(2)学んだことを話す

「成功体験」が思いつかない時

成功体験は、成功したかどうかにこだわる必要はありません。

自分がどのように関わり、その経験から何を学んだのかが大切なのです。

つまり、採用担当は実績そのものより、そこに至るまでの過程が重要であり、「問題が生じたときにどのように対処し、解決したのか」、「そこから成功に導くためにどう行動改革をしたのか」を知りたいのです。

成功という結果よりも、自分が何を考えて行動し、何を学んだかを話します。

そこから、主体性や問題解決能力を面接官が推測していきます。

採用担当からのポイント

採用担当として面接で応募者に成功体験を質問すると、成功の実績ばかりを話す人が多い傾向があります。

もちろん実績を出してこその仕事ですから、それも重要ですが、実績だけではなく応募者が成功へのプロセスのなかで何を考えて、何を学んだか、採用担当はこれを確認したいのです。

そのため、実績を伝えるとともに、仕事を進めるうえで学んだことや、スキルアップしたことなどを併せて伝えることで、その人となりが採用側に伝わり、評価に繋がることになります。

転職面接での成功体験の伝え方【ポイント】

転職面接での成功体験の伝え方【ポイント】

最後に面接での成功体験の伝え方のポイントをご説明します。

ちょっとしたポイントを押さえるだけで、面接官に「この応募者は一味違うな」と思わせることもできるので、ぜひチェックしてくださいね。

それでは詳しく解説していきます。

(1)まずは結論から

転職面接での成功体験の伝え方
まずは成功体験の結論から簡潔に伝えます。

成功の実績は「何を・どれだけ」成し遂げたのかを具体例・数字を使用してまとめると分かりやすいと言えます。

数値で表すことで結果に客観性を持たせることができます。

ダラダラと経過から話しをはじめると、「成功の部分はどこ?」「結局何が言いたいの?」「まとまっていない」と、せっかく実績があってもマイナス評価されてしまいます。

また、ビジネスシーンでは結論から話し始めるのが基本ですので、ビジネスマナーが身についているかどうかの評価にもなります。

最初に結論を話すことで、面接官が「これからどんな話を聞くのか」と、話を聞く準備をすることができます。

採用担当からのポイント

採用担当をしていると、面接で応募者の半分以上の人が結論から話さず、話を最後まで注意して聞かないと全体像がつかめないことが多いです。

そんななかで、結論から話して、話の流れをスムーズに伝えられる応募者がいると、確実に高評価をします。

採用担当も数百人の話を数日間続けて聞くので、まとまりのない話を長く話されると疲れてしまいます。

採用側の気持ちも想像して面接を受けると、「この応募者は他の人とは一味違うな」と思わせることも可能です。

(2)成功までの過程を伝える

転職面接での成功体験の伝え方
結論を話した後に、具体的な説明を行います。

話の基本としては5W1Hを意識して話すと、簡潔で分かりやすく説明することができます。(5W1H:いつ、どこで、誰が、何を、どうやって)

目標設定から、具体的な計画、実際の行動、失敗や挫折、それの克服方法、など、目標から成功までの過程を簡潔に説明していきます。

また、そのなかで自分が学んだこと、得たスキルも併せて伝えていきましょう。

(3)今後の展望を伝える

転職面接での成功体験の伝え方
成功体験を説明し終わったら、そこでの気づきや学び・経験を、企業でどのように活かしていけるのか、活かしていこうと思っているのかを説明します。

自分を採用することで企業側が得られるメリットについてプレゼンテーションをするのです。

成功してよかったです、嬉しかったです、で終わりではありません。

その成功を次につなげるように行動できる、ということが大切なんですね。

転職を成功させるための求人の探し方

転職を成功させるための求人の探し方

転職を成功させるためには、できるだけ多くの求人から希望に合う転職先を選択することと、自分を評価してくれる職場を見つけることが大切です。

そのためには、求人の相場を把握したうえで、転職サイトを有効活用することが必須となります。

その手順をご説明します。

(1)まずは求人の相場を把握する

転職サイトの賢い使い方

まずは希望する業界の大手企業のホームページをいくつかチェックしていきます。

複数の企業の給与などの労働条件や、仕事内容、求める人材像をチェックして様々な求人情報を見ていくと、だいたいの給与の相場や労働条件を把握することができます。

希望の転職条件に合う求人が見つかったら応募の準備をしていきましょう。

(2)様々な求人情報をチェックしてから転職エージェントを利用する

転職サイトの賢い使い方

ある程度給与などの相場を把握したら、転職エージェントに登録して担当のアドバイザーに希望に合う求人を紹介してもらいます。

転職エージェントは一般には公開していない「条件の良い非公開求人」を保有していますので、アドバイザーに希望の条件や持っているスキル、経験を伝えて、限定求人を紹介してもらいましょう。

また、あなたのスキルを評価してくれる企業を紹介してもらうことで、労働条件の向上が期待できます。

紹介してもらった求人は、あらかじめ調べておいた給与などの労働条件と比べて、納得のいくものであれば応募する旨をアドバイザーに伝えましょう。

選考の日程を調整してくれます。

転職エージェントは面接の対策も無料でおこなってくれるので、ぜひ活用したいですね。

転職エージェントのおすすめは以下の記事を参考にしてください。

転職が成功する人の特徴

転職が成功する人は、

「転職条件をはっきりさせて転職活動をしている」

「求人情報を集める努力を惜しまない」

「求人情報以外の職場情報も集めている]

など共通する特徴があります。

その特徴を念頭に置いて転職活動をするだけで、転職を成功させる確率を上げることができます。

採用担当としての視点で転職が成功する人の特徴を記事にまとめましたので参考にしてくださいね。

職場や転職のトラブルの相談先

職場や転職のトラブルは、厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談することができます。

悩んだ際にはぜひ利用してください。

総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

転職面接での成功体験の答え方【まとめ】

・成功体験を質問する意図は、成功したことを知りたいのではなく、その人の人間性や価値観を知るために質問する。

・自分一人で成功する、ということは少ない。成功体験がない、と思っている人は、何かしら成功のための一員として働いた、ということをアピールするとよい。

・面接では結論から伝え、5W1Hを意識して話をすすめる。そして最後に今後の展望について話し、自分を採用することのメリットをアピールする。

転職の面接での成功体験の答え方をご説明しました。

あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。

執筆者情報:裕美の転職研究所

ナース裕美(緒方 裕美)

看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。

ナース裕美の夫

スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。

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執筆参考資料

厚生労働統計一覧|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

経済財政政策 – 内閣府 (cao.go.jp)

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ナース裕美写真
大学病院にて眼科、ICUに看護師として11年勤務した後独立。現在はキャリアアドバイザー、転職メディア運営、メディカルライターとして活動。 企業の採用担当として働く夫とともに、転職を成功させるためのノウハウを発信しています。 看護師としての視点、採用側の視点両面から考え、転職に役立つ記事作成をしています。 ★保有資格「看護師免許」「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
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企業の採用担当、転職サイト評論家
運営者:ナース裕美の夫
ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。転職サイト評論家。 『ラーメンを食べに行けば転職は成功する』(Kindle)著者。 転職にて年収を300万円⇒800万円に上げた経験がある。 自身の転職経験と採用担当としての知識を活かして記事作成に携わっています。 ★保有資格 「Microsoft Certified Associate」ID:1016282 「ITパスポート」資格番号:第IPー2011ー04-08918号
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