
30代はどんな転職サイトを選んだらいい??
30代が使った方がいいおすすめの転職サイトってどれ??
そんな疑問にお答えします。
結論、30代は選ぶ転職サイトによって、給与などの転職条件が大きく変わってしまうことがあります。
なので、今まで養ってきたスキルや経験を評価してくれる企業の求人を見つけることができる転職サイトを選ぶことが大切です。
ぜひ、あなたの経験値を安売りせず、存分に活かして転職先を選んでみてください。
そうすれば必ず良い転職先が見つかります。
この記事では、30代が使った方がいいおすすめ転職サイトについてご説明します。
あなたの転職活動の一助になれば幸いです。
※この記事でご紹介する転職サイトは、登録や利用が完全無料のものに絞っています。
また、利用者満足度が低いサイトは掲載していません。
この記事を読むとわかること
30代が使った方がいい転職サイトがわかります。
転職サイトと転職エージェントの違いがわかります。
転職サイトと転職エージェント、それぞれのメリット・デメリットがわかります。
「検索型の転職サイト」と「転職エージェント」の違い
転職サイトは自分で求人を探す「検索型の転職サイト」とアドバイザーが求人紹介をしてくれる「転職エージェント」があります。
「検索型の転職サイト」は、自分で求人を探して応募できるため、気軽に転職をしたい人におすすめです。
「転職エージェント」は、担当のアドバイザーがついて、希望に合う求人を探してくれ、履歴書のチェックや面接対策もお願いできるので、転職に慣れていない人におすすめです。
どちらかあなたに合うものを利用すれば問題ありませんが、「検索型の転職サイト」と「転職エージェント」を両方組み合わせて使うと、より効率よく求人情報を集めることができます。
この記事の執筆者
ナース裕美(緒方裕美)
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看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務後独立。現在はキャリアアドバイザーとして活動中。
保有資格は「看護師免許」、「職業紹介責任者(番号:001-220124001-05302)」
『ナース裕美の看護師転職サイト早わかり解説』(Kindle)著者。
看護師としての視点から、転職に役立つ記事作成をしています。
当メディアは厚生労働省が規定している職業紹介責任者が監修しています。
- 30代向けの転職サイトおすすめ1)パソナキャリア
- 30代向けの転職サイトおすすめ2)DODA(デューダ)
- 30代向けの転職サイトおすすめ3)リクルートエージェント
- 30代向けの転職サイトおすすめ4)リクルートダイレクトスカウト
- 30代向けの転職サイトおすすめ5)マイナビ転職
- 転職サイト(転職エージェント)の利用の流れ
- 自分で求人を探したい人のための検索型の転職サイト
- 30代はどうやって転職サイトを選べばいいのか
- 30代の転職の進め方
- 30代が大手企業に転職するのは難しいのか
- 転職エージェント、検索型の転職サイト、それぞれのメリット・デメリット
- 転職サイト、転職エージェントは無料で利用できる
- 転職サイトのトラブルの相談先
- 30代が使った方がいい転職サイトの選び方【まとめ】
30代向けの転職サイトおすすめ1)パソナキャリア

オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」総合1位(2019〜2021)
転職者の年収アップ率67.1%
書類添削、面接対策、調整・交渉をサポート
各業界・職種に特化した専門のコンサルタントがいる
ハイクラス・ハイキャリアのサービスがあり、年収UPが望める
ハイクラス求人に特化した専任のコンサルタントがサポート
ハイクラスのスカウトサービスあり
企業から報酬を得ているため利用者は最後まで無料
おすすめの理由
パソナキャリアは求人数50,000件以上の転職エージェントです。
オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」で総合1位を取っており、転職者の年収アップ率67.1%の優秀なエージェントです。
各業界・職種に特化した専門のコンサルタントがいるため、今までの経験値やスキルを正確に評価して、求人を探してくれます。
また、ハイクラスの求人を多く扱っているため、経験値の高い30代に最適な転職エージェントと言えます。
私が利用したときは条件の良い求人を紹介してくれました。
他サイトと差別化を図っている点
各業界・業種に特化したコンサルタントを選択できる
30代に適したハイクラス求人を保有している
30代が使った方がいい理由
ハイクラス・ハイキャリアの転職エージェントサービスがある
ハイクラスのスカウトサービスがある
30代に向けた転職コラムあり
おすすめの人
顧客満足度が高い転職エージェントを利用したい人
年収UPを希望する人
ハイクラスの求人を求めている人
パソナキャリアの評判や口コミは『パソナキャリアの評判口コミ調べました』の記事も参考にしてください。
30代向けの転職サイトおすすめ2)DODA(デューダ)

転職者満足度No.1(電通バズリサーチ調べ)
取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人
様々な条件で求人を調べられる
企業から報酬を得ているため利用者は最後まで無料
おすすめの理由
DODAは自分で検索して求人を探せる機能と、アドバイザーに求人を紹介してもらう機能を両方使うことができる転職エージェントです。
求人数は約13万4千件(非公開求人含む)と業界トップクラスの保有数で、転職者満足度No1にも選ばれている人気のサイトです。
転職のプロが希望に合った求人の紹介、企業へのエントリー、面接日程の調整など内定までをサポートしてくれ、スカウトサービスを利用することで、企業から直接オファーが届く機能もあります。
人事担当者をひきつける履歴書・職務経歴書の書き方のサポートなどもあるため、30代の経験値をしっかりとアピールして、条件の良い転職をすることができます。
他サイトと差別化を図っている点
自分で求人を検索して応募できる機能とアドバイザーからの求人紹介機能がある
女性のための転職・求人情報がある。
アプリで気軽に転職活動ができる。
30代が使った方がいい理由
非公開を含む求人数が多い
スカウトサービスがある
適正年収査定ができる
おすすめの人
多くの非公開求人を紹介してほしい人
スカウトを受けたい人
自分でも検索したいけど、エージェントのサポートも欲しい人
DODAの評判や口コミは『DODAの評判口コミ調べました』の記事も参考にしてください。
30代向けの転職サイトおすすめ3)リクルートエージェント

転職支援実績数NO.1(厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)2020年6月時点)
勤務地、業界、職種、キーワードから求人検索可能
ハイクラスの転職・高年収領域専門の転職支援サービスあり
年収800万円以上のハイクラスの求人を紹介
企業から報酬を得ているため利用者は最後まで無料
おすすめの理由
リクルートエージェントは非公開求人数約10万件の転職エージェントです。
転職支援実績数NO.1のサービスになり、幅広い求人を網羅しています。
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーが書類添削や面接対策を行ってくれ、企業の情報提供などのサポートも充実しています。
経験値の高い30代は、リクルートエージェントのように多くの求人を保有している転職エージェントを利用することで、より良い条件で転職を決めることができます。
他サイトと差別化を図っている点
非公開求人数が多い。
転職支援サービス申し込み時の記載情報が少ないので、登録が楽
30代が使った方がいい理由
非公開求人が多い
ハイクラスの転職・高年収領域の転職支援あり
おすすめの人
転職支援実績のよい転職エージェントを利用したい人
多くの非公開求人から選択したい人
年収UPを希望する人
30代向けの転職サイトおすすめ4)リクルートダイレクトスカウト

【公式サイト】リクルートダイレクトスカウト(登録・利用無料)
リクルートのハイクラス転職サイト
無料登録することで非公開求人の案内、スカウトが受けられる。
登録後スカウトを待つだけ。ヘッドハンターが求人を探して提案
求人数約74000件(公開されているもの)
年収800万〜2000万の案件多数
登録や利用は完全無料
おすすめの理由
リクルートダイレクトスカウトは登録後スカウトを待つだけというリクルートが運営しているヘッドハンティングのサービスです。
同じヘッドハンティングサービスのビズリーチなどの有料サービスとは異なり、登録や利用は完全無料です。
求人数も多く、年収800万〜2000万の案件もあるため、他の転職サイトと併用してスカウトを待つのがおすすめです。
年収UPをしたい人は登録してみるといいですね。
他サイトと差別化を図っている点
ヘッドハンターによる求人の提案
直接スカウトあり
ハイクラス求人多数
30代が使った方がいい理由
ハイクラスの求人が多い
年収UPが期待できる
ヘッドハンターが自分に合う求人を探してくれる
おすすめの人
年収UPを希望する人
忙しい人(登録後スカウトを待つだけでOK)
30代向けの転職サイトおすすめ5)マイナビ転職

求人検索は、勤務地、業界、職種、詳細条件、働き方、興味から検索可能。
会員登録で適性診断ができ、自分の強みが分かり、自分に合う仕事を探せる。
企業から報酬を得ているため利用者は最後まで無料。
おすすめの理由
マイナビ転職は自分で検索して求人を探せる機能と、アドバイザーに求人を紹介してもらう機能を両方使うことができる転職エージェントです。
求人は毎週火・金に新着の更新があります。
求人検索は、勤務地、業界、職種、詳細条件、働き方、興味などから検索可能です。
WEB履歴書を無料で添削してくれ、採用される確率を上げてくれます。
他サイトと差別化を図っている点
適性診断で仕事の適性を判断、その結果をもとに求人を探すことができる。
キャリアパートナー登録をすることで専属スタッフが転職をサポート。
30代が使った方がいい理由
マイナビ独自の求人が多い
U・Iターン転職情報がある
スカウトサービスがある
おすすめの人
スカウトサービスを受けたい人
Uターン、Iターンを検討している人
転職サイト(転職エージェント)の利用の流れ

(1)登録
サイトの専用ページで必要事項を入力します。
プロフィールなどの入力と職務経歴書を提出すると登録完了です。
(2)求人を紹介してもらう
登録した内容に沿って、求人を複数紹介してくれます。
希望に合わない場合は何度でも他の求人を探してくれます。
(3)面接の予定を調整してもらう
希望の求人が見つかったら、アドバイザーが面接の予定を調整してくれ、企業にあなたを推薦してくれます。
履歴書の添削や面接対策もお願いすることができます。
(4)職場と入職手続き
面接を受けて内定がもらえたら、アドバイザーが企業へ入職手続きをしてくれます。
自分で求人を探したい人のための検索型の転職サイト

ここからは、自分で求人を探して応募したい人のための、検索型の転職サイトをご紹介します。
(1)リクナビNEXT

実際に転職した人の約8割がリクナビNEXTを利用
リクナビNEXTだけの限定求人が約85%
スカウト登録することで、企業や転職エージェントから直接オファーが届く
希望の条件で自分で求人を探せる
企業から報酬を得ているため利用者は最後まで無料
私がリクナビNEXTを使った時の感想
求人数が多い
様々な条件で求人を探せて便利
求人数が多くて迷った
条件の良い求人を見つけることができた
リクナビNEXTの特徴
リクナビNEXTは㈱リクルートが運営する検索型の転職サイトです。
転職エージェントではないので、アドバイザーからの求人紹介はありませんが、自分で気軽に転職活動をしたい人におすすめです。
求人数が5万件以上と多数で、毎週3千件以上の新着求人が更新されます。
検索型の転職サイトですが、登録情報をAIが分析し、自分にぴったりの求人をおすすめしてくれ、気になる企業を登録しておけば、企業側から連絡が来ることもあります。
サイト内には、転職に役立つ情報が満載で、転職活動への疑問を解決することができます。
また、会員登録して「グッドポイント診断」を受けることで、自分の強みを分析することができる機能もついています。
診断結果を応募時に添付することができるため、自分の強みを効果的に企業に伝えることが可能となり、採用される確率が上がります。
他サイトと差別化を図っている点
自分の強みを見つけるための「グッドポイント診断」を受けられる。
グッドポイント診断の結果を応募時、企業に添付できる。
登録することで、企業から直接オファーが届くこともある。
30代が使った方がいい理由
企業から直接オファーが来る
求人数が多い
自分のスキルから求人が探せる
おすすめの人
自分で求人を探して応募したい人
気軽に転職活動をしたい人
自分のスキルを把握している人
直接オファーを待っている人
(2)Indeed

求人数約15万件、世界NO.1の求人検索エンジン(総閲覧数2017.3)。
日本国内以外の求人も探せる。
google、Apple、Facebook、LINEでログインが可能。
無料でプロフィール・履歴書を登録できる。
Indeedの特徴
Indeedは、求人数約15万件と圧倒的な数を保有しており、日本国内以外の求人も探すことができる検索型の転職サイトです。
サイト内には企業口コミが掲載されており、ログインで無料検索が可能です。
また、職種別に年収・給与情報、勤務地、職種、雇用形態から検索が可能です。
サイトは極シンプルで転職ノウハウのコラムやお役立ち情報等はなく、求人のみに力を入れている気合を感じます。
他サイトと差別化を図っている点
サイト内に無駄な情報がなく見やすい。
日本以外の求人を探すことができる。
オンラインイベント開催あり。
30代が使った方がいい理由
幅広い求人がある
海外の求人も探せる
働き方から求人を探せる
おすすめの人
海外進出を考えている人
正社員以外の求人を探している人
30代はどうやって転職サイトを選べばいいのか

30代は今までの経験やスキルが高く評価されることも多く、企業とのマッチング次第では想像以上の条件で転職することもできます。
そのためには、多くの求人情報から自分の経験やスキルを求めている企業を見つける必要があります。
転職サイトは様々なものがあり、若手の求人に強いもの、ハイクラスの求人に強いものなど、それぞれの強みも特徴も異なります。
なので、
「1つの転職サイトにこだわらない」
「ハイクラスの求人を紹介してくれる転職エージェントやヘッドハンティングサービスを利用する」
これを基準に転職サイトを選び、自分自身を安売りしないように転職活動を進めることが大切です。
30代の転職の進め方

ここでは、採用担当が考える30代の転職の進め方をご説明します。
(1)まずは経歴の整理をする
30代で転職する際は、今までの経歴の整理をすることが大切です。
「どんな業界のどんな会社でどんな仕事を何年経験してきたか」
「業務にはどんなポジションで関わってきたか」
「そこでどんなスキルが身に付いたか」
「キャリアのビジョンはあるか」
などをまとめて、具体化しておきます。
また、資格を持っていれば、それも強みになります。
(2)求人は転職エージェントで探すと良い
経歴の整理ができたら、求人を探していきます。
希望の業界が決まっているのであれば、企業のホームページをチェックして求人を探すのも良いですが、掲載されているのは新卒の求人が多いため、転職サイトを利用する方が良い求人を見つけることができます。
また、30代は自分で求人を検索する転職サイトより、求人を紹介してくれる転職エージェントの方が、自分の経験やスキルを評価していくれる企業をピンポイントで紹介してくれるため、より良い条件で転職することが可能です。
転職エージェントの担当アドバイザーには、整理しておいた経歴やスキルをしっかり伝えて、最適な求人を紹介してもらいましょう。
紹介される求人は、転職エージェントのアドバイザーのスキルにも左右されるので、いくつかの転職エージェントを併用して、求人を比べていくと良いですね。
(3)面接では企業に対して貢献できることをアピールする
30代は面接で自分の経験やスキルを使って、入職後に企業に対して貢献できることを具体的にアピールします。
例えば私が転職したときは面接で「私を採用してもらえれば、システムエンジニアとしての知識を活かして、御社のシステムを分析し、新しいシステムの導入経費を数千万は削減することができます。」とアピールして、内定をもらうことができました。
このように具体的にアピールするには、企業のリサーチも十分に行う必要があります。
応募する企業では、
「どんな業務があるのか」
「どのような方針を持っているのか」
「これから伸ばしたいプロジェクトはあるのか」
など、自分の経験やスキルがどう活かせるかを模索していきます。
もし、現職が忙しくて企業のリサーチに手が回らなければ、転職エージェントのアドバイザーにリサーチを任せるのも良い方法です。
しっかりと今までの経験やスキルを評価してもらえるように準備して臨みましょう。
これを行っておくことで、より良い条件で転職することが可能となります。
30代が大手企業に転職するのは難しいのか

30代が大手企業に転職するのは難しいのでしょうか。
結論、大手企業も中小企業も転職の難易度はそこまで変わりません。
それよりは、大手、中小関係なく、
「給与などの条件が良い企業」
「業績を伸ばしている企業」
「最近知名度が上がっている企業」
には、応募者が多くなる傾向があり、競争率が高くなると言えます。
なので、転職を希望する企業が大手でも、自信を持って今までの経験・スキルをアピールすれば、転職するのが難しいということはないでしょう。
競争率が高い企業へ応募する際は、企業リサーチを念入りに行い、その企業でなければならない理由を具体的に説明できるようにしておくことで、他の応募者に差をつけることができます。
採用担当としても、準備を怠らず、面接対策をしっかりしている人は、面接するとすぐわかるものです。
ぜひ、他の応募者よりも「この職場でどうしても働きたい」という熱意を感じてもらえるようにしっかりと準備して内定を勝ち取ってくださいね。
転職エージェント、検索型の転職サイト、それぞれのメリット・デメリット

ここからは、転職エージェントと、検索型の転職サイトどちらを利用した方がいいか迷っている人へ、転職エージェントと検索型の転職サイト、それぞれのメリット・デメリットをご説明します。
転職サイト選びの参考にしてくださいね。
転職エージェントのメリット
(1)プロのサポートが得られる
転職エージェントに登録すると専任のアドバイザーがつきます。
アドバイザーは転職のプロですので、転職活動において最大の味方となります。
自分の希望に合う求人の紹介から、提出書類の添削、面接対策、内定後の条件交渉などをサポートしてくれます。
また、各業界や企業についての情報も多く保有しているため、転職に必要な情報を十分に得ることが可能です。
転職活動は自分一人で進めなければならないことが多く、選択に迷うタイミングや悩みがあるときになかなか相談できる人がいないと言えます。
転職エージェントに登録していれば、担当のアドバイザーに相談することができるので、利用しないのはもったいないですね。
転職エージェントは求人を載せている企業から報酬を得ているため、利用者は最後まで無料で利用できます。
(2)条件の良い非公開求人を紹介してくれる
転職エージェントでは一般に公開していない求人情報(非公開求人)を数多く保有しているので、登録をすることで、自分だけでは見つけることのできない条件のいい求人を紹介してもらうことができます。
検索型の転職サイトには掲載されていない求人のなかから自分に合った求人を探すことができるので、検索型と併用して転職エージェントを利用することをおすすめします。
【なぜ企業は求人を転職エージェントに非公開求人として載せるのか】
人気があって条件の良い企業の求人は、一般公開すると応募の数が多すぎて採用担当者が対応できなくなることが、非公開求人とする主な理由です。
また、特別なスキルを持っている人材を探している場合も転職エージェントに求人を載せます。
転職エージェントに求人を載せれば、アドバイザーがその求人にマッチする登録者をピンポイントで企業に紹介するため、企業の採用担当としても手間が省けるうえに、希望の条件の人材を採用することができるというわけです。
(3)効率良く転職できる
アドバイザーは求職者の経歴・スキル、希望条件や将来的なビジョンを聞き取りします。
そして、企業側の求める人物像や求める経歴・スキルなどの情報を把握しています。
双方の情報を把握しているからこそ、求職者に最適な求人を紹介することができ、入職後のミスマッチも防ぐことができます。
また、選考の日程調整や内定後の条件交渉などもアドバイザーが代行してくれるので、現職で働きながら転職活動する人にとっては、かなりの負担軽減となるでしょう。
そして、その浮いた時間に面接対策や企業リサーチを入念におこなえば、ライバルに差をつけることも可能です。
転職エージェントを賢く利用して、効率の良い転職活動をしてくださいね。
転職エージェントのデメリット
(1)すぐに応募できない

転職エージェントに登録すると、担当のアドバイザーから連絡があり希望の転職条件や経歴、スキルのヒアリングがあります。
その後、アドバイザーがヒアリングをもとに求人を探し始めるので、検索型の転職サイトのように、「思い立ったらすぐに求人を探して応募できる」というものではありません。
また、求人はアドバイザーからの紹介、という形になるため、自分ですぐに求人情報を探すことはできません。
(2)アドバイザーとの連絡が面倒
前述のとおり初回ヒアリングをするために、アドバイザーから連絡がきます。
また、求人を紹介する際にもメールや電話でのやり取りが続きます。
現職で仕事をしながら転職活動をしていると、なかなか仕事中にメールや電話をすることは難しいでしょう。
だんだんと連絡が面倒になってきてしまう、ということもあります。
アドバイザーからの電話連絡が苦手な人は、メールやLINEでのやり取りを希望しましょう。
パソナキャリアであればLINEでのやり取りも可能です。
また、満足のいく転職をするためにも、アドバイザーとうまく付き合っていくことが大切です。
アドバイザーとの信頼関係を作って、条件の良い求人を優先的に紹介してもらいましょう。
短い付き合いですが、アドバイザーも人間です。
良い関係を作れば心強い味方になってくれるはずです。
(3)転職エージェントにも当たりはずれがある
数ある転職エージェントの中には成功報酬の高い求人を紹介したり、求職者のキャリアにマッチしていない求人を紹介したり、内定が取れたら入職を焦らせたり、と「ハズレ」と思えるような対応をするエージェントもあります。
これらはすべてのエージェントに当てはまるわけではありません。
アドバイザーとの相性もあるでしょう。
ハズレを引かないためにも、転職エージェントは利用者満足度が高いものを選ぶと良いですね。
検索型の転職サイトのメリット
(1)効率良く自分のペースで求人を探せる

検索型の転職サイトは、膨大な求人情報を希望の条件で効率良く探すことができます。
また、サイト内で求人探しから応募までを自分で行うことができます。
転職エージェントのように担当者とやり取りをする必要もないため、自分のペースで転職活動を進めることができるメリットがあります。
また、登録をしなくても求人が探せるため「今すぐ転職したいわけではないけど、どんな求人があるか見てみたい」「ゆっくり自分のペースで転職活動をすすめたい」という人に向いています。
また、転職サイトによっては登録した経歴書をみた企業から直接オファーが届く、ヘッドハンティング・スカウトが行われているものもありますので、上手に活用したいものです。
(2)自分で求人を探せる
検索型の転職サイトでは、希望する勤務地・業界・職種などの条件から自分で求人を探して応募することが可能です。
多くの転職サイトは、条件を詳しく絞り込めるようになっているので、自分の希望に合った求人を探すことができます。
応募も、転職サイトに登録した経歴書を利用して応募することが可能なことが多いため、面倒な履歴書の作成の手間が省けて、時間の節約にもなります。
(3)詳しい職場情報が手に入る

検索型の転職サイトは気になる求人の労働条件や仕事内容、求めている経験や能力まで、詳しい情報がまとめてあるのですぐに確認することができます。
例えば、企業のホームページから直接応募する場合、それぞれの企業のサイトはページの構成もレイアウトも違うためリサーチするのも一苦労です。
また、最悪リサーチしても詳しい情報が見つからないこともあります。
なので、経費をかけて情報を集めている転職サイトを使わないのはもったいないですね。
(転職サイトは求人を載せている企業から報酬を得ているため、利用者は最後まで無料で利用できます。)
検索型の転職サイトのデメリット
非公開求人がない

検索型の転職サイトは登録をしなくても求人が探せるため、非公開求人というものはありません。
それに比べて転職エージェントは、利用者のスキルや経験を見ながら条件の良い非公開求人を紹介してくれます。
検索型の転職サイトは気軽に利用できる反面、非公開求人がないというデメリットがあるので、検索型の転職サイトと転職エージェントをうまく併用して利用すると良いですね。
転職サイト、転職エージェントは無料で利用できる

職業安定法で転職サイトや転職エージェントは求職者(利用者)から手数料を取ってはならないとしています。(ヘッドハンティングのビズリーチなどの有料サービスはあります。)
なので、この記事でご紹介した転職サイト、転職エージェントは全て無料で利用できます。
※転職サイトが利用者からお金を請求するのは違法です。
職業安定法
(手数料)
第三十二条の三 第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。
一 職業紹介に通常必要となる経費等を勘案して厚生労働省令で定める種類及び額の手数料を徴収する場合
二 あらかじめ厚生労働大臣に届け出た手数料表(手数料の種類、額その他手数料に関する事項を定めた表をいう。)に基づき手数料を徴収する場合
② 有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
③ 省略
④ 省略
参考リンク
転職サイトのトラブルの相談先
転職サイトのトラブルは、厚生労働省の総合労働相談コーナーに相談することができます。
悩んだ際にはぜひ利用してください。
総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
30代が使った方がいい転職サイトの選び方【まとめ】
・30代は自分のスキルや経験を評価してくれる転職エージェントを使うのがおすすめ
・30代はしっかり評価してくれる企業へ転職することで給与などの労働条件を向上させることができる
・転職エージェントやヘッドハンティングサービスを併用すると良い求人を探すことができる
30代が使った方がいい転職サイトについてご説明しました。
あなたの転職が本当に満足いくものになるように願っています。
執筆者情報:裕美の転職研究所
ナース裕美(緒方 裕美)
看護師。大学病院にて眼科、ICUに11年勤務。今はフリーランス。
ナース裕美の夫
スタッフ1200人規模の企業の採用担当。キャリアアップ研修講師。
所在地
東京都
お問い合わせ
電話番号:042-508-2200
Email:nursehirocom@yahoo.co.jp
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企業情報
D-U-N-S® Number:680323163
D-U-N-S®Numberの用途・目的から探す : 東京商工リサーチ (tsr-net.co.jp)